2005年♦2月

詳細分析は[会員閲覧情報]記載


2005年♦1月
2004年♦12月11月10月9月8月

2005/02/28

ガソリン

強気の買玉は降りてしまっている。踏みは当然出ているが、例の理由が効いているのか、新規には買えない人気です。しかし、目先筋は先限に買いを入れている。これからは、3/16日のOPEC総会を睨んで、展開を予測する段階にきている。買方としては、3月中旬には押している方が望ましいこともあり、一旦は深押しも考えられる。だが、売込みが厳しい場合は値動きも違ってくると思われ、そのことも念等に置きたい。いずれにしろ、指定限月は買い玉維持だ。突っ込みは買い増し。

白金

小確りの引けだが、商社は売っている。取組みに変化は観られず、様子見。

コーン

海外高を受け、ストップ高のまま引けた。この急騰を南米の旱魃懸念とCFTC売り過ぎを咎めての踏み上げと捉えている。ファンドはトレンドフォロー指向なので売り過ぎてしまう事がある。反対に専業筋は買いの姿勢であったのだが、今 逆の形になりつつある。日柄は未だ、もう少しだが、そろそろ様子を観て斥候に極少量の売玉を仕込む頃になってきた。ファンドの買い姿勢を確認しながらの仕込みだ。勿論、自己玉の変化は見落とせない。

ガソリン

戻り新値を付けてからは、しゃにむに、売り方の踏みをとりに来ている相場だ。又、ファンドの煽りが効いていて押し目なしの相場になっている。押し目を買おうとしても買うことが出来ない買方は利食いしてしまい、天井を売ることを考えている。果たしてそうだろうか。今までのこの相場を滅多にない相場とも言っているし、5・10年に一度とも言っている。確かにNY54ドルには敬意を表す、東工もご威光には一旦、敬意を表す値動きをすると捉えている。だが、しかしだ。突っ込みの後の相場は大変な見物となる相場が展開されると予測している。詳細は会員欄。


2005/02/25

ガソリン

高寄りし、まもなく押し目をつくるが引けに掛けて堅調に引けた。確りの納会だったことで基調は強い。その上、自己玉も改善した。ファンドは此処で買玉を増した。新高値に対し、強気も付いていくのが難しいが、この水準からの一段上は行き過ぎと考えている。突然の大下げを予測し、若干は利食いを入れる「高値買玉落とし」。尚、その上になると、5月限は一代の新高値になってしまうので、その前の調整安が考えられ、それを待つしかない。調整安は深いと予測している。しかし、突っ込みは買いしかない。

コーン

戻り新高値だが、ファンドの踏みと買い付き玉に売り方が玉負けしている状態だ。天候も絡んでいるので、日柄で調整するしかない。まだ売るには若干早いのではと観測。現業筋も少しづつ、売り始めているが様子見。

ガソリン

今、去年の10月末の天井が視界に入ってきている。このところ、伏線の解説もしたし、罫線の右にタワー「塔」が建つとも記述した。(地方の方は東京タワーをイメージしてください)そして、2/4日に底を打つコツンを聞いた気がすると記してから後は大幅高騰になり値の位置を変えている。やはり、今になって後付けの理由が説明されて来ている。こうなると踏み・両建・新規買いが殺到している。そこで、この水準で、新しい取組が必要になってくる。次に上下の波乱を繰り返し、新しい売り込みを誘うことになる。そして、次第に下値を切り上げる順番だ。しかし、この予測も当会の基本の根幹(理外の理)論があってこそだ。


2005/02/24

ガソリン

前場ストップ高を付け、下押すもストップ高、終始強基調で引ける。一般筋の買い付きが目立つ値動きだった。恐くて手が出ない筋が、強い地合いに堪らず買ってきた。その為に自己玉は買い減少となった、これで上げ幅を抑えてしまうことになる。原油も商社は売り上がっているので、慌てて買い付くこともない。振るい落としを買う体制で良い。大天井に向かうには、まだ早すぎると予測する。機が熟していない。需給逼迫の時が大天井と観測している。買玉維持のまま、突っ込みを買う。

コーン

一進一退の動きになって来ている。海外からの売玉がでていることもあり、徐々に売る場面が近づいてきている。CFTCのファンドも売玉を踏んでいるので、一定の日柄の後、少量の売りを建てて様子を見る。自己玉の変化に敏感に対応すれば良い。

ゴム

基調の変化を感じた途端に上伸した。商社○○も買った。様子見。


2005/02/23

ゴム

久しぶりの書き込みです。在庫事情といつもの負けファンドが邪魔をして様子見でしたが、今日の手口に変化があります。丸紅の買玉です。基調の変化に注目。

ガソリン

東工原油の罫線日足を見て下さい。遂に、去年の10月高値を上抜いています。期近は20%も高い。一代足で確認して下さい。中東産原油が買上げられているのです。このことは何度も指摘しています。又、下げ過程で伏線が張られていると何度も言っていますが、上げ過程でも言っています。伏線が破られる可能性を感じていましたが、ここで、いよいよ、その伏線に挑戦となります。過去記事に重大なことを書いています。去年10月の上げには中東産原油は付いて来ませんでしたし、又、お上のご威光もあっての下げ相場入りでした。このご威光は禍根を残すとみて、伏線と称していたのです。あの天井を覚えていれば、どうしても、これからの上昇に対しては限定化した見方になる筈です。さて、明日は今日の踏み残りを受けて総踏み状態なので、今朝、記した様に買いすぎている方は、極一部の高値落としで応じ、そして、押し目を買う方針。押し目・突込みで買玉を増やして行く。大きく十分に利が乗った玉はあまり考えないことです。いつでも利食えるのです。

コーン

まちまちの値動きだが、ファンドの踏みは出ている。押し目を買って来ている手もあり、新しい取組が始まる様である。売るにしても、買い付きを確認後の方が良い。日本では春一番だが、南米では熱風だ。だが、もう暫くすれば、秋風が吹き収穫期になるのです。売り場探し。

白金

押していたが、商社が大量に買った。いよいよ堅調になる。押し目買いで良い。金は大量の商社買いがでた。銀は買い越しに変化している。基調の変化は理外の理に起因する。

ガソリン

五日程前ですが、非会員の方から質問がありました。ガソリンを売っているが、数年の統計から考えて見ても上がる訳がないとのことでした。そこで「確かにその通りです。3.5年後には安値で低迷しているでしょう。だが、貴方が取り組んでいるのは先物取引で、その限月以内の値動き予測を強いられているのです。」と答えたことでした。

ガソリン

WTIの急騰は総踏みを顕している。この相場は需給逼迫の予測で買っているので、現実に逼迫した時が大天井です。この考え方が相場構成の所以です。会員欄では徐々に先々の予測と手法を書き込みます。予測だけでは駄目で手法も大事なのです。曲がり玉に向かえ「利食い千人力の意味は違うので注意」・3ヶ月・6ヶ月一相場の意味を噛み締めていきましょう。一部高値落としは良いが、買玉を増やす徳乗せ方式です。一般筋・罫線筋は伏線が気に懸かって買えなくなる筈だ。


2005/02/22

ガソリン

前場は売られたが、後場は戻して小安く引けた。しかも、大出来高であった。この水準での切っ掛け待ちで、波乱が予想されるところです。噴き値では若干の利食いだが、突っ込みは買い方針で様子見。

コーン

急騰したが、この踏みと両建で取組に変化が顕れた。先限は自己玉が大量の売り越しとなった。しかも、期近については今までと変らない。戻りの上限に近いと考えられる。だが、戻ってからの日柄が浅いので、慌てて売ることもない。西洋の売方の戦法、ベアー「熊」の戦い方が良い。充分に引き付けて叩く戦法だ。買方が捉まれば自己玉に顕れる。そこが売りのポイントです。

白金

商社が買い始めた。このところ、金・銀は商社の買い意向が強く、基調の強さを感じていたが、白金は蚊帳の外だった。JM社の需給予想に足を引っ張られていたと思われる。この予想は意外な展開になるとと予測している。そのことが買いの根拠である。商社と自己玉の後押しを待っている。やはり、多少の先取りもありなのか。少量の買い乗せ。


2005/02/21

コーン

押しているが売り浴びせない方がよい。日柄を待ち、自己玉が売って来るのを待つことが必要です。

白金

情勢の変化待ちです。買方が迷っている処で、取り組みの増加もなく一服の状況です。しかし、弱いとも言えない。堅調になる筈だが、斥候は入っているので、ここは様子見。銀は商社が強気に転じている。

ガソリン

今日は寄付高の後、押し目を買い上げられて大幅高で引けた。この高値では、踏みと両建の買いが出ている。しかし、総踏みの状態ではない。買い一貫・利乗せ「徳乗せ」で一相場を仕上げる作戦も、漸く、買玉は安全圏に入りつつあります。この相場は以前に説明しましたが、お婆ちゃんが嫁に教えたご飯の炊き方に相似しているのです。初めちょろちょろ中ぱっぱ、じうじういったら火を引いて、赤子泣くともふたとるな。この言い伝えは、一相場を仕上げるコツと相似なのです。今の時点は何処なのか・・・中ぱっぱ入りと観測しています。大相場を予感するコツは会員欄にて耳にタコです。まだまだ中東産原油が引っ張る筈です。売方は値頃感が災いして大勢が見えていません。買い過ぎている方は、ここからの大噴き値で少し利食いも良し。すかさず押し目を買う。買玉を減らさないことです。利食いにしても高値落としが良い。安値の買玉があれば押し目を買えるのが心理です。高値の買いを持っていると押し目を買えないのが普通で、この相場は買えない人は勝てません。

人の行く裏に道あり花の山

上記は当会の基本理念ですが、古来、伝わる有名な格言です。三猿金泉録でも、見ざる・言わざる・聞かざると伝えています。相場とお化けは寂しい方に出ると言う所以です。ところが、売りと買いは同枚数なので、中身がどうなっているかの問題なのです。それは取引員の自己玉とダミー玉・商社玉の動向で読み解くしかありません。又、需給・在庫・景気判断との組み合わせ・相場手法「鞘の動向を含む」が絡んで理外の理は形成され相場が変動しています。理外の理の観測は全部で24通りありますが複雑です。額に汗せず、炎天下に労せずの金儲けがそんなに易しい筈はありません。世間で一番、奥が深いと思っています。例えば、今回のガソリンにしても、上昇途上ですが一般の買方で種玉を残して買い上がっている人はいるのでしょうか。少ない筈です。振るい落とされてしまった人が普通です。種玉を持つ、この鍛錬で基本が身に付いて来る訳です。一相場を仕上げる。曲がり屋に向かえの意味を考えることが大切です。但し、資金の配分・腹八分を忘れずに対処です。


2005/02/18

ガソリン

NY安を受けて、安寄りし下値の窓を埋めたが後場、ファンドが買い増し、下げ幅を縮めた。ここの水準、保合を上抜ければ安全圏に入るのだが、なかなか、そうはいかない。しかし、海外の減産状況を見据えて待つしかない。

白金

安い処を商社が買っている。自己玉の状況も少しづつ改善している。押し目の買玉に利が乗りだしている。この上へ抜け出せば買方のペースになる。

コーン

ファンド・売玉の踏みが殺到し大出来高となった。新規買い、両建の買いも出ている。自己玉の変化次第だが、この水準は大保合の上限に近いのではないかと予測している。又、南米の天候相場は後半に入っていて、これからは作柄も確定してくる。農産物の特性からいっても、生産者が売渡しを考える時期に入って来た。特に去年の経験から生産農家は売却を急ぐことが考えられる。上がり足が短くなれば、自己玉を観測しながら売り場を判断する。大豆も同様なので、日柄を待ちながら売り場を予測する。大保合の底百日相場。


2005/02/17

ガソリン

引けに掛けて締まって、先2本はストップ高となり堅調を引継いた。戻り高値に顔を合わせている。曲がりの売玉だけが残っている状態です。沸いた様子もなく、一般筋の踏みと自己玉の利食いが出合う状況。ここは、押し目押し目を買い上がる利乗せ作戦で良い。総踏みに合わせて若干は利食いも可。

白金

J・M社の需給予測では需要の減少を見越している様です。その点が疑問符です。じっくり押し目買い対処。自己玉・商社の出方を視る。

コーン

売り過ぎの咎めとファンドの踏みで上伸している。戻り一杯で現業筋が売り直す処を売る方針で様子見。しかし、この底値の水準では売るにしても極少量。

ガソリン

3ヶ月・6ヶ月一相場と言います。闘う相手は曲がり玉です。根幹「森」を見据えていれば、木を一本一本数えることもないと考えています。さて、根幹とは・・・。この様な相場は常にあるのではなく、滅多にないとの認識を持っています。以前より記述していますが詳細は会員欄。

ガソリン

NYが高いので高騰が予想され、利食い先行の相場付きになると思われる。確かにこれまで一貫して強気して来たのだが、それには根幹の理由があった。だが、戻り高値に挑戦している今の段階でもその理由はなんら変っていないのです。むしろ実顕の様相を強めている。しかし、目先筋はこの段階で降ろされてしまうものだ。そこで、古来の句は智と徳の量が試されると教えている。押し目買いだが、未だ買玉がない方には押し目待ちに押し目なしと言う状況。一相場を仕上げる心構えが必要だ。


2005/02/16

ガソリン

後場からはシステムが回復し、引け際にファンドが先限を買上げたので急伸した。期近の伸びは鈍いが下値を固めている動きです。買玉を維持し、定量を減らさない作戦が良い。ここから上の高値位置は安全圏になって来るので、じっくり構える。先については飛付き買いをせず、突っ込みを待っての押し目買い。待つは仁、乗せは智の徳。

白金

寄付安も戻って引けたが、商社はこの戻りで売って来た。需給は引き締まるとの予測で買い方針なのだが、状況の転換を待っている処だ。様子見。

コーン

一般筋の投げに対し、現業筋が利食っているので自律戻りを視野に入れたい。様子見。


2005/02/15

白金

前場は上伸していたが、後場は海外の下げに連動して引けた。この下げに対し、商社は総買いで対処している。体制は整って来た。押し目買い。資金の配分を考えながらじっくり仕込む方針。

コーン

安納会。一代足を見ると一代の安値落ちだ。自己玉の威力を見せつけた納会だった。このまま、自律戻りがあったとしても、同様の値動きと予測。自己玉については、規制があり、ダミーの存在などで掴み難いとの説もあるが、傾向と対策で対処です。基本が判れば霧の中でもボンヤリ見えてくるものです。

ガソリン

システム故障で後場は動かず、戻り高値で引ける。原油・灯油は少し買い付き気味なので、保合の可能性もあるが、押し目買いで良い。指定の限月は下値を切り上げると予測する。何度も説明済みですが、時間の経過を待っている。

 

独眼流の後ろに「高橋亀吉」在り
「桐一葉落ちて天下の秋を知る」石井久「○○証券の創始者」が株式新聞の紙上で宣言し、読者に警鐘を鳴らした話は有名です。石井久は著名な経済学者の高橋亀吉に師事していた。高橋亀吉には著書も多く、特に大正後半〜昭和初期の金融恐慌についての学識が高く評価されている。又、佐藤和三郎・山崎種二などの相場の張り方には型が有る。これらの会得を奨めたい。委任筋・目先筋・値頃筋・罫線筋に限界があるのは実践経験済み。


2005/02/14

白金

海外の大幅高も円高に相殺されたが、戻り高値で引けた。引けに掛けての押しで、売方は幾分安心したが気休めに過ぎないと予測している。根本の基調は変化しているのだ。商社も少し買ってきているし、自己玉も変化している。押し目買い。

コーン

当限は納会を控えているので、受け渡し次第の値動きだが、ファンドの踏みと現業筋の利食いが相場を押し上げた。この戻りで売り直している筋もある。ここでは何処まで戻れるのかを測ることが必要です。自己玉の状況を観測し、様子見。

ガソリン

NY高を受けて急騰した。一時、押しを入れたが先4本はストップ高で引けた。このまま上伸すれば、売り込み型の上げ相場になると思われる。しかし、いつもの事ですが、噴き値の飛付き買いはせず、押し目買い突っ込み買いに徹すること。買いが予定より多い方は、噴き値で若干の利食い。すかさず押し目を買う。但し、限月を指定。

 

機械受注の増加「設備投資の先行指標」
商品相場の上・下に敏感な目先筋は関係ない事と思っているのですが、結局は大勢・中勢が解からなければ相場には勝てません。2/10日発表では、10〜12月期は6%増・1〜3月期は9,9%増予想。景気回復は素材商品の価格を押し上げることになります。裏道天花は去年の12/14日の書き込みで、このことを予測しています。この予測が全ての始まりと言えるのです。それでは、何故予測できたのか、何時頃に後退期を迎えるのかが、今後の焦点になる訳ですが、これは素材商品の大天井予測に係って来るのです。「勿論、各商品には差異があります」詳細は会員欄。


2005/02/10

ガソリン

NYの下げ止まりと買方の投げを視て戻りに転じた。しかし、、調整が終わったと早急には決められないのも事実です。ファンドの大手は途転している。日柄の経過を見守りながらの作戦になります。ただ、状況の好転があるので、買玉維持で様子見。

白金

確りした値動きになっている。海外がドル高の影響で上げこじれていたことから、罫線上では買い難かったが、円安傾向・米国の事情の変化で上値を試す展開になってきたと予測している。取組の内部要因が更に変化すれば買いの型が出来上がる。斥候の買いは入っているので、押し目で乗せる場面を測る。

コーン

売方の利食いもあり大きく戻りを入れた。先3本はストップ高で引けた。少しファンドが踏まされる状況も有り得る。この水準で戻りに入っているが、自己玉の変化を観ながら戻り一杯を探る展開。じっくり売る場面を探し、慌てて売る場面ではない。


2005/02/09

ガソリン

寄付の上伸も後場になって先中心に暴落した。鞘は更に開いて、4月限と先では3,020円になっている。取組次第の値動きで先が値付けされているのが解る。出来高にしても、期近4本で8,900枚 期先2本で101,000枚 期先に玉が集中し、デーリングされている。今日の下げでファンド大手が投げ、玉を整理した。この渦中では、様子を観るしかないが、次第に実勢がリードしてくる展開になってくる。突っ込みには時間を掛け、じっくり買う。そして、限月を選ぶことは以前にコメントしている。但し、十分な資金配分が必要です。

コーン

この水準を下抜けした時は以外に深いのではないかと予測します。買方は踏ん張っていますが、危ない状況です。下抜けた時は投げ殺到です。売玉は維持し、下抜けを狙うも少量で良い。


2005/02/08

ガソリン

WTIの下抜けを受けて先限は大幅安で引けた。買付きを投げさせる調整安だが、期近は円安もあって下げ幅が限定された。期近は原油との比較から支えられる水準と観測されるが、先2本は取組次第の様相。ファンドの動静如何であり、もう少し波乱が考えられる。原油の取組変化を観ると煮詰まって来ているのを感じる。以前より限月を選ぶことと記している。

白金

今日の押し目を商社が買って来た。円安が後押しする相場になると予測する。じっくりと、自己玉を観ながらの押し目買い。米国の事情によって円は安い方向に動いて行く。


2005/02/07

ガソリン

前場高も、崩れてしまい引けに掛けて少し戻した。ファンドと買方大手筋は戻ると利食って居る。保合の値動きです。出直りには、まだ時間が掛かると予測する。国内需給の逼迫懸念が引っ張って行くとの上伸予測なので、その状況待ちだ。突っ込み買い姿勢で良いが、飛付き買いは戒めたい。

一般大豆・Non大豆

新安値の急落です。大天井の後の下げ相場は値頃感が染み付いてしまう。南米が豊作となると、今度は売り惜しんでいた現物筋がが売り急ぐ。これが相場です。在庫が山積みされる状態を余り物に値なしと言う。このような相場体験がない買方は、商社・現業筋が常に売玉一貫の姿勢を採っていた事実を見ても、何にも感じていなかったのです。又、他のコメントもほとんどが押し目買いでした。そこで、目先の上・下より大切である相場手法・自己鍛錬を奨めます。当欄過去記事の熟読を奨めます。自己玉の認識が必要です。大底を考えるのは、未だ早いのです。大底は誰も見向きしなくなった頃です。その解説は会員欄


2005/02/04

ガソリン

前場は先2本が叩かれていたが、期近のある限月でコツンという音が聞こえたように思う。するとファンドが先限を中心に買い始めた。後場は急伸して引けた。だが、相場が強基調になると、一般筋は直ぐに飛び付いてくる。これでは上には行かない。とりあえずは窓を埋めての上伸だが、大保合と観測する。時間待ちと考えたい。指定の限月の押し目、突っ込み安を買う。噴値は種玉を残して一部を利食い。

白金

押しているが、自己玉は少し良くなっている。しかし、商社は様子見である。海外の上伸を待ってから利乗せは検討する。


2005/02/03

ガソリン

NY安に連動し安寄りしたが、下髭をつけて戻した。前場はかなり売られる展開だったが円安もあって下げ止まった。この円安は米国連銀の0.25%金利引き上げに拠るものです。更なる引き上げは継続されるはずです。以前にブッシュが間違えてドル安指向発言をし、当局が撤回していましたが、将来の為にも今は引き上げが必要なのです。ただ、ファンドが様子見している状態なので限月を選んで買い姿勢か様子見が良い。それにしても、先2本は大出来高だ。

コーン

じりじり安い。取組が減らないということは執着玉を顕している。期近の自己玉売りが変化しないことでは方向が解かる。世間では我慢・堪忍が大切だが、相場には裏目となります。裏の型に嵌った相場は見切り千両と言う。
確かに、これだけ言っても自己玉の真の意味が解からなければしょうがない。会員欄ではしつっこく言っている。

白金

安寄りしたが、為替の円安に後を押されての小幅高。商社が少し買ったことと、自己玉が良くなった。少量の押し目買い。


2005/02/02

コーン

小安い動きで力がない。自己玉は更に売りが増えているので買い目は期待できない。納会落ち後の展開でも、期近の自己玉を観れば戻り売りだ。ただ、この水準を考えれば少ない玉で良い。もう少し先の予測ですが、一段安の4月末頃には豊作に売りなしと言う時期が来る。その頃の先限には若干の買い目がある。その時の状況にもよりますが、その頃は自己玉大売りでも買いになるので注意が必要です。

ガソリン

終始、売方主導の値動きでしたが、前日に引き続いて大出来高の展開です。ファンドの買いも出ず、安値では買方が投げていたが振るい落としの動きです。買玉を持っている大手ファンドが何処で買い増すかを観るところです。様子見。

白金

昨日の戻り新値を商社は売っていたのですが、今日も商社は売っている。下押ししているが、じっくり様子を観る。商社が買いに来る時が好機です。


2005/02/01

ガソリン

海外の戻りを受けて、急伸していたが、後場、ファンドの売り攻勢に暴落した。ファンドの独壇場で抗することが出来ない。しかし、このファンドは一定の方針の下に独自の方策を立てて、建玉しているのを感じる。先物に揺さぶりを掛けているのがわかる。先物だけの出来高が異常に多いことに注目したい。この対処としては、飛付き買いは戒め、安値の売りを避ければ良いことと限月を選ぶことです。噴値では高値の買いを利食いし、突っ込みは買い。

一般大豆・GMO大豆

自律戻りで変化があった訳ではない。これだけ下げれば投げも出るし、現業筋は一部の利食いを入れるのは当たり前です。どれだけ戻れるかを測ることです。納会落ちを考えて対処です。

白金

完全に上抜けたので、売方は狼狽気味だが理由は解かっていない。しかし、当欄は指摘している。この上昇に対し、商社は売っているので飛付き買いすることもない。押し目買い姿勢で良い。

罫線の弱点と利点
昨日、記述した弱点は、常に罫線崩しに悩むことです。罫線の指示通りに、全てを建玉した場合は大損になる筈です。たまたま大相場であれば、利益もあるのですが、保合では、損の積み重ねです。又、罫線通りに出来得ない状況も多々あって、そこのところが辛いところです。利点を述べますと、値の位置を把握できることと、相場が逆に動いた時に見切ること・損切りができることです。罫線の性質は思惑の転換点を示しています。「理外の理」との併用が大切な所以です。


2005年♦1月
2004年♦12月11月10月9月8月