2005年♦3月

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2005年♦2月1月
2004年♦12月11月10月9月8月

2005/03/31

ゴム

取組の増加と大出来高で、しかも保合の上放れだったが、相場は、ここで押し、様子見をしている。強材料もあるのだが、今の買方の手が悪い。相場は相場に聞くしかないので、あとから付いていく作戦。状況を把握し、手口の変化を見逃さない方針。

ガソリン

高寄りしたが、次第に上伸し、先はストップ高まで買われた。急騰の地合いでも出来高が案外少なかったのは方向に気迷いがある為か。玉整理状態の様です。買方の主力は一方で利食い、一方は大量に買増している。ここで押すのか、上抜けるのかは微妙だが抜ければ付いていくしかない。

アラビカ

急伸して寄り付くも、引けには急落した。昨日・今日のの戻りに飛び付いた手が、抑え込まれる様な値動きだった。この水準で大保合が予測される。新しい取組が加わって、新しい展開が始まる筈です。いずれにしろ、先は長いので、飛付き買いはせず、指定の限月を仕込む。


2005/03/30

ガソリン

海外高を受けて高寄り、一時下押すも、後場はファンドの買いが値を押し上げた。堅調な動きに観測されるが、まだ調整は完了していないのではないか。もう少し、日柄を掛けて取組を固めた方が買方には都合が良い。下値の買玉維持のまま様子見。

コーン

確りの値動きで戻っているが、手口もマチマチであった。シカゴのヘッジァーも売ってこない状態であることと○○も様子見では、様子見しかない。もう少し戻るのを待つ方針。

ゴム

大商いで上伸し、保合いを放れて飛び出した。強材料「東南アジアの旱魃・減産期・上海在庫の減少・国内在庫の過小・仮需動向」は多かったのだが、人気薄で切っ掛けが待たれていた商品です。このまま、取組の増加に伴い、商社・シッパーが相場を造っていくのか如何か・・・興味が持たれる処です。此のところ、兆候があったので、筆者は上放れてからの押し目で判断したいとの観測をしていたが、果敢にも、買い仕込みをしていた会員がかなりの数いる。当会では鍛錬を旨としているので、自身の判断を最優先としている訳です。2/23日の書き込みに注目。しかし、今日の手口は一般筋・ファンドの飛付き買いや両建の買いが目立っている。飛付きは報われない。振るい落としの時点で仕込む場面になったか如何かを予測する。

アラビカ

下げ止まりの値動きに一般筋が買玉を入れ、急伸したが、すかさず、仕手筋は売っていた。慌てて買っては報われない。しばらくは堅調であっても、このような手口では振るわれることになる。まだまだ、チャンスは先のことです。じっくり構えて待って、買うのだが、限月の選定が重要です。


2005/03/29

ガソリン

海外安を受けて急落、後場はストップ安となり大引けした。新甫の先限には新規の売り、両建の売りが殺到していた。調整の下げに揺さぶられているが、ファンドが投げているので、玉の調整が済み、取組の増加に伴って新しい展開になると予測している。じっくり、資金の配分と建玉の配分をする。

アラビカ

買い付いたファンドが投げている。仕手系の手口は買い拾っていた。ただ、下げて間もない事でもあり、大きく揺さぶりが掛かると予測する。先が売り込まれなければ大相場はないので、しばらく、様子見だが、突っ込みは中限をじっくり仕込む。

コーン

下から売り上がっている売り方と高値で買った買い方の綱引きになっている。在庫率を考えれば、戻り売りで良いのだが、ここでは大保合も考えられる。様子を視ながら、ヘッジ売りに提灯を付ける方針。

白金

急伸するのではないかと思っていたが、買方の利食いに押される展開だった。商社の手は買い拾っていた。堅調の地合いに変りはないので飛び出せば付いて行く。


2005/03/28

アラビカ

今日の暴落に合わせて、仕手系売玉がファンド投げに合わせて大量の利食いをしていた。漸く、節に来ているのか。この水準はじっくり仕込むことを考えながら観測する所。

ガソリン

今日は、新甫が出たことで、取組が増えた。調整をしながら、揉み合いをしながら、一服し、取組を増しながら体勢を整えている処と観測している。相場の方向は上向き、指定の限月をじっくり仕込む。

コーン

戻りを待っていたので、今日の戻りは嬉しいところです。自己玉も売りを増したのだが、主力の手は売らなかった。戻り売りだが、様子見が良い。

白金

為替ドル高の傾向は拭えなくなっているが、それに支えられ体勢が整えられて来ている。以前より、記述していたが、人気薄の要因は需給の拮抗にある。しかし、景気が回復傾向にあり、素材商品が値上がりする時に、「罫線の形が悪く売り線が出ている」と言う予測には前から疑問を持っていたのでした。自己玉も、じりじり好転していた。今日の上昇に勢いが付けば保合い放れと確認出来る。

アラビカ

アラビカについて、コメントを求められましたので思うところを記述いたします。去年の10月頃までは高保合いで逆張りの範囲であったのだが、突然飛び出した。在庫の減少と、需給の逼迫懸念が原因である。人気化は取組の増加となり、ファンド・商社などが参入し相場は大型化していった。5ヶ月間で11,000円上昇した。2倍に近い暴騰の過程に於いて、一般筋は売り上がったが、上昇の原因が判明してくるに及んで買い付いてくるようになり、取組に変化も現われた。自己玉も先は売り越してきたのである。こうなると相場は上がらない。調整の時期になるのです。大型相場の調整は、これまた大型が普通なのです。高値の価格から15%〜20%位の調整もある。又、天井を打っている可能性も否定はできない。だが、上昇原因が解消した訳ではないので、次の展開も考えられるところです。ここでの売り込み次第です。この水準は下値の節になっているので、ここから戻りに入り、更に下げて突っ込んでくれば、買い付きは売り込みに変化することが予測されます。期近の自己玉の変化も見過ごせない。その売り込み時点で端境・霜害を狙える相場になるか如何かを様子見したい訳です。斥候を出せるかどうかです。勿論、商社の動向も見定めたい。


2005/03/25

白金

相場は相場に聞けである。弱い人気だが値崩れしない。期待しながらの様子見だが、需給の均衡が破れれば上げる展開になる筈。

ガソリン

安寄りし、その後、買われたが引けには下落した。今になって、超強気の発言をときどき耳にするが、確かにもつともの様に聞こえる。しかし、6・10年後の理屈を言っても先物取引には無用です。あくまでも、限月以内の予測なのです。経済主要商品のガソリンには破壊的な値段は付かないと考えています。超大相場だったパラジュウムの様な希少性の物とは違うと言うのがその理由です。さて、4月限の納会値は45,400円、3月限は39,100円だったことから、約一割強の値が付きました。このことは、実需が追いついていることを現しています。この水準でしばらく上・下し、保合うと、取組も増加します。その後、上抜けし大天井を覗うことになると予測しているのですが、限月の選定はより現実的になるので注意を要します。いつもの姿勢で対処。詳細は会員欄。

一般大豆・Non大豆

3月の中旬、シカゴではファンドが大量の踏みを入れた。その上、買い越した状況はCFTCを見れば判る。このファンドが投げを強要される展開になっている。ただ、今日の下げで取組の減少・大出来高になっていることから、自己玉の接近が見られる。変化が著しい。戻る場面を予測しています。南米も秋の収穫期に入るので基調は弱いのだが、戻りを待って売り乗せる処です。ただ、自己玉が買っている限月は避けた方が良い。


2005/03/24

白金

人気は弱いが、何故か気になります。取組は少ないのですが、徐々に自己玉が変化している。斥候の買に利は乗っているのだが、様子見している状態です。相場に聞こうとしているのです。放れた方に付いて行くのだが、上向きと観測している。含みから実顕を待っている状態。

ガソリン

昨日、WTIは暴落したが、NYガソリンは下げていない。以前から、しつこく記述している通り、今のオイル相場は中東産が主役になっていること、実需が支えている相場との認識が必要です。東工原油の堅調な値動きはそれを裏付けている。今日はストップ安気配で寄り付いて、前場は下抜ける値動きであったが、なんと後場に急騰し昨日の引け値を上抜いて引けている。今日の振るい落としで取組・自己玉は変化した。そして高値警戒の調整が済めば、上値を目指すことになる。

コーン

昨日の下げで、大手取引員が利食いを入れたことで相場は落ち着いている。下値の売玉は利食いし、次の展開を待つ姿勢で良い。戻れば徳乗せだが、自己玉次第では浴びせる場合もある。売り一貫には訳がある。


2005/03/23

コーン

この水準まで下がると利食いたい気になるものです。ファンドが総投げに出るまでは売り方針が報われるわけです。しかし、戻り売りでも大出来高・両建の売りが先限りに殺到する地合いでは種玉を残し、利食いするのも手と思われます。今日はファンドが投げている。実業筋は利食いの動きです。ただ、種玉を残す手法は意味が深い。戻り売りの理由は既に述べてある。

ガソリン

海外安を引き継ぎ、寄り付きから終始ストップ安気配の一日だった。先限の売り玉に対しては買い玉が出合う展開でストップは解けた。このところの新高値では報道も過熱化していた。先行きの超高値コメントが出始めると水を注すのが相場なのか。いま、調整の状態だが、大きく上伸する事情が変った訳ではない。下値の玉を維持しながら、飛付き買いは振るい落とされるので、配分を考えながら、突っ込み・押し目を買う。いつもの作戦です。ただ、この水準では大きく振れるので資金の配分を忘れないことが肝要です。仕手系ファンドは買っていた。


2005/03/22

ガソリン

高寄りして始まるが、一時押し目を付け引けには少し戻している。高値にあるので、警戒気味の値動きで売方・買方の双方が状況を覗う様子である。しかし、行楽シーズン入りで、需要が伸びることもあって調整はあったとしても方向は上伸と予測している。取組はこの水準で改善すると予測。

コーン

シカゴ安を受けて寄り付きから終始ストップ安だった。戻り売りを予測し、まだ種玉が少ないのだが、徳乗せする状況になって来ている。勝負は利が乗ってからだ。日柄を経て利が乗れば乗る程/安全圏に入って来る。これがセオリーです。いくつもの基本が積み重なり、その組み合わせで相場の方向が決まってくる。紙上コメントの安い高いだけを読んだり聞いたりして、己のない建玉では鍛錬にならない。その結果、曲がっても他人の所為にしてしまう。それでは進歩がない。常に自己の判断でする建玉が基本です。「理外の理」の根幹予測と手法実践が決め手となります。自己玉の状況を見守りベァー「熊」の姿勢で戻り売り。徳乗せ。

ガソリン

ここ数ヶ月の間、押し目買い・突っ込み買い一貫で参りました。限月の選定と種玉を残しながらの徳乗せを奨めてきたのですが、その種玉が次々と当限に回るので如何すべきなのかとのメールが多く有ります。そこで、「ここからの大噴き値では順次利食うのも良い。当限に回れば、じっくり、利食うのも徳の心ですが、一方、逆指しを入れるのも一考です」と答えました。大幅に利が乗っている虎の子なので、下がった場合の仕切り値を指定しておく訳です。相場の基調に変化はないのです。むしろ、残り50万バーレル増産が決まっても高騰したら如何するのでしょうか。先の話なので・・・そのときの手は一つしかない。

 

理と非との中に籠もれる理外の理、米の高下の源と知れ

実は理外の理が真の道です。それは、コロンブスの卵の様なものが集合した理論ですが、理屈は一貫していますので解かってしまうと霧の中から、先が見えてきます。理論を噛み締めて、恐いところを、2度に分けて実行です。実行しなければ鍛錬になりません。今回のガソリン上昇の根幹と、その要因は既に述べています。又、手法も述べていますので、今後の参考に読み返すことです。詳細は会員欄。

夏草や 兵どもが 夢の跡「芭蕉」

何十年の過去歴を現わす罫線を眺めていると、その中に取組・出来高・自己玉・一般玉・仕手玉・商社玉などの踏み投げの状況が彷彿と蘇ります。兵法家の「孫ぴん」は古戦場に赴き、実地検証した。そして、言い伝えとの相違が明らかになった。いま、専門家と称する殆んどが評論のみを行っている。外務員も委託客の玉を扱うだけで自分の懐を傷めている訳ではない。従って本質の感慨は希薄と思われるのです。例えば、天井売らず、底買わずと言う言葉があるが、「天井を確認してから売ればよいのです」と論評する。それは確かに頷ける処です。しかし、天井らしき所を売った人をあまり見たことも聞いたこともないのが現実です。それには訳があります。売方は予測を超えた高値が出たことで追証攻めに精も魂も尽き果ててしまい踏んでしまいます。そして、天井らしいと思ったとしても、そのときには、とんでもない大幅増証があること、又は大幅な逆サヤになる事もあったりして臆してしまうもうものです。売れない相場付きになっているのです。資金・心理を乗り越えた所が売り場なのです。実際は評論と違います。したがって、実際に経験・鍛錬した者がが本質を理解することになります。 そして、裏道が真の道という理由が判るのです。売るは仁の説明は会員欄。底買わずの状況説明は後日・・・


2005/03/18

ガソリン

WTIは上げこじれていたが、東工は急騰です。先限の繋ぎ足でも新高値を付けたことで、出来高が11万枚を超えた。流石に踏みと両建の買いが出ていたが、自己玉も買いを減らしていることから、先限には一般の買付きが出ていることが覗える。ここでは、WTI次第の値動きになる。

コーン

一般筋の押し目買いに対し、戻り売り主体の取引員が売っている。この戻りで自己玉の売りが増えている。戻り売りで良い。じっくり売るので、下値は叩かない。戻り売り。

ガソリン

昨日、様変わりしたと書き込みしましたが、様変わりとは状況が一変したとの意です。今までの動きとは大きく変る訳です。階段を飛び上がる状況も予測されます。売方は昨日のWTIの動きを見て踏み残している。総踏みの意は殆んどが踏むことの意です。

相場の継続性

仕掛けている玉に利が乗っているにも係らず、正月なので、さっぱりしたいとか、連休に入るので手仕舞いをした等の話をよく聞きますが、もったいない話です。もっとも、それ以前の問題で、心掛けがなっていません。商社などには有り得ないことです。相場を甘く見てはいけません。精神力で負けては勝つことは難しい。基本・手法を理解して参りますと此の意味が良く解かるのです。


2005/03/17

ガソリン

相場は様変わりしている。ストップ高では買えませんが、踏み強要の場面です。東京タワーに形が似てきました。地方の方はタワーの足元から上を眺めると実感できますが、大相場は足元が、がっちりしていて上に行くほど急勾配です。今度は押し目無しに上げますが、押す場面では目の覚める様な深い突っ込みになります。そして、その後の更なる高騰には青天井の声が聞こえてくると予測しています。その所以は説明済みで多くを語りませんが、サルファーフリーを忘れてはいませんか。これからは、限月選定も重要に為る筈です。

コーン

斥候の売玉を仕込んだ途端の暴落も仁の心があった為か。自画自賛で申し訳ない。「高きをば、せかず急がず待つが仁、買うは勇気ぞ、乗るは智の徳」穀物は在庫率が基本です。値頃感は禁物の世界ですが、正しい値頃の理解は必要です。熊「北海道のヒグマ」の姿勢で戻り売り。会員欄では外国の相場との相違について記述したことがあります。自己玉に注目。

ゴム・白金

様子が上向きに変化しています。罫線筋は罫線の形や平均線の話ばかりです。確かに弱含みの罫線なので、売り推奨している様だが果たして如何に。

ガソリン

WTI原油が遂に55.6ドルを上抜けした。これからは、急階段を駆け上がることになります。50万バーレルの増加を重いと感じていた方々は買えなかったのですが、このことを、木を見て森を見ずと言います。例えば、一週間毎の在庫量・暑い寒い等に一喜一憂している方は、発表の時には誰もが知っていて、既に相場が物語っている事を察してください。もっと大切な事実があることを知ることです。総踏みは始まったばかりです。大相場には目的を持った仕手が必ず参入していますので買方主力の動向をキャッチします。大勢観と玉の流れを観測する。


2005/03/16

ガソリン

安寄りし、一時確りしたが引けに掛けて急落した。昨日は目先筋が飛付き買いをしていたので、振るい落とす値動きだった。いつもの通りで飛付き買いは報われない。期先を目先筋が追い掛け回しているが、冷静に対処する方が良い。下値の買いを残し、押し目・突っ込みの買い。噴き値では高値の買玉を利食う。押しを待っていた主力筋は買い拾っていた。

コーン

前場は急騰したが、引けには大下げしている。いよいよ、型に嵌ってきた。待ちに待っていた私も斥候の売玉を仕込む。じっくり仕上げる予定。海外大手商社の大量売りを舐めてはいけない。とはいっても、じっくり、戻りを売る。自己玉の変化を視ながらヘッジァーと行動を共にする。

ゴム

悩ましい値動きのゴムだが、弱い人気で推移しています。買いの切っ掛けを待っているのですが、5月限に変化が顕れているので注目です。買うなら5月限で狙います。白金も同様の人気薄ですが、今の経済動向は侮れない。双方、期待を込めての様子見だが、期近は確りと観る。


2005/03/15

ガソリン

滅多にない相場と指摘して来たが、遂に伏線を突破して来た。現物が引っ張る時には、お上「役所」も沈黙するのが通例です。過去にもこの様な事は度々あったのです。それ故、記述していたのです。今後、同じ様なことがあるので、この経験を忘れないことが大切です。日経にも鋼材20%値上げが掲載されていたが、素材全般の値の位置が変化している訳です。ともあれ、踏み終わる頃の値が8合目でしょうか。その後に調整の大深押しが予測されます。さて、今日の新高値では海外系ファンドの利食いに対し、一般目先筋が慌てて飛付いていた。両建の買いも目立っていた。押し目買いで良い。一寸買付いた様にも視える。買方の主力は買付きを振るい落としながら、売方の踏みをとる作戦。下値から売り上がっている売玉が踏むまで高い相場。未だ6合目。

コーン

外電は押していたが、東穀は急伸している。ファンドの買い煽りだが、海外系商社は売り上がっている。じっくり売場を探す姿勢で良い。そのうち、上げ過ぎの咎めが出てくると予測している。売り上がるのだが、少量で様子見。懐を深くして、対処する。


2005/03/14

ガソリン

そして誰もいなくなった・・・。この象徴的な言葉を以前より書き込むような気がしていました。案外早い時点で一般筋の買い方は降りてしまっています。この結果は如何なるのでしょうか。長期経験者の方々は知っている筈です。ところが買えないのは下値の種玉がないことと、相場のスケールが読めていないからです。何ヶ月か後には後付の説明が為されて納得する筈です。以前よりの記述が変る訳もなく、自己玉を視ながら同じことの繰り返しです。8合目は未だ先で、じうじう言っている状態ではないと観測しています。じうじういったら火を引いて赤子泣くともふた取るな。この意味は説明済みです。ご参照ください。

コーン

引け足で戻り高値を更新しました。大豆の基調が強いのですが、コーンも連れ高しています。手口もファンドの買いに対し、現業筋の売りで調整高の範囲と予測しています。シカゴCFTCの様子を見るとファンドは途転したが、現業筋はまだヘッジに消極的です。そろそろ、この時期のヘッジを待っている処です。じっくりの売り方針なのでヘッジァーの売りを確認したい。

 

高きをばせかず急がず待つが仁 買うは勇気ぞ 乗るは智の徳

筆者は上記の句を念頭に相場と対峙していますが、待つが仁の解釈に若干の説明を加えてみましょう。仁と言うのは度量・懐の大きさを示す最高の品位を表すものと考えています。それは相場を売る場面で発揮され、重要な意味を持っているとの解釈をしているのです。綿密な計画の上、時期を測り、じっくり売り上がる山種戦法です。常にヘッジァーはこの姿勢で対処していることを感じている処です。

大勢観とCRB指数

このところ、注目されているCRB指数「国際商品指数」ですが、この変動要因を解明なくして、毎日の相場を追い掛けている投資家が殆んどです。現象が顕れてから、後付けのコメントを聞いても後の祭りです。随分以前に好景気予測と共にCRB指数の上昇を指摘していたのだが、今、顕れ始めているだけのことです。この好調状況はしばらく続くが、ある状況を境に転換して行くのです。特に日本は米国・中国との差違があるため、影響が大きいと考えられます。「日本は未だイギリス病の少子化・自己責任の欠如を背負っているが、一方の米国・中国は人口の増加が見込まれ発展性を多く持っているので差は有る処です」しかし、程度の差はあっても、同時不況の大波を被る状況は同じと考えられます。このように大勢観を根幹に持つことが大切です。幾つかの景気循環波が絡み合って大勢観は成立しているのですが、その上で、相場を組み立て手法に従う訳です。裏道天花の会員欄では「理外の理」を説明しています。


2005/03/11

ガソリン

WTI原油安を受けて寄付きから大幅安、一時戻すも引けに掛けて売られた。この値動きに海外系ファンドは動かず、一昨日、飛付いた一部のファンドが投げていた。突っ込みを待っていた筋は買玉を仕込んでいる。NYも3/16日総会の様子見をしている動きだ。この上限を上抜くには売込み玉が欲しいところであり、常に高値の買いは振るい落とされるという駆け引きの相場になっている。このところ、オイルについては強気コメントが多くなってきている。そのコメントは現象を見て、理由を後付けしているのだが、そうなると皮肉なことに上がらないのが相場です。しかし、実勢は強いと考えられるので時間を調整しているものと予測している。押し目買いだが、飛付き買いは振るい落とされる。

コーン

外電高で値は跳んだが、噴き値は地場筋が売っていた。今の時期の戻り高値はじっくりの売りで良いと予測している。戻ったら頭を叩く方針。


2005/03/10

コーン

小確りの値動きだが、一般筋の買いに対し海外商社系の売りが出合う展開になっている。戻り売りで良い。型に嵌って来ている。

ゴム

得意のゴム相場をかなりの期間、手がけずに視つめているのですが、在庫の減少に注目しています。駄目ファンドの投げと○○商社の具合で買場が有るのかどうか。

ガソリン

昨日のストップ高で今日の寄付き高を期待していた手は、前場安に慌てて売玉を出していたが、海外筋・主力筋は確り拾っていたのが印象的です。一般筋の青伝票が目立った。当方は待っていたところなので買い増しをした。根幹が大切の所以である。昨年の12月中旬に書き込みしましたが、「罫線の右にタワー「塔」が建つ」遂に、東京タワーらしきものが構築されてきている。タワーの上部は徐々に勾配(角度)が急になるものです。この段階で強気の発言も増えてきているが、青天井の声はまだ聞いていない。突飛高「8合目」では総踏みが考えられるので6割は利食い、そして大深押しを再度買う訳ですが、それまでは、今まで通りで良い。「同じことの繰り返し」耳にタコを作って実行です。限月を選ぶことも考える。


2005/03/09

ガソリン

今日のストップ高を観測すると「いよいよタワー「塔」の中頃を上抜けする階段に差し掛かって来たな」との思いです。種玉を持って利乗せ徳乗せをしながら買上がって来ましたが、結構辛いものなのです。私も辛いので気持ちがよーく解かります。ご苦労様です。さて、一相場を仕上げることを目標に記述してきた訳ですが、これからは下値の買玉が威力を発揮します。買玉は上がれば上がるほど力が増すというのが相場の基本です。安全圏に入ってきた訳です。噴き値では高値買玉を落とす。これからの押し目買い・突っ込み買いも下値の買いがあるから出来るのです。強気でも買えなかった方は臆して買えずに売方に回る筈です。まして両建玉は買いを利食う循環になる筈です。その結果、相場は大天井に向かうことになります。この流れは裏道天花の根幹予測に基ずくものです。未だまだ先のことですが、大天井後の下げ相場は手法が違ってくるのは当然です。大天井を確認すれば、下げ相場も解かってくる。

コーン

この戻りでは、一般筋の買いが目立っていた。保合の相場でも時期が来れば下押すと観ている。配分を考えて、じっくり戻りを売り、利が乗れば売り下がる。

白金

人気薄になっていた白金が大出来高、戻り新高値を付けている。斥候の買いを入れ、利乗せし、その後は買いの姿勢で見守っていたのだが、改めて見直しているところです。相場は相場に聞けなのか。逆に売方の立場に成ってみると、いつのまにか守勢に立たされて踏みにに踏めない状況にある。目をつむって買乗せなのか。主にファンドが買っているのだが、商社は売り向かい自己玉の好転もない。しかし、景気動向の大枠が上を向いている事実がある。もう少し様子を観れば実顕は確認できる。会員欄にて説明する。

両建禁制

以前に記述していますが、古来、伝わる言葉です。資金が十分にあって、思惑違いが判明しての両建には一理あるところです。ところが、殆んどの両建は資金がぎりぎりになっての同枚数の両建です。しかも延命だけを考えた限月違いなのです。相場は目先の方が更に難しいことを知るべきです。資金がぎりぎりなので、少しのミスも出来ません。この状態を脱するのは神業です。結局は両落としの結末になり傷を深めるだけのことです。一般の方は自分自身でそのことを悟ることが必要です。


2005/03/08

ガソリン

昨日の書き込み通りに買方の主力は押し目を待っていたが、目先筋の投げに合わせて、確り拾っていた。今日の急落では自己玉を改善した。このように振るい落とし、売り込みを誘いながらじっくり押し上げる相場と予測している。強基調ではあるが、3/16日問題を睨みながらの展開なので、じりじり上値を試すのか。押し目買い。

コーン

海外安を受けての急落だが、一般の買いに対し、商社系取引員は売りを増していた。戻りの頭を叩く作戦だが、大崩れは売り浴びせず戻りを売る。自己玉を観ながら戻り売り一貫で良い。在庫率を考えれば値動きは読めてくる。正しい値頃感が必要です。昨日の書き込み通り、売乗せ・売り下がる相場。

一般大豆・Non大豆

ファンドの売り過ぎの咎めが踏み上げとなり、南米天候に依って大戻りを強いられたが、漸く、材料は出尽くした。天候相場の末期は売りで良い。これからはじっくり売る方針で対処。但し、現業筋の手口を観ながら、戻るところを仕込む。勿論、資金の配分を考えて売る。自己玉に注目。


2005/03/07

ガソリン

じりじり、上伸しているが、買方の主力は煽っていない。一般目先筋の買いに対して利食っている動きの様だ。買方は押し目を待っているが、大深押しは無いのではないかと予測する。売り上がる曲がり玉を助けないことが相場の原理でもある。又、売方は以前の伏線が気懸かりで踏めない状態だ。

白金

人気はもう一つに変化しているが、確りの動きです。期近が微妙に変化している。

コーン

戻り基調の相場付きだが、戻りの頭を確り捉えて売る作戦で良い。自己玉もこの戻りで改善した。ファンドも買いに転換したので、ヘッジし易い環境になった。売り一貫だが、じっくり売ることがポイントです。時間を掛けての売り下がり。売り下がり・買い上がりの意味を考えることが大事です。利が乗ってからが勝負です。引かされている玉に執着の方は手法の鍛錬が必要です。

ガソリン

NYダウが戻り新高値を付けた。CRB指数も新高値の展開だ。この急騰がガソリン上昇の全ての要因であるとの理解が無ければ、今後の相場は語れない。本欄では数ヶ月前からしつこく指摘していた事実が今、現実化しているだけなのです。過去記事の熟読を薦めます。ただ、何故判るかに付いての詳細は会員欄に記載している。今後の展開にしても、大天井の時期を押さえて置けば大筋は割り出せることになります。今の状況を冷静に解析すれば、一般筋の玉「お任せ委託玉」で片建のまま大幅に利を乗せている買方は殆んどいない。この水準で保合えば、売込み型になることが予測される。人気は強くなっているが買付き型の取組に変化するには更なる値の上昇が見込まれる。そして、買い付けば振るい落とされる。買玉維持のまま、押し目、突っ込みを少しずつ仕込み一相場を仕上げる。手振りは言い尽くしている。


2005/03/04

コーン

状況は徐々に好転していたのだが、今日の安値で一連の筋は利食いしている。一般筋が慌てて投げているので自己玉も当然変化した。このようにして相場は出来上がる。じっくり戻りを売るのだが、理由が判らなければ売れないのです。いつまで売りなのかが・・・

ガソリン

WTI原油が一時買われて55,2ドルを付けた。売方にとっては衝撃だったが、その後の下げでホッとしているに違いない。ここは最後の抵抗線であった。もっとも、買方の主力ファンドが煽るのを止めて利食いしていた様なので押し目も考えられる地合いです。地場の商社も手を空かしているので、少しづつ買っている。売り込み歓迎に違いない。じっくり押し目買い。


2005/03/03

ガソリン

海外の急伸を買われて戻り高値を付けたが、一旦、押し目を付け、引けに掛けては引き締まった。やはり、天井懸念が払拭できていない様です。しかし、まだ青天井の声が聞かれないので買方に有利と観測している。もっとも、この声は久しく聞いてはいないのだが・・・。ここでの押し目・振るい落としは買い方針で対処し、玉を仕込む。大底から買上がっている方は大噴き値で若干の利食いも良いが買玉を減らさないことが手法です。一般筋の買い上がり玉はほとんど手仕舞いし、なくなっている。この状況では総踏みの後に大深押しがあると考えた方が良い。だが、総踏みの位置はかなり上で新値上抜けということも否定できない。

コーン

在庫率を考慮すれば、型は決まりつつある。ベアー「熊」の闘いです。ファンドの買い増し、現業筋の売りです。ひたすら、戻りを売り下がる。戻り頭を叩く。資金の配分を考えて売る。自己玉の売り増加を観て売る。

白金

昨日の書き込みの補足です。含み---実顕---惰性---転換という順序になって、一相場を形成するとの見方です。但し、一様ではないので応変に際しては自在の心構えが必要です。実顕では取組も増えてきますが、逆鞘になる場合もあります。


2005/03/02

ガソリン

NYは大きく動いていないが、急伸した。先2本はストップ高で引けた。東工原油は力強く続伸。昨日の指値の買いは利が乗っている筈です。買い乗せは智と徳の賜物です。じっくり買い上がる作戦が最上、この相場は恐い所を買うが極意と言う、金言を学ぶチャンスでもある。又、下値の買いが多すぎる方は下値の買玉を忘れて、高値の買玉のみを上手に動かし、小掬いしても良い。但し、片建に徹するのが基本で両建は禁制。(意味が深いので理解が必要)海外系ファンド・商社系取引員は押し目を買う姿勢だ。もう言い尽くしているのですが、根幹が解からなければ大天井も予測できないものです。

コーン

先限は引けに掛けてファンドの買いに確り。ファンドは買方に回ってきた。予定のコースとなって来ている。有力取引員は売玉を合わせている。売りは仁、ベアーの姿勢でじっくり仕込む。

白金

小安い値動きで保合の範囲。需給の好転を待つ相場です。押し目買いの相場だが、もう一つ人気が無い為に取組が増えない。忘れた頃に含みから実顕に転換するものと予測する。


2005/03/01

ガソリン

前場は確りだったが、後場急落した。材料による下げではなく、○○ファンドの売りに一般筋が慌てて投げていた様だ。主力の買方は買っていた。このような、値動きをしながら底を固めていく。じっくり仕込む。押し目買い。飛付きの買いは報われない。

コーン

今日の値動きに於いての取組の変化は大きい。相場の転換点と考えられる。トレンドフォローのファンドが大量に途転して買方に回ってきた。その動きに対して、現業筋は売り姿勢を鮮明にした。斥候の売りを入れて様子を観る場面となる。海外も同様の動きになれば期待が持てる。天候相場の末期に在る訳なので、じっくり日柄を掛けながら仕込むのが良い。斥候の売り。

白金

商社は今日も売っている。海外も基調は弱い。状況に変化もないし、取組も増えない。様子見。


2005年♦2月1月
2004年♦12月11月10月9月8月