2005年♦7月

詳細分析は【会員閲覧情報】記載


2005年♦6月5月4月3月2月1月
2004年♦12月11月10月9月8月

2005/07/29

ガソリン

寄り付き高の後、一時押していたが急騰して引けている。こうなると、売方の状況は厳しい。先限のラストランナー「アンカー」は速い。期近に比して期先はサヤを買う値動きになる。買玉維持。さて、昨日の報道だが、10月から電気・ガス料金の値上げが実施されるとのことです。今日は石油メジャーの最高益が報じられている。原因は原油の値上がりに拠るものです。商社・メジャー主導の相場展開との認識がなければ相場で勝つことは難しい。「会員欄ではその辺を説明している」そして、相場は含み〜実顕〜惰性に移行していくのです。未だ先だが、熱い夏が何時までも続くと考えていては危険と予測します。「それには理由がある」

ゴム

在庫が更に減少し、堅調な値動きです。自己玉の改善に付いて行く相場です。押し目買いで良い。

白金

素材商品の上昇が急ですが、出遅れで人気が薄かったた白金が上げて来ている。以前にリースレートの変化を記し、期近は自己玉買いの状態であり、売玉は危険と記していた。リースレートの上げは売方が掴まっていることを顕している。一時、ガソリン・ゴムと並んで虎の子三兄弟として説明していたことがありますが、遂に仮需が発生し、今がある訳です。逆に利子の再々引き上げなどの対策「ゴーからストップへ」が語られようとしている。いよいよ、逆行を視野に入れる時期が近くなってきた。

コーン

小確りだが、戻る勢いがない。手口もマチマチで自己玉に変化なし。戻りを待って売る姿勢で良い。

アラビカ

流石に戻っている。先限の自己玉には変化が見られる様です。弱気筋が売り始めている。両建の売りも出ている。様子を見ながら変化に備える。底に成るのかどうかは新しい取組次第なので待つ。


2005/07/28

ガソリン

前場は小確りであったが、後場は上伸し、ストップ高で引けている。業転価格が上昇していることにより、基調の強さを反映する展開になっています。今日は仕手系ファンドの大量の買玉によって値が付けられた。石油商社の思惑を考慮すれば堅調は予想の範囲です。米原油在庫の減少は更に続く筈です。後は何時・何処の位置が大天井になるのか如何かを読むことになりますが、バトンを引き継いたラストランナーは走り出している。ただ、東工原油の商社玉は今日、大量の利食い売り手振りなので、新甫に繋ぎの売りを嵌めるのかどうかを警戒したい。仕込んだ買玉を維持。

ゴム

前場は急落していたが、後場は反発の展開でした。大出来高で取り組みも増えている。この水準で調整が終われば新しい値動きが始まる。値の位置が高いことと産地タイの情勢などの材料もあり、保合は上に放れると予測している。未だ相場は若い。配分・手法を基にじっくり仕込む。

アラビカ

NY安を受けて続落している。今日の下げで、自己玉は更に悪化している。改善にはしばらく時間が必要です。売り方有利の展開が続いています。

コーン

ようやく、戻りらしい戻りだが、自律戻りの範疇です。この戻りでは手口・自己玉に大きな変化は無い。戻り売り方針だが、更に戻れば斥候の売りを仕込みたい。


2005/07/27

ガソリン

前場は買われていたが一時売り込まれ、引けに掛けては高値を付けている。気迷いの値動きでしたが、仕手系ファンドが買って来たことで引き締まった。先限は此の値動きで売り込まれた。現物価格に値上げの動きがあるので当限は支えられる。しかし、上値も限定される。先の2本は仕手次第ということです。東工原油の手口を視れば手法に従い、じっくり買玉を仕込みたい。ただ、節目を下抜けば投げるしかない。

ゴム

昨日の買い付きの反動です。いわゆる振るい落しで買玉の整理を促す下げと予測しています。飛び付き買いは振るい落し、利が乗っている玉は利食いをさせるという調整の値動きです。押し目を付けることで新しい取組が始まります。ここで波乱すれば取り組みが益々増える展開になる。方針・予測は既に述べています。

アラビカ

外電高も保合の範囲です。まだまだ樅が足りない様です。底値で鍛錬し出直るのを待つしかないが、少し自己玉を悪くしているのが気懸かりです。

コーン

シカゴ高に反応が無くなっています。それだけ地合いが悪い相場付きです。直ぐにポトンと落ちてしまうと予測するのが正解と思われる。先限の手口・自己玉では戻る力も限定的です。戻りは配分を考えて売り仕込み。

 

為替は相場の基本

明治4年に1ドル1円でスタートした為替は国の力を表顕する経済の基本です。此処の処、人民元の問題が絡んで話題になっていますが、ドル高の動きは鮮明です。更にドルは買われることになる訳ですが、為替が読めないことは相場が読めない事につながってしまいます。明治4年以降の経済の動向には為替が常に大きく係っていたのです。「詳しい説明は質問分析欄」ガソリン・ゴムの目先動向に影響が顕れて来ることになります。


2005/07/26

ガソリン

前場は急伸していたが、後場は仕手系ファンドが売りに転じたことが転機になり、ストップ安を付けて引けている。新甫が売られたことで急速に人気は冷えて来ている。大手が手を空かしているので、此処は様子を見る処です。しかし、東工原油は商社が大量の利食い・新規の買玉を仕込んで居ることに注目したい。夏季の需要を考えれば総弱気にはなれない。新甫の値動きは仕手次第で、今始まったばかりです。大きく動くことは確実なので動向を捉えたい。方針通りの対処。

ゴム

前場は急伸したが後場は上げ幅を削っている。大出来高と取組の増加は基調の強い顕れです。新高値を売りのチャンスと捉えて、売りから仕掛ける売り方は情勢の変化を安易に判断し、売りから入るのが常です。この取組で出来高を伴いながら徐々に上げる場合には倍位の大取組になることが予測されます。産地現物は玉不足の状態が予測されている。配分を考えて手法通りの押し目買いで良い。意外な高値を予測している。

アラビカ

この位置での保合を観測する。底打ちの場合は手口・自己玉に変化が顕れます。

コーン

先限の自己玉は更に売増している。海外商社の売玉が上値を抑えてしまう展開です。戻りは限定的になってしまった。戻りは売りしかない。


2005/07/25

ガソリン

確り納会は予想の範囲です。年間の最需要期の納会は無難に終わりました。次の8月は同じく需要期なので期近は堅調な相場展開が予測されます。しかも、在庫減少が相場を下支えする筈です。ただ、上値も限定的と予測します。期先は仕手次第の様相ですが、在庫減少に敏感に反応し、冬季相場「先限」を先取りして異常に買い上げる可能性があります。東工は取組が減って人気離散の傾向にありますが、CFTCは大取組のままで波乱の様相が覗えます。勿論、その場面での大天井では売玉を仕込む場面です。ここは、下値の買玉を少量維持し、じっくり様子見。

ゴム

今日の納会は平穏でしたが、一代足では高い位置での納会でした。取組の整理が進んでいたこともあり順当と見ています。自己玉を視ると少し売り越しているので一般が買い付いて来ている様です。振るい落し、深押しは考えられるが振るいながら上昇すると予測します。まだ、沸いていないし、臨時増証の声も無い。1983・1988・1995・1996年の何れにも規制が有った事実があります。

アラビカ

マチマチの値動きに終始しました。収穫の進捗は半ばに達している様です。いわゆる収穫期の安値を示現している訳ですが、此処からの手口・取組・自己玉の変化を読み取ることが重要です。この変化に対しては手法に添う。在庫の減少が次第に顕著となり、徳俵で止まれるか如何かが問われている。

コーン

今日の続落は買方の望みを打ち砕いた。自己玉が其のことを顕している。天候相場なので、戻りはあるだろうが、上値の頭は曲がりの買玉に抑えられてしまう。戻り売りの展開です。戻りを待って配分を考えながら仕込む。戻って欲しい相場。


2005/07/22

ガソリン

円安を吸収して堅調な値動きだったが、取組が減って来ている。仕手系の玉が縮小しているので方向が見え難い状態です。NY次第の値動きが予測される処です。ただ、8月は需要期に当たるので業転価格が当限価格を上回る傾向にあり、下値は支えられると予測している。ただ、期近は売り込みが少ないことが気懸かりです。玉を縮小し様子を視ながら方向を探る。しかし、日を待たずに仕手は再度仕掛けてくることが予想されるので、気を抜かずに手口を凝視したい。

ゴム

人民元の切上は瞬時に吸収してしまった。新高値を付けている。もっとも、マレーシアの為替がフロート制に移行したことを好感したのかもしれない。堅調な値動きです。先月は納会での締め上げはなかったが、今月は如何に。そして納会後はじっくり、買玉を維持し、展望を天王山で眺め、売り場を探ることになります。いづれにしても、大取組の大天井予測なので、値幅・値運び・自己玉の動きを重視して行くのは当然ですが、根幹の何故に大天井なのかが判らなければ売れないものです。「会員欄にて説明済」

アラビカ

降霜を期待する相場は過去の形になりました。今後は需給相場の陣取り合戦になります。斥候は出したが良い反応がない状態で気懸かりだが、情勢の変化を待つしかない。ただ、今後の需給は締まって来る筈です。その時は手口も自己玉も変化する。しのぎの相場は損切り、又は玉を増やさないのがコツです。

一般大豆・Non大豆

続落して下値の節目の位置に下げています。今日の手口はマバラ筋の買いに対し、地場筋の売りということです。其の上。自己玉は売り増しているので買玉は風前の灯です。売方が有利の展開です。投げをを強要する展開が予測される。ただ、天候相場は一発噴き上げがあるので投げを叩かず戻りを待つ。


2005/07/21

ガソリン

NYオイルは在庫が減少したが、予想より多かったことが材料にされて急落した。その影響を受けての急落です。しかし、これからは最需要期でもあり、更に在庫の減少が続き下値は支えられると予測している。此の最需要期に先限が買い上げられての大天井を予測していたが、売り込まれる状態が無いままに節目まで下げて来ています。勿論、この高値での波乱は予想の範囲で少量の玉にしていますが、節目を下抜けば損切りも視野に入れたい。引け際は投げが殺到して大出来高なので反発の可能性がある処です。しかし、大天井の時期が熱暑八月へ延びることが予測されるので玉の配分次第です。少量の買い玉維持で良いと予測します。殆んどの会員は腹八分・腹九分で降りて売り場狙いの状態です。休むも相場の内「高きをば、せかず急がず、待つが仁」

ゴム

前場は売りに押されて押し目を付けていたが、引けに掛けて戻っている。今日の値動きで手口・自己玉は改善した。飛び付くと振るい落とされるが、押し目を付けると内容は良くなる。下値の買玉維持。

アラビカ

安寄りしたが、下げ幅を削って引けている。手口・自己玉に改善が見られるが様子見。

コーン

続落の展開だが、大保合の範囲です。地場筋は売り・マバラ買いの手口ですが、徐々に天候相場も後半に入って来ますので戻りの幅を推し測ることになります。


2005/07/20

ガソリン

昨日の節より上値位置で寄り付いたが、円安の傾向と現物価格が下値を支えている。後場は急伸してストップ高で引けているが、これからは在庫の減少が材料になると予測される。需給逼迫を買上げた値が大天井との視方は変えていないが、無理はしない。買増しはせず、下値の買玉維持で様子見。近々の大天井を売り場狙いで対処。

アラビカ

霜害懸念が払拭されて、NYが100セントを下抜けした。寄り付きから急落し、下抜けした。しかし、此処で灰汁抜けすることになる。来月以降は生豆在庫の減少が予測されているので下値は支えられる。需給相場の展開を観測し、仕掛け場所を探る。様子見。

ゴム

寄り付きは踏みが出ていたが、新規の買い付きが多い。自己玉が売り越したので高値波乱が予測される。応分の調整を入れながら、堅調な値動きが予測される処です。大相場の末期には臨時増証が課せられることが多いのだが、未だ其の様な雰囲気ではない。飛び付きは避けて押し目・深押しを買う。手法に添っての対処。ただ、自己玉の買いを待って買いたい。

一般大豆・Non大豆

シカゴの急落でストップ安に叩かれている。天候懸念に一喜一憂の波乱ですが、遂には煮詰まって参ります。下値では叩かず、後半の突飛高を視て先限を売り上がる方針で良い。様子見。

 

為替

米国はドル高を指向している「円安の理由は説明済み」と指摘をして来ましたが、為替の動きを読むことが経済の基本です。為替と商品相場の先行性の関係を会員欄に記述しています。素材商品の転換点を掴む時期が近づいて来ているとの予測です。


2005/07/19

ガソリン

NY安を受けて安寄りし、前場は戻る場面も有ったが引け際に売り込まれ先限はストップ安になった。仕手系ファンドが先限の玉を減らしていた。期近は需要期の限月であり、下げ幅は限定されるとの予測ですが、取組が減っていることから期先の基調が弱いことが覗える。冬季の現物逼迫を買い上げる相場を予測しなければ期先を買うことは出来ない訳です。外資の仕手次第でもあり、ここは買玉の調整も必要です。少量で様子を観測する。腹九分で降りている方は暫く売り場待ち。休むも相場の内です。

ゴム

続伸し、先限の4本はストップ高で引けている。踏みも出ているし、両建の買いも出た。勿論、新規の売りも出た。これが大出来高の理由です。しかし、相場の巧者筋は踏み遅れているのが読み取れます。それ故に高いのが相場です。「相場は相場に聞け」押し目買いの相場ですが、売るには時期があります。その時期をを見据えていれば安心ですが、状況の変化が顕れてから売ることがコツです。早ければ踏まされる。そのとき渾身の売り場が来る筈です。5/9日・5/18日・5/19日・5/23日・5/24日の記述を読んで下さい。今後の展開の参考になります。ただ、此処からの飛び上げは飛び付かないで押し目買い。

アラビカ

NYが100セントを付ける暴落を受けて全限ストップ安です。人気も漸く弱くなって来ている。明日は投げ殺到の場面だが、底の範囲で止まるかどうかがポイントです。米国の生豆在庫は来月から減少する筈です。その展開なら底打ちが予測できる。斥候は維持し様子見。

コーン

小確りの値動きです。先週末に地場系の有力店が揃って買いの手を振っていた。状況に変化が出ているのを敏感に察知した手振りだ。自己玉も買い増しているので更に戻る場面と予測。


2005/07/15

ガソリン

NY安を引き継ぎ、寄り付き安。ストップまで売られたが後場は下げ幅を削る。先限の続落幅は大きいが、当限は現物事情を反映し、下げ幅が少ない。先限値の振幅が大きいのは高値で起きる需給予測に思惑が絡んでいる所以です。冬季需要を買い上げる相場になるのか、逆に高値で供給が勝るのか。まさに正念場。高値での空中戦は振幅が大きく難しい場面です。しかし、売玉・手口を勘案し、調整後に売り方の踏み上げを予測している。

アラビカ

下値での保合い範囲だが、上抜けを覗う動きです。確かに値は届いているように視える。しかし、期近の斥候買玉は利が乗っていない。斥候は常に孤独です。援軍を当てにしては戦術にならない。戦いに利なくば切り捨てる。だが、状況が好転すれば正規軍が投入される。そんな訳で様子を視ています。手口・自己玉次第で買乗せ場面を様子見する。手口・自己玉は少し良くなっている。

ゴム

続伸の動きです。此処に来て、徐々に取り組みが増えて来ている。上値を取り、出来高を伴いながら取組が増える相場は強い。上段に向かう値動き。この相場の本質は既に会員欄にて説明済み。

一般大豆・Non大豆

天候懸念を買われていますが、一方では、売り過ぎ、咎め相場の感もあります。この時期は地場筋は売りの姿勢で対処し易いのですが、踏まされる傾向にあります。儒給相場との違いを見分けることが必要です。手口・自己玉が変化している。飛び上げ・高なぐれの予測。未だ早いが、大戻りを十分引き付けて、斥候を仕掛ける。


2005/07/14

ガソリン

NY安を引き継いで寄り付き大幅安、後場は更に下落した。○菱フから大量の利食いが出たが、買玉の半分を手仕舞いしている。しかし、○○筋は買い拾い。新高値を付けたことで応分の押し目の範囲と観測しています。期近は伸びも遅かったが、下げ幅も少ない。最需要期の中、期近の押し目は限定される。だが、期先は高値波乱を考慮し玉の配分は慎重にする。腹九分で降りた方は時間待ちですが、休むも相場なのです。「売り場面は、もう少し待つ相場付き」

ゴム

前場は安かったが、後場は戻している。取り組みは徐々に落ち着きを取り戻している。取り組みを増しながら新しい展開を迎える状況ですが、この水準が中段になる可能性があります。そうなると、期近だけでなく、期先も買われて来てヘッジが売り上がる相場になる訳です。以前より、滅多にない相場との認識を持っていましたが、大型になる材料が有るのです。自己玉の良い限月の押し目買い。

アラビカ

納会値が確りし、全体に基調の変化が見られる。底抜けは阻止されていた。ロブスタとの比較からも、この水準では現業筋が受ける構えのようです。今後は売り込み次第です。手口・自己玉を注視し、買い場を探る。保合の上放れを確認してからの買いです。様子見。

コーン

今日は天候懸念で上伸している。しかし、この上げで手口に変化が出て来ている。一般筋が戻りを売り、地場が買っている。この状況を確り見届けたい。売り安心の気配だが、この時期は要注意です。天候相場には高なぐれがあるので相場巧者が担がれる場合があります。この大噴き値を待って売る。


2005/07/13

ガソリン

NYが急伸している。寄り高の後、一時下げたが後場は堅調に引けた。基調に変化はない。買玉は降りてしまい、因果玉は売玉。ここからは大天井の大踏みを予測していくことになる。しかし、仕手戦の末期なので、無理は禁物。未だ売り場ではないと予測しているが、資金配分を十分にし、売り場面を待って、じっくり仕込む方針も良いと考えている。調整をしながら相場は最終ラウンドの値動きになる。堅調予測の理由は何度も述べている。

ゴム

昨日の流れを引き継ぎ、寄り付きは高騰し、踏みが出た。大出来高68,000枚。後場は急落したが取組は増えた。昨日も記述しているが、噴き値を利食いする。ここで、期近の買い付きが目立つので様子見。中限が押し目買いの気配だが、売込みを確認したいところです。

アラビカ

当限は納会事情で下げている。他の限月の地合いは良くない。ただ、ぎりぎりの位置にいる此処の水準は強弱に影響する。自己玉が売り増しているので基調は弱い。様子見。

一般大豆・Non大豆

いよいよ天候相場は後半に差し掛かります。基本予測はいまの在庫率を勘案し、どの水準から売玉を仕込むか如何かになって来ます。シカゴのファンドは買いに回り、ヘッジは売りを始めています。東穀の相場巧者筋は売り方・自己玉売りで、売り方有利と視るのが普通の見方でしょうか。しかし、天候期は少し様子見が必要です。端境を控えて天候不順を買う「高なぐれ」がある場合は地場筋が踏まされる。この時期は下値を叩かず、先限の大噴き値を待って売上る方針。


2005/07/12

ガソリン

前場は上伸する展開もあったが、引け際に崩れた。NYの地合いを引き継いでいる。戻り幅の半値押しだが、気配は少し悪い。しかし、需要増大期であり、在庫の減少も予測される。ここは仕手次第なので様子見。

ゴム

急騰し、新高値を付けた。ストップ高に張り付いて引けている。中段を形成し、保合放れに付いて行く方針でしたが、あっさり高値を取ってきた。今回の上げは出来高が前回と違っている。又、今日は取り組みも増えている。期近の押し目買いで対処する。堅調な地合いが予測される。一貫して期近を買って来たのだが、噴き値は少しづつ利食いする。ただ、急激な円安の場合には集荷が遅れがちになり、思わぬ高値があるので利食いも少しづつにする粘りが必要です。大勢は大高値を売り上がることと考えている。但し、未だ早いので、先限噴き値をじっくり売り場狙い。「相場巧者の地場筋が苦労する場面になっているのを実感している」

アラビカ

底値形成が成るかとの期待があったが、あっさり下げてしまった。未だ、保合の範囲。売り込みを待っているが、少し戻ると買いついて来る様です。時の経過が必要なのか。様子見しかない。実顕を確認してから仕掛けたい。材料は説明済み。


2005/07/11

ガソリン

ハリケーンの被害がないとの判断から大幅に売られた。終始ストップ安で引けている。明日の手口次第なので状況を観測する。大天井を睨んでの高値波乱だが、仕手の動向を探ることになります。ただ、需給が締まっているので、結局そのことが決め手になると予測している。

ゴム

寄り付きは安値をつけていたが、引け際に確りした。全国営業倉庫の在庫減少が材料にされている。押し目を付けたが、この位置が中段かどうかは微妙なところです。売り込めば上昇するが、買い付けば深押しになる。自己玉を視ながら様子見。期近は高値で踏みが殺到したこともあり、取り組みが整理されている。しばらく様子見し、次の展開を探る。

アラビカ

引け際に確りの値動き。下げ止まっての保合だが、手口・自己玉に変化がない。様子見。上放れを待ってからの判断とする。

コーン

ハリケーンが熱帯性低気圧に変り、恵みの雨予想で下げている。これからは天候相場の中盤を迎える訳ですが、この時期の高なぐれを売り上がる方針。ファンドの買い付きを待って売る姿勢で良い。下げているが、下値は叩かない。

 

二天一流「兵法五輪の書」

宮本武蔵の流儀のことです。天下無双と伝えられていますが、この「二天は一つなり」に着目し、裏道天花の天を名付けています。二天一流は下から切り返す大技が特徴ですが、類を見ない為に幕末の実戦「岡田以蔵・沖田総司」では実証がなされていると聞いております。一方、薩摩の天から叩く示現流も一対一の戦闘では正統派として威力を発揮しています。相場を戦いと認識した場合に、下からの急激な大切り返しは想定外になります。過去に於いても、この動きに相当の熟練者が敗れた事実があります。ガソリンは要注意です。


2005/07/08

ガソリン

ロンドンのテロ報道は弱材料だが一過性のこと、逆に先限りは暴騰している。仕手は居座って動かず。突発材料の捉え方には原則があるので基本を知っていて欲しい。9・11とは状況が異なります。上昇相場の時に突発した弱材料は急落しても節は割ることが無く急反発する。ところが、弱基調の時には暴落し、更に加速して下げる。初歩的な理屈ですが、その理由は考えれば解かります。それでは突発強材料が報道された時には如何に動くのかは宿題にしておきましょう。いよいよ富士山で言えば9合目・三尊で言えばご本尊の肩の位置に注しかかる所まで上げて参りました。そこで、7月初旬の大天井予測も若干の延長が観測される処です。大上サヤに為ると言うことは予測の通りです。「何故7月に大天井なのかは会員欄にて説明しています」

ゴム

昨日は一般筋の飛び付き買いに相場は押し上げられたが、状況が変化した。自己玉を視れば上には行けない。応分の押し目を付けることによって、取り組みに変化が起きるのを待つ。ファンドの振るい落しも考えられるので、しばらく様子見をする。戻れば高値の買い玉を利食いする。

アラビカ

小確りの値動きで保合の範囲。しかし、多少の希望はある。戻り売りの人気が出て来ている。戻れば自己玉は改善する筈です。様子見。


2005/07/07

ガソリン

WTI暴騰を受けて終始ストップ高で引けている。今度の総踏上げではサヤが大上サヤに変化することが予測されます。ストームの影響もあるが、此処からの一段高の後は9合目の一押しが考えられるところです。上値の買玉を若干利食いし、押し目・突っ込み買い。但し、その後は買玉を減らしながら大天井を確認する。「もうはまだなり」の予測をしている。

ゴム

今日も急伸しているが、大出来高で踏み殺到です。為替の円安が上昇の後押しをしている。振るい落しが何時、出るかとの思惑が取り組みの増加に顕れている。そして、売玉が値の水準を引き上げてしまうというのが現状です。深い押し目はあるにしても、まだ、上値が不足の状況です。7月中旬に掛けて大噴きすれば、大天井も予測されますが、今日の様に買い付き過ぎると深押しに直面することが考えられます。そして、振るい落しの後に渡し物不足が買われる納会と読む。理由は会員欄。

アラビカ

海外高の流れを受け、堅調に推移した。この戻りで期先の自己玉は買い増した。少し手口も良い。ここで保合い、上抜けするのを確認したい。勿論、不遜ではあるが冬季の降霜は視野に入れての様子見。

一般大豆・Non大豆

一般大豆は続伸したが、Non大豆は上げこじれている。天候相場の後半は高なぐれを売る方針で臨みたい。先へ先へと売り上がる。在庫事情・自己玉・ヘッジ玉の三点セットを視れば良い。今の時期は安値を叩かない。大戻りをじっくり待っての斥候売り。


2005/07/06

ガソリン

期近の値は抑えられ、期先は新値を上抜けして引けている。WTIも同様の値動きだが、感服している。「お主やるな」。6/20日に仕手の書き込みをしていますので熟読。相場は継続しているので、目先に一喜一憂していては本質を見抜けないことを悟ることが重要です。「青天井」夢のある響きですが、そこに至るには大変なかっとう・経緯が有って到達していく訳です。「夏草や 強兵どもが 夢のあと」 この新高値から更に急騰する相場を「青天井」と言いますが、さえぎる雲一つ無い状態を指しています。予測は難しい範囲に為って来ていますが、先限は東京タワーのてっぺんに向かっていることを想定することが必要です。期先買玉維持。

ゴム

ストップ高を含む暴騰で引けている。大出来高だったが、取り組みは増加した。大取り組みの大天井形の相場に為ることが覗えます。期近は予測通りの展開です。ここからが本番。

アラビカ

確りの値動きでしたが、底が固まってはいない。筋の手も出ていない。様子見。

コーン

ストームの影響でしょうか。ストップ高のまま引けた。天候相場は天候に左右されながら、戻り相場の天井を付ける。これでファンドは買い増しする筈です。ヘッジが待っていた展開になります。三日待って売れる値が付けば斥候の売り場ですが、値が届かなければ時間待ち。


2005/07/05

ガソリン

高寄りし、堅調な値動きです。○菱フが買い増しているので基調は強い。以前に下サヤが上サヤに為るサヤ変わりを指摘し、先限の上昇を予測しましたが、遂に順サヤがはっきりと確認されています。しかし、何故なのかが解からなければ、この相場は買えないものです。基本的に夏の需要より、冬季の品不足を買い上げるという相場付きになっているとの認識が大事なのです。次に仕手の動向予測です。種玉・利乗せ玉維持。大天井予測の詳細は会員欄・・・

ゴム

この相場については何度も滅多にない仕手相場と指摘をして来ましたが、一代棒「月足」を見ることで、その意味が解かります。そして、1979年・1983年1988年・1995年以来の大相場との認識が持てる訳です。私自身は此の全てに建玉した経験があるので資料を所持していますが、状況には多少の相違があります。しかし、共通点が多いので指摘をしていたのでした。今日の新値更新で提灯の買玉は降りている。多少の踏みは出ているが押し目買いで良い。「限月指定」

アラビカ

小安い展開でしたが、手口・自己玉に若干の変化はある。此処での踏ん張りを期待しながらの様子見。世界コーヒー在庫率・ブラジルの減産をを勘案している。


2005/07/04

ガソリン

NYの大幅高を受けてストップ高に張り付いている。明日は一段高の様相です。手口・自己玉の変化はないので明日の手口次第を見守ることになります。新高値に飛び出しても飛び付かず、種玉・買増玉を維持し、仕手状況を観測するしかない。○○フが買えば強いし、利食いすれば押し目がある。有力地場筋○○の手口にも注目したい。

ゴム

期近が引張る形での暴騰ですが、先限2本の大出来高は人気の現われです。此処での取り組みの増加で、ますます弾みが付いてきた。ファンドの振るい落しは有っても、再度買われる強基調の相場です。仕手戦は産地・消費地の在庫状況を視野に入れての作戦です。一昨年の7月「上海」での仕手戦後遺症は既に癒えている。今年は本格化すると予測して来た。限月の選定は会員欄にて・・・

アラビカ

下げているが、下値での攻防の値動き。下へ抜ければ底抜けに為るが、先限は両建の売玉が下抜けを支えるか如何かの攻防になっている。様子見。

コーン

小確りの値動きですがマバラの買い、地場筋の売りでは力不足の展開です。だが、戻りを待つ方針で良い。様子見。


2005/07/01

ガソリン

安寄りし、前場は売られていたが後場は仕手系筋の買いに値を伸ばした。漸く、先限に買いの手が入り引き締まっている。仕手系ファンド次第の値動き。此処で底を固められるか如何かが試される。上抜けには付いて行くが、もう少し様子見。

ゴム

前場は強基調で推移していたが、下押している。出来高が多く、取り組みも増えている。期近の押し目買いで良い。自己玉を視れば先限は買い付き易いが、利食うと売り方に変化することが覗える。未だ売るには早いと予測している。

アラビカ

NY高を受けて戻っているが、手口が悪い。一般筋の買方は投げこじれている様です。先限には変化が視られるも、暫く時間待ち。状況に変化が無ければ上には行けない。

コーン

小確りの値動きで一般筋は買い下がりの姿勢。国内ファンドは大量の転売です。基調の弱さは否めないが、ファンドが売り過ぎると急反発になる。小掬いを考えずに大きく逆張りです。ただ、売りの片張りの方が安心と観ている。


2005年♦6月5月4月3月2月1月
2004年♦12月11月10月9月8月