2005年♦8月

詳細分析は【会員閲覧情報】記載


2005年♦7月6月5月4月3月2月1月
2004年♦12月11月10月9月8月
 

2005/08/31

ガソリン

NY市場はハリケーンが石油施設に多大な被害を与えたとし、爆騰している。特にガソリンの期近は尋常にない値動きです。今日は終始ストップ高で張り付いている。昨日、記しているが、予想を売って現実を買う形になっている。しかし、一過性の相場と予測している。此処からの対処は仕手ファンドが買い煽り、東工原油の商社が新甫を売るのを確認し、十分に引き付けて売玉を仕込みたい。いつもの手法で良い。三空踏み上げ・五寸釘のことも記しているし、東京タワーの天辺・武蔵の大切り返し・三尊の事も記した。相場は大きな流れで存在し、続いて行く訳です。そして、徐々に相場は変換する。この大勢の型を分析することが重要で、克難しい。

ゴム

オイルに同調して急伸している。此の動きで押し目が買われる展開に成って来ている。目先は手口・自己玉を視て判断するが、好転の様相。ただ、仕手参入が有るので動向を視て仕掛ける。型は視えて来た。

コーン

今日の値動きではマバラ売りが目立った。安値で投げが出ている。地場筋は投げが出てくれば利食いの手を出している。少し戻れるか如何かを様子見。


2005/08/30

ガソリン

NY安を引き継ぎ安寄し、前場は買われたが大幅安で引けている。仕手系ファンドは利食いし、先限を売り越している。東工原油の商社も売り増している。人気が強くなっているが、買玉の値運びが悪い。ハリケーンの被害状況が強調される高値・ファンドが先限を買い増して来る高値を売り上がりたい。じっくり売る姿勢で対処。

ゴム

前場の気配は強かったが、後場は押している。此処で保合う様です。少しづつ手口は良くなっているが、自己玉の改善が必要です。

コーン

小安く引けている。自己玉に変化なく、流れに変化はない。しかし、此の水準、此の時期は売り増さず、戻りを待ちたい。しかし、作が確定すれば投げ崩れると視ている。


2005/08/29

ガソリン

週末の値動きを見ると、今日は安値を付ける様でしたが、ハリケーンの方向転換に依って踏みが殺到し、ストップ高に張り付いている。明日も高騰が予測される地合です。しかし、東工原油の商社売りには注目したい。先限を売り上がる筈です。業転価格が高騰し、元受が絞り込んだ相場は人気沸騰の時に変化が顕れる。三空踏み上げの様な状況があれば、五寸釘が打たれることを視野に入れての対処が必要です。此処の値動きは高値波乱の空中戦と記しています。大噴きを待ち、斥候の売り場狙いで良い。

ゴム

期近から引き締まっている。相場は変化していますが、これからは海外シッパーの作戦を読むことになります。詳細は会員欄。

白金

前場は急伸し、押して引けている。深押しで買いの種玉を仕込み、例の徳乗せをして様子見をしています。今度は新高値を付けられるか如何かになります。新高値を取ると押すのが相場です。そして、そこが更に買いの利乗せ場になります。利が乗れば勝負になり、引かされる場合は損切りする訳ですが、自己玉を支えにしています。この相場は型に嵌っているので先読みしているのです。又、限月の選定が重要になります。

コーン

天候相場の末期ですが、多少の影響を買ったのでしょうか。ハリケーンで戻っていますが、9月中旬以降は収穫期の値位置を探る相場になります。中旬に掛けて大戻りをすれば、自己玉に変化なしと視て、大下げをしての底打ち予測です。しかし、このまま下げた場合はファンドが底を叩く展開に成るので、底打ちが早くなるとの予測です。敵の出方次第です。


2005/08/26

ガソリン

NYの流れを受けて安寄りし、ストップ安を付けて引けている。昨日は急騰し、今日は急落の高値波乱、気迷いの値動きです。しかも、中東産原油が高いので東工原油は下げていない。此処は難しい場面です。現物は下げ渋るが、結局、先行きは伸び悩むと予測している。噴き上げには売り上がりで対処したい。9月になれば、大勢は売りに変換して行くと予測している。

ゴム

戻りの基調にあったが、押し目を付けている。自己玉に変化はなかったが、手口は良い。押し目を入れながら値運びが上向くのを待つ。上抜けには付いて行く。

アラビカ

NYの下抜けで急落を余儀なくされている。此の下げで自己玉は売り増し、底抜けの状態になっています。底を確認出来るまでは様子を観測するしかない。買いの場面を待っていたが、変化が起きるまでは様子見。

一般大豆・Non大豆

シカゴはファンド投げで急落しています。このファンドは戻りで踏み上げて買方になり、今度は投げ始めている。そして、次は売り込み、踏まされると言う構図の繰り返しです。東穀の方も同様に考えるのが基本です。シカゴより、早く売り過ぎれば戻る順番ですが、結局は買玉が投げる型と予測しています。此の下は売れないが、戻りは売り上がり。収穫期の安値を前提にして、玉の配分を考えて売る。作はほぼ決まる段階に有ります。


2005/08/25

ガソリン

WTI原油の急騰を受けての急伸ですが、仕手筋は利食いの手口でした。明日は新甫が発会しますが、暫くして、買い煽られる展開が予測されます。新高値に迫る勢いが感じられますが、果たして如何か。NYのガソリン在庫は予測通りに連続して減少していたが、増加する時期に入ってくる筈です。煽られても、上げ足が鈍れば反転する。東工原油の商社売玉に合わせることが必要です。新甫が煽られるのを待って、じっくり売玉を仕込みたい。

ゴム

前場は売り込まれていたが、確りの値動きになる。自己玉の好転で状況は変化している。2番天井を覗う動きに変化してきた。新たな仕手の動静を探り、先読みしたい。仕手が途中で売り継なぐ方法もあるので、超強気にはなれないのです。商社の対応は判りやすいので付いて行き、○○ファンドに付いていっては浮かばれない。

アラビカ

NY安を受けて下落している。此の下げに対し、自己玉が売り増しているので上に行けない。底値での鍛錬と期待していたが、未だ時期が早いようです。様子見。

コーン

続落しているが、マバラの買いが目立つ手口でした。戻り期待が強い様です。先に投げを強要し、そして、戻るということも考えられるのですが、いずれにしろ戻れば売りの相場です。型に嵌っていると予測しています。


2005/08/24

ガソリン

WTIの堅調を受けて寄り付き、引けはストップ高になる。会員欄に記している通りの値運びです。明日の納会後に新甫は発会するが、仕手筋は新甫に乗り換えてくる。この新甫の買い煽りに売玉を仕込みたい。又、9/2日の東工原油の新甫は同様の見方をし、商社の売玉に合わせてガソリンを斥候売り。ただ、玉の配分を十分に。

ゴム

下押し、弱基調の場面でしたが、急伸し戻って引けている。自己玉は改善した。納会後に引き締まると予測する。情報を握っているが、会員欄にて・・・

アラビカ

戻り売り人気に変化して来ている。此の変化が相場を動かせるか如何かになって来ている。売り込まれれば動意有り。

コーン

下押しているが、国内ファンドが売り過ぎている様なので反発も考えられる。戻り売りの地合だが、少し日柄を掛けるのか。戻り一杯を売る。自己玉は変っていない。

 

景気循環と素材商品の先行性

当局の発表を総合すると漸く踊り場を脱却し、景気はは上向くとの判断です。この判断は多くの指標に基づいているのですが、後付の判断をしている訳です。景気の循環論は知られている処ですが、四つの循環が複合して指標に顕れて来ていると考えられます。しかし、指標は既に遅いとの判断が大事です。又、川の上流と川下では、既に状況が変化していることに気付くことも重要です。特に、素材商品は上流に位置しており、川下の状況とは差異があります。このことを全く考えずに後付の指標を基に、判断をすることは無謀なことです。大枠を知ることが必要で、「大衆は常に間違う」と言う所以です。会員欄では、このことに着目し解説しています。


2005/08/23

ガソリン

寄り付きは安寄りし、下押していたが、後場は急伸しストップ高で引けた。仕手系ファンドは少し買っていた。業転価格が最高値を付けたことも期近を後押している。今、期近は下値が支えられているが、徐々に変化が訪れると観る。目先は期先を買い上げる動きが予測されるので、十分に引き付けて売玉を仕込みたい。

ゴム

納会を控えて、確りの値動きだが、上放れに対し、マバラが飛び付いて来ている手口です。押し目買いをを予測していたが、暫く静観する方が良い。前検査に120枚の用意が為されたことを考えると平穏な納会が予想されるところです。その後、売り込まれて徐々に「ありがすれ」を買う相場になると予測をしている。

白金

確りの値動きです。下値を切り上げながら戻る展開に成れば、徳乗せ「利乗せ」をする。自己玉の変化を待ちたい。

一般大豆・Non大豆

高寄りし、ストップ高で引けた。急伸の展開ですが、マバラ筋が買い、地場筋・ファンドが売った。自己玉は戻っても変化が無い。トレンドフォローのファンドはこれ以上の戻りでは踏み上げると予測する。もう少し戻るが、目一杯になれば、日柄を視ながら斥候の売りを仕込む。ファンドの踏みと自己玉を注視。


2005/08/22

ガソリン

前場は急伸したが、後場は上げ幅を削っている。特に、期近は堅調を示し、期先に重さが顕れていたと観測される。売り込ませているとの視方も出来るが、此の動きの変化には意味が有る。このことは、次の変化の前兆になると予測したい。今、需要期にあり、在庫減少の状況下、目先の下値は支えられると予測するが、期先の対処は難しい場面に来ているとの認識が必要。此処からは循環の波を読み取り、大天井を探ることになるが、期先の噴き上げを待ち受けて売る姿勢。「十分な資金配分・手法に依る」

白金

深押し調整を入れているが、期近の自己玉は買っているので、次第に堅調な値動きになると予測している。再度買い上げられた後に転換するとの予測です。

ゴム

堅調に引けているが、保合が放れた状態ではない。自己玉に変化がないので様子見です。上値を取るとの予測はしているが売り込みを確認したい。

コーン

戻りの範疇にあるので下げるにしても日柄が必要です。トレンドフォローのファンドが買い付く状態を待って売るのが筋か。又は応分の戻りが欲しい。戻り売り。


2005/08/19

ガソリン

NYは高かったが、昨日の流れを引き継いて、急落している。仕手系ファンドが手仕舞いし、買玉を減らした。地合は悪化している。いまの在庫減少期は相場を支えるが、次第に在庫が増加して来ることになり、基調に変化が顕れます。此の時期は期近が支えられる値動きを示すのだが、期先は叩かれてしまう傾向にある。其の為に、再度煽られて来る場合でも飛び付かず、売場狙いで対処する。下値の節目は叩かず戻りを待つ。期先、期先と高値の売り場面を探す。

ゴム

此の水準での保合は放れた方に付いて行くことになります。品薄を背景に上へ放れるのか、又は既に天井を打っているので買い目はないのか、意見の分かれるところです。此処は様子見ですが、次第に国内ファンドが降りて来ているのが覗えます。上値を抑えていた飛び付き買いが付いて来ることの無い地合の観測は自己玉で判断する。

一般大豆・Non大豆

昨日の戻りを帳消しにする暴落で引けている。戻れない相場は指摘していたのだが、相場は非情に出来ているのを感じます。しかし、手口・自己玉・此の時期の天候相場の型を観測すれば方向が読めるのです。下抜けは叩かず、戻りを売るのが基本。又、下値で次第にファンドが売り増しているので警戒したい。大量の売玉が溜まると踏まされる。そのとき、突発的な大戻りが予測されます。


2005/08/18

ガソリン

NYはガソリン在庫の減少を一時買っていたが、その後は高値警戒感から暴落している。上げ拗れていた東工ガソリンは追随し、急落ストップ安で引ける展開です。売玉は出来申さずで、明日は更に下げる様相を呈している。天井は買方が造ると記していたが、大高値の買付きは報われないのです。この高値の時期は売方が優位に取って代わる転換の時期にあります。大勢は売玉を仕掛ける待機の時期と予測して来ました。ここは、引き付けて売る場面と捉えています。ガソリンの新甫発会・東工原油の新甫発会には仕手の乗換が予測されている。その場面では強基調が考えられます。その様な地合の戻りを引き付けて、売りを仕込む方針。

ゴム

今日は、行って来いの値動きでしたが、大出来高でした。徐々に○○ファンドが降ろされているのを感じます。中限の値動きに期待はしていますが、まだ先の売り込みが確認されない。様子見だが、品薄が解消されていないので戻りを期待したい。ただ、自己玉に変化が無いのが気懸かり。

白金

小確りで引けている。商社はヘッジ玉を利食っているが、先を売り上がる姿勢です。しかし、期近の10月限に注目している。明らかに動きが異なる。斥候の買場と予測する。

コーン

昨日の書き込み通りの展開です。急転し、ストップ高で引ける。ファンドの投げ・地場の利食いです。しかし、多少の玉は整理されたのだが、自己玉に変化が無い。曲がり玉の安心は禁物です。相場は基本が大切で自己玉の意味は必須。戻り幅は限定的と予測する。


2005/08/17

ガソリン

小確りに寄り付いたが、三菱フの利食い売りに抑えられて大幅安に引けている。東工原油の商社は大量の売玉を手仕舞いしていた。方向が掴み難い値動きをしている。天井圏内の高値波乱は迷わせる値動きが特徴ですが、遂には売方を踏ませ買い付かせてしまうと予測します。空中戦は程々にし、大踏み上げに対し、斥候の売玉を仕込む。今は高値保合いを熊の姿勢で待つ。

ゴム

前場は確りの値動きですが、値を削ってしまった。上向くと直ぐに買方が飛びついてくる地合では、上にはいけない。保合いながら売り込まれるのを待つしかない。在庫の減少が生産に影響する状況に成り、引き合いが増えれば相場は押し上がる。買いはじっくりとの観測です。引かれ玉の買い増しはしない。

コーン

シカゴ高を受けて寄り付きは戻ったが、曲がり玉を助けない値動きになってしまった。この様な状況にある相場が執拗なのは、いつもの事です。マバラ一般筋はパラパラ投げる。そして、地場筋が利食いの繰り返しです。しかし、自己玉は変化しないし、取組の減り方が少ない。曲がり玉に向えが相場の基本です。戻りを売りですが、ここからの大突込みは売らない。


2005/08/16

ガソリン

NYが上げ拗れたことで、寄り付き後に急落し、先はストップ安を付けたが後場は引き締まり急騰の展開になる。両建の買いを外し、売玉を残して慌てている売方の構図が読み取れる。空中戦ですが、大天井は売方が買いに回った時に付けると予測している。この様な動きが繰り返されると買玉は外せなくなるものです。じっくり引き付けて売る場面を探す。「高きをば、せかず急がず待つは仁」と言う。この空中戦の模様については会員欄。

ゴム

連日の下げであったが、確りに引けていた。期近は戻れないが期先の戻り幅が大きい。自己玉を視れば売り込みが多い期近の買いを予測していたのだが、以外に、納会に渡しが有るとの情報がある。商社も順サヤを意識した手に変わって来ている。戻り幅を測る展開に成って来るのだが、ここでの手口・自己玉の変化を注視する。在庫事情を勘案しながら様子見。

白金

海外安の流れを受けて、期先4本はストップ安を付けている。商社のヘッジ売玉に利が乗って来た。だが、期近2本、自己玉買いの限月は動意を含んでいると感じられ注目している。此処は深押しの場面でもあり静観するが、状況次第では買方が巻き返すことが予測される。

一般大豆・Non大豆

引き続きの急落です。今年の、この時期の天候相場は売方が優勢になります。在庫が暫減することで逆に買方は投げられない。だが、今日はマバラ筋の投げが目立っていた。利食って居たのは現業筋です。古句に「大法は秋名月が安峠、5月下旬が高峠なり」とあるのですが、真の解釈を知らなければ宝の持ち腐れです。このまま、収穫期まで下がっていくのか、一度は戻ってから下がるのか。


2005/08/15

ガソリン

高騰を予測していたが、急落して引けている。昨日まで東工原油の商社が大量にヘッジしていたが、その影響は無視できない。しかし、今日は2,270枚の利食いを出している。この水準での空中戦は暫く続くと予測される。大噴き値は買わず、突っ込みは売らずの逆張りだが、次第に大天井の日柄が接近して来ている。玉は少量にし、大天井の売り場待ちで良い。

ゴム

続落で引けている。期先2本の投げを待っているが、投げが出ない状態です。調整には、もう少し日柄が必要。逆に期近の下げ幅が大きい。期近の下げは限定的と予測しているが、売り込みが確認出来ないので様子を見る。

白金

商社が戻りを売り上がり、押し目を付けている。今日も先限を売り増ししているが、納会が近付けば引き締まると予測している。

コーン

引き続き急落しているが、投げは少ない。売方のぺーすで、買方の劣勢は明らかです。曲がりを助けないのが相場です。何処で戻れるかだけです。自己玉を視れば良い。戻りを売る。


2005/08/12

ガソリン

NY高を受けて高寄りしたが、上値が抑えられる値動きでした。この押しを拾う買いの手は出たが、一方売りを狙う手も出ている。仕手系のファンドは少し利食いで様子見している。NY次第の値動きですが方針は変化なし。玉を縮小し、逆張りも有りだが、次の展開の準備をする方が賢明か。

ゴム

寄り付きは小確りだが、○○ファンドの整理投げが出ない事を懸念して急落して引けている。調整の振るい落としの下げと認識していたが、買い付き玉が調整されていない訳で地合は悪い。高値からは20%下げになっている。ただ、素材商品が上昇過程の中での下げであること・営業倉庫在庫の減少・産地事情を考えれば、この場面は日柄を経ることで立ち直るものと予測される。

アラビカ

NYの在庫減少・収穫予測の下方修正を好感し、値動きに弾みが視られる。地場筋の手口が良くなっている。しかし、底値の保合が上放れるのを待つしかない。自己玉の変化次第で大化けする可能性を探っている。様子見。

一般大豆・Non大豆

戻る力が無い。買方の投げ殺到で急落して引けている。自己玉を視れば戻れないのも仕方がない。この突込みでは地場筋は利食いしている。国内ファンドが売り増し過ぎると大戻りするという展開です。マバラも同様の動きをする。此処から下は叩かず、戻りを待って売る。

 

CRB指数「国際商品指数」

この指数を30年間、記していると傾向が読めます。遂に8月12日、322・59を付け目標越えを果たし、転換点を覗う処まで上げてきた。指数の上・下は予測の明暗を分けることになります。指数に含まれる要因を読み、日柄・各商品の特性を勘案することに依って、大勢が観測出来ることになります。景気循環と絡めての対処が重要です。


2005/08/11

ガソリン

NYの暴騰で寄付き後、直ぐストップ高になる。買玉は出来申さずのままで、明日の急伸は避けられない。文字通り青天井の状態です。常に記していたのだが、二天を目指す大切り返しは鋭く、売玉は助けないのが相場です。更には大台代わりもあり得ると視ている。その水準では振るい落しの深押しがあるが、それは大天井ではなく、其の後に更に急騰する。更なる新高値の時が大天井と予測する。詳細の日付けは会員欄にて・・・。

ゴム

寄り付きは投げが出て叩かれていたが、次第に上値を追う展開になる。引け際の売りで上げ幅を削った。○○ファンドが投げないので展開が読み難いが、基調は変化していない。買い付き玉が残っているので直ぐには上げない。保合の様相。中旬以降に期待。

コーン

続落していたが、漸く戻る展開になった。この下げではファンドが売り増し、売り過ぎと視ていたところです。地場筋は利食いし、戻り賛成の地合いにあった。だが、この戻りでも自己玉は売り増し、戻り幅は小幅。


2005/08/10

ガソリン

NYを受けて安寄りしたが、次第に値を戻して引けている。仕手系の筋は少し利食いしているが様子見の状態。この位置からの一段上では空中戦の様相と成るが、そこでの突込みを大天井と予測するのは間違いで顎を刺されることがあるので警戒です。更なる切り返した処が大天井になると予測されます。総踏み上げ「三空踏み上げ」が槍形の天井の場合は判り易いのだが、其の様にはならないと予測している。其の理由は会員欄にて何度も述べている。

ゴム

寄り付き安から次第に続落して引けた。ファンドが投げれば灰汁抜けだが、投げないので地合いが悪い。タイヤの値上げなどの事情があり、基調は強いと視ている。しかし、円高の影響もあり、下げているが、ここでは中旬以降の変化を待つ。

白金

今日の押し目を商社が買い拾っていた。繋ぎ売りの買戻しです。納会に掛けて堅調に推移すると予測している。

コーン

ファンドは売り増しているが、自己玉が売り増しているので戻る力が無い。じり安だが、調整が終れば戻る展開となる。タイミングを合わせて利食い、戻りを売る。収穫期の底打ち予測。


2005/08/09

ガソリン

WTIの急騰を受けて新高値に寄り付きストップ高を付けた。押しを入れた後、引け際に引き締まった。仕手系ファンドは若干利食いをしたが、上値を見込んでいる様子です。少し踏みは出ているが沸いていないと視ています。NY次第の展開だが、青天井で雲一つない今の状態、売りを考えるのは早計と予測する。次に更なる上昇した水準は三尊の頂点・東京タワーのアンテナに相当する位置に到達してしまいます。そこで、その位置では買玉を全量手仕舞いし、売玉の仕込み場面を探ることになります。

ゴム

寄り付き小幅安だったが、ストップ安まで売られて引けている。この下げで自己玉は売り増し、地合は悪くなっている。買い過ぎている○○ファンドが投げる場面も考えられる。一気に投げてくれば灰汁抜けすると思われます。綱引きだが振るい落しが先になる様相と視る。買玉はじっくり構えて様子見。

白金

マチマチの値動きで引けたが、目先の押し目を付けていた。先限は商社が売り増し、戻る頭を抑えている。CFTCの方はファンドの買い、ヘッジの売りで取組は増加している。自己玉は期近の買い、期先は大売りの状態です。この状況では堅調が持続されると予測している。円安の傾向もあり、期近の押し目買いで対処。その後、時期を定めて期先を売り上がる方針です。

コーン

急落して引けている。マバラの投げとファンドの売りに対し、地場筋の利食い。少し取組が整理されたので戻る場面。基調に変化はなく、大突っ込みは利食いし、戻りを売る。ファンドが売り過ぎると戻るので出入りに柔軟性を持つことが必要です。

 

小泉改革と上杉鷹山の改革

郵政民営化の攻防は遂に民意を問う運びとなった。構造改革は遅々として進まなかったのだが、小泉首相の実行力は国民の支持を得ていた。しかし、此処で抵抗勢力に依って、小泉降ろしが起きている。この状況は江戸の中期「寛政の改革」時期に藩政の改革を成し遂げた米沢の上杉家藩主、上杉鷹山の改革と類似している。「為せば為る、為さねば為らぬ何事も、成らぬは人の為さぬ成りけり」の上杉鷹山です。養子として藩主になり、藩政・財政改革に着手したが抵抗に合い一時は挫折し、隠居を余儀なくされた。だが、それまでの改革姿勢を視ていた下級武士・農民が鷹山を擁護し、支持したのであった。そして、意識を改め・賄賂を戒め・無駄を省き・生産性を高め・新規の事業を起し、再度の改革に挑戦したのである。特筆すべきは改革の成功よりも、その経緯と期間です。なんと、改革を始めてから20年以上を経ての成功であった。藩は見事に立ち直ったが、この期間はコンドラチェフ波の低迷期間20年に相当する。この様に、経済には大長期的な経済の波が存在し、必要期間があることを知らねばならない。


2005/08/08

ガソリン

NY高を受けて寄り付き高、後場は気配が強くストップ高で引けている。新高値を付け、青天井に突入している。此処ではじり高後の総踏み状況を想定するしかない。売玉が踏まなければ更に上がるのが相場です。大噴き上げには買玉を徐々に利食いし、売り上がる姿勢を持って対処する。但し、直ぐではないので慌てないことが必要。大天井時期の詳細は会員欄。

ゴム

当限は確りに引けたが、先は押している。安値を売り込んだ玉が期近にあり、先の方には飛び付きの買玉がある。綱引きの状態にあるが需給の環境は決して悪くない。全国倉庫の在庫は更に減少している。期近に引張られて、しばらくは堅調に動くと予測しています。安値をじっくり買い。手法に添うことが必要です。

白金

今日は円安だが押し目を付けている。CFTCの取組は増加しているが、更に増加し、転換点を迎えるまで堅調は続くと予測しています。深押し、押し目は買いで対処する。

一般大豆・Non大豆

この戻りで国内ファンドが売り増し、売方は利食いし、戻っているのだが、戻りは売りで良い。CFTCはファンドが買いに転じ、ヘッジは売りに変換している。戻りながら、じり安の展開に為るとの予測です。期先の戻り、大戻り売り。じっくりの売りです。

2005/08/05

ガソリン

NY高を受けて寄り付きは新高値を付けたが、三菱フの利食いに押されて引けている。しかし、この高値で取組が増え出していることに注目したい。売り込み次第にもよるが、更なる上昇が予測される。ただ、根幹の予測は忘れない。

ゴム

投げ玉が殺到し、急落していたが引け際に急伸した。○○ファンドは少し投げていたが、未だ、投げが足りないので様子見です。飛び付き買いの調整ですが振るい落しが終わった訳ではないと視ている。日柄を掛けながらの売込みを確認したい。しかし、此処での買玉は種玉になることも考えられるので、今後はしばらく様子見し、次の展開に備える。

アラビカ

保合の範囲ですが、先限の値の運びや自己玉に基調の強さを感じます。だが、勘には頼らない。底値を模索する状況に於いての鉄則は「相場は相場に聞け」です。保合を上放れてからの押し目を買うこと、即ち、初押しを買うことが重要です。様子見。

コーン

戻り売りの流れの中です。売方の手の中にいる相場です。買方は追証を入れて期待するが、「曲がり玉に向え」が基本です。総投げが先に出ると予測する。しかし、其の総投げで少し戻る。


2005/08/04

ガソリン

NYの調整安を受けて寄り付き売られていたが、三菱フが買い始めると引き締まった。ファンドの買玉は先の2本。此処での玉は少量にし、仕手リードの限月を売るのは要注意。

ゴム

投げ先行でストップ安を付けている。先2本には一般筋の買い付きが多い。この2本の自己玉は売り増しなので、調整の下げと観測している。もう少し、日柄が必要です。○○ファンドの投げが出れば灰汁抜けする。様子見。

コーン

下抜けの展開でストップ安。取組の減は投げ強要の相場に為っていることを顕している。じりじりの続落は予測されるが、天候相場が終わっている訳ではないので下値は叩かずに、じっくり戻りを売る。売玉を残す手法を採ることが必要です。


2005/08/03

ガソリン

NY高を受けての値動きで、新高値ストップ高の引けだが沸いていない。いわゆる、ゆで蛙の相場です。ゆで蛙というのは徐々に熱くなって来る鍋に居る蛙のことです。反応が遅れて飛び出せずにいて、結局はゆでられてしまうということを指しているのです。このところ、じりじりの上昇でしたが、このことに気付いて指摘していました。ともあれ、天を目指しての大切り返しは侮れない。ラストランナーのアンカーは速いとも言っているし、東京タワーのアンテナは尖がっている。世間では我慢は大切なことですし、冬が過ぎれば春となります。しかし、相場では曲がり玉を助けないのが原則です。戦場の訓えを悟ること・基礎の鍛錬が大事です。

ゴム

調整の位置での揉みあいになっています。日本・上海の在庫減少は現物事情を反映しているので押し目は買いで対処する。勿論、値位置は高いのだが、日柄が浅い。押し目買いで様子見。慌てずにじっくりの買いで良い。○○ファンドが投げさせられてからの出直りも視野に入れたい。利が乗ってからが徳乗せの手法です。

アラビカ

急伸しているが、状況に変化が視られる。昨日、会員欄に記したことをそのままに掲載致します。
小確りの動きですが、期先の動きが徐々に変化して来ている。世界コーヒー在庫の減少とNY在庫が減ることで収穫期の底打ちが確認できるか如何かですが、相場に聞くしかない。耳を澄まし、目を凝らすこともない。底値は値動き・手口・自己玉が教えてくれます。

一般大豆・Non大豆

シカゴが天候懸念で高騰していたのを受け、寄り付き高したが、急落して引けた。全く、シカゴを受け付けない展開になっている。戻る場面で戻れないのは手口・自己玉が抑えているからです。戻る力が無いことは指摘していたが、今までの大戻りに飛び付いた買方が天井壁を造ってしまっている。今後の展開に於いて、因果玉満杯の天井を打ち破るだけの強材料がなければ、上抜けは出来ない。じっくり戻りを売る。しかし、大下げの下値を叩くのは未だ早い。


2005/08/02

ガソリン

NY高を受け前場は急伸したが、上げ幅を削って引けている。じり高の様相だ。現物の基調が強い割には沸いていない。買方は振るい落しを警戒しているが、仕手は動いていない。値動きに惑わされずにじっくり対処する。

ゴム

ストップ安の急落で引けている。この位置は中段の値動きと観測している。この押し目の段階で先限は買付きが多く、自己玉は売りの状態。しかし、期近の自己玉は改善している。高値波乱にあるが、調整押しの後、手口・自己玉の改善状態を凝視し、じっくり仕込む。配分は手法に依る。

白金

続伸しているが、基調は強い。堅調理由は説明済みだが、此処では押し目買いで良い。急伸している様変わりの展開だが、相場は相場に聞けと言う。しかし、短期の展開を予測している。

コーン

確りの値動きだが、戻る力がない。天候が係る天候相場にある訳ですが、戻り売りと決めて斥候の売りを仕込む。徐々に仕込む配慮が必要です。


2005/08/01

ガソリン

WTI堅調の動きに前場は急騰したが、後場は上げ幅を削っている。東工原油の商社が売り上がっているので一本調子ではなく、じり高が予測されます。この堅調な値動きは、経済指標の好転と需要期による在庫の減少効果に拠るものです。予測の範囲の値動きです。今になって、後付けのコメントが為され説明されている処ですが、これから、この大切り返しを測りながら、大天井を予測することになります。以前に書き込みした「二天一流」の極意が、何故に無敵だったかを推測することがヒントになります。勿論、根幹の理由は説明済みです。種玉の買玉維持のまま、先限の安値を拾う。

ゴム

確りの値動きで自己玉は改善している。素材商品の堅調理由・根幹は一緒ですが、値動きの違いは各商品の特性にあります。逆サヤだったり、期先が大上サヤになったりの様相です。それは自己玉も関係しますが、商社の思惑に違いがあるからです。その辺の読みが勝敗の決め手になります。情報の少ない一般投資家の唯一の拠り所は罫線ですが、各様に一長一短です。罫線はあくまでも参考にし、罫線に無い情報を読むことが決め手です。手法に添って、押し目を買い乗せる。

白金

素材商品が高騰しているのだが、後付けのコメントを聞いても仕方がない。去年の12月、某テレビ番組でアナリスト連が不景気・不景気の大合唱。その時、今の素材上昇を予測し、記述しています。いまの白金の値動きが尋常でないことを直近に述べていましたが、単に推定をしている訳ではありません。以前に何度もこの様な動きを体験しているから記している訳です。当限納会は焦点になります。「詳細は会員欄」

アラビカ

マチマチの値動きですが、自己玉が少し良くなっている。この水準、この時期は集荷された現物「旧・新」が捌かれる状況・値決めに一喜一憂する段階です。期近の見切り売りに押される展開ですが、先限は新しい取組が始まっている。収穫期の底打ちに為るのかどうかを様子見。


2005年♦7月6月5月4月3月2月1月
2004年♦12月11月10月9月8月