2005年♦10月


2005年♦9月8月7月6月5月4月3月2月1月
2004年♦12月11月10月9月8月
 

2005/10/31

ガソリン

地合いの悪化に伴い、次第に売りを浴びる展開になり急落した。ファンド・商社・一般の売玉が勝り、値を支える買いが出てこない。しかし、今日は自己玉に変化が起きている。大勢売りの相場なので買玉は掴まってしまう恐れが有る。買いはせず、戻りを待ちたい場面です。売りの種玉をを大切にし、戻りは売りで対処したい。

ゴム

寄付きから大量の売玉を浴びて値を崩した。此の下げで、少し自己玉を良くしている。振るい落してから出直るには、戻りを売り上がる人気が欲しいところです。暫くは保合が予測される。まだ、煮詰まっていない。

白金

マチマチの値動きでしたが、此の水準の保合範囲です。押し目が予測される地合い。だが、飛び付き買いが振るわれた後に、再度高値に向かうと視ている。しかし、大天井の高値は売り上がる。

コーン

下寄りしたが、マチマチの値動きでした。シカゴの動きに連動しない値動きになって来ている。此の時期は下値が支えられて堅調に推移するが、買い付きが残されれば下抜けする。先2本の自己玉・手口の変化を視たい。戻り待ちをしたい。

 

人の行く裏に道あり、花の山

古来、相場に於いて語り継がれ、共感を得ている句でありますが、なんでもかんでも反対をすると言う意味では有りません。売りと買いの枚数は同じです。従って、一般大衆筋と現業筋が証拠金の取り合いをするということが相場の全てです。取引所のの存在意義と構成員の取引員が何を考えて生きているかを憶測すれば、投資家が如何に動くべきかを判断できます。此処のところをを抑えている方は希望が持てます。そこで、次に大切なことは何処がどの場面が裏道なのかを確認することです。確かに毎日の値動きを追っていても、その状況には理屈があり、いろいろの材料があって、値動きに反映されていて見極めが難しいのが事実です。罫線にしても、それぞれに長所・短所があり、決定的な結果を出し得ないことは断言できる処です。では、去年の秋から今年の秋までの間において、素材商品の高騰持続を予測し、特にオイルは秋の大天井を「天に登る木はない」と何故に記述できたのか、又、ゴム・貴金属の大天井、「今」接近している状態であることが予測できるのか。それらは、全て裏道の型に有る訳です。去年の秋、今年の初旬は殆んどの経済アナリストが不況の到来予測でした。だが、当欄は明確に否定していましたし、決定的な場面で不景気が好況に変化すると言うことを記していました。そのことが、型の「裏道」であり、素材高騰の原因であった訳です。今度は数ヶ月を得て、状況の変化が有り、局面が変化して参ります。これまた型の「裏道」であります。その理由については、会員欄に何度も何度も述べています。まだ早いが手法に依り、じっくり仕掛けて売り上がり、売り乗せる。又、農産物の「表道・裏道」に付いても詳細は会員欄に記しています。型が主で手法は従ですが、そのことは、ゴールデンクロスが下抜けしても買い、上抜けしても売りと言えることが有ることを示します。しかし、手法を活用することがコツと認識して下さい。


2005/10/28

ガソリン

NY安を受けて前場は値を崩すも、後場は引き締まる。マバラの買いが目立つ手口でした。戻りを待っているが、此の手口では戻れない。戻る水準まで下げているので戻りを待って売りたい処です。

ゴム

寄り付きは売玉を浴びる展開でしたが、後場に入ると確りし、急伸して引けた。昨日に勝る大出来高で上昇し、自己玉の買いを増やしている。振るい落しの後の様変わりに期待したい。ただ、先限の飛び付きは振るわれてしまうので注意。

白金

今日の押し目を商社は売っている。此の押し目を買ったのはファンドです。自己玉も売り増している。買玉を利食いし、手を空かしているが、様子見が良い。人気化して来ているので、買い付けば振るわれる。

一般大豆・Non大豆

確りの値動きであるが、一般のマバラ筋が買い付いて来ている。地場は売り向かいの手口です。此の保合は綱引きだが、此の買い付きが残される場合は下抜けしてしまいます。もう少し様子見。


2005/10/27

サーバー障害にて、ご迷惑をお掛けいたしました。会員様にはメール配信を致しておりますが、皆様にお詫び申し上げます。

ガソリン

NY安を受けて始まり、終始小安い値動きでした。此処でファンドは少し利食いしていた。此処で保合って売り込まれれば相応の反発があると予測している。しかし、大勢は売りの姿勢で対処することです。両建は禁制が基本です。「奥の深い、真の意味を類推して欲しい」

ゴム

ストップ安を含む急落の展開です。52,000枚の大出来高は振るい落し、インパクトの強さを示している。ファンド・飛び付き買い筋が投げて来ていて、御三家は利食いしている。先月納会後の値動きに酷似している。

白金

全限が新高値を更新した。予測の通りに噴き値は利食いで対処する。確かに人気化しているが飛び付くのを避けたい。

アラビカ

戻りの頭を叩かれて急落している。此の下げでは買方の投げが目立つ。玉の整理と両建の売玉です。急な下げは売り込みを誘い、底を形成する恐れがあります。やはり、保合の範囲で綱引きの状態。様子見。

コーン

小安い値動きでした。ファンドの投げが少し出ている。しかし、・自己玉・手口に変化なし。大きく戻るのを待つ。

小豆

大根時の大根相場を示現している、買方総投げの局面です。型に付いては会員欄にて詳しく説明していますが、表の型の底打ち局面にあります。底打ちが近いと視る。含みから実顕へ、そして惰性と相場は移行するが、此の底打ち状況に於いては、自己玉が充てにならなくなるのが基本の考え方です。先へ先へと、じっくり配分を考えて安値を買い仕込み。早過ぎないのがコツです。


2005/10/26

ガソリン

NY高を受けて前場は急伸していたが、仕手系ファンドの大量の売り浴びせに押さえ込まれ、上げ幅を削っていた。一般筋の両建の売りが出ていた手口でした。ここで売り浴びせる真意は測り難いのですが、次第に戻りに転じると予測している。第2ラウンドの戻りを視ながら売り上がりたい。仁の心で熊の一撃、じっくり対処する。

ゴム

納会後の押しは予測していたが、先2本は予想以上に買い付いて来た。地合いが悪い。先の限月の買いは避ける方が望ましい。日柄的には先限月の大天井が徐々に近づいていると考えられるので、先へ先へと売り上がる事も視野に入れている。様子見。

白金

貴金属の急伸で白金も連れ高ですが、今日は踏みが出ていた。此の水準を抜ければ更なる踏み上げが予測される訳ですが、此の噴き値は飛び付かない。利食いを先行する。深押しが予測される。

アラビカ

大戻り後の保合いだが、小安い展開です。此処で買い付きが掴まると深押しが予測される。様子見。

一般大豆・Non大豆

確りの値動きで、下値が支えられている。綱引きの状態ですが、先限りは売込みが目立っている。下げるにしても少し時間が必要です。戻りを待つ。様子見。


2005/10/25

ガソリン

平穏な納会でしたが、期先が確りしていた。暫くは、此の水準で保合し、戻りが予測される。急激な下げは考え難いが、戻しても限定的と視ている。戻りを測りながら売り上がる。

ゴム

確りの納会でした。押し目を付けているが、マバラが買い付く地合いの様です。手口・自己玉に悪化が視られる。納会の後の調整場面が有ることも考えられます。買玉維持の様子見。

白金

小確りの値動きですが、目先買い付いた筋の振るい落しが先に起きることも有ります。又は、もう一噴きが先になるのかは難しい場面です。下値の種玉は維持し、高値の買玉は戻りで利食いする。

アラビカ

小安い、じり安の値動きに買方が堪らず投げ始めています。売り込んでくれば、戻る場面が予測されます。様子見する地合い。

コーン

続落しているが、追撃の売りは控えたい。綱引き状態が予測されるので、戻るのを待ちたい処です。保合の状況予測もあるので様子見だが、保合の下放れには付いて行く。

 

状況の解説と後付けのコメント

当欄では上記のことには十分に気をつけ、回避する記述をしてきました。しかし、他掲載の記述は殆んど状況の解説と後付け解説に終始しています。これでは、読者が迷いを増すばかりです。当欄が注目を浴びていることで、結果だけを追いかけている目先の方々の質問がが増えています。果たして如何に。そこで、申し上げたい。型と手法「セオリー」の鍛錬は必須です。応変自在は目標とする処ですが、マグレ当たりは逆に禍根を残すことになります。


2005/10/24

ガソリン

納会を控えて期近は堅調だが、期先は弱含む。この水準は現物事情もあり、保合の展開と予測している。戻りを待つ場面か。しかし、戻りは結局、買い付かれると視ているが、大戻りを期待したい。大戻りを売り上がる。

ゴム

品薄を背景にした期近の動きなので注視したい。今までに何度も何度も、限月を選ぶことを記してきたが、いよいよ実顕と成る。建玉維持。

白金

前場は確りの値動きでしたが、後場は利食いに押されている。前日と同様の地合い。下値からの買玉維持ですが、噴き値は利食いし、突っ込みは買い。

アラビカ

小確りに引けているが、様子見の位置にあります。綱引きの状態ですが、買方が振るい落とされる場面が先になるとの予測です。

一般大豆・Non大豆

引き続き、続落の値動きですが、流石に投げが出ている。ここで戻る様であれば保合が予測される。様子見だが、此処は売り乗せをしない。保合の後、下へ放れた時に売り乗せる位の度量が欲しい。


2005/10/21

ガソリン

今日の安値で売玉の利は確定しました。買方の投げ残りを抱えながら第二ラウンドに入ることになります。当欄は一貫して天井圏内を売りと定め記述して来ています。会員の方々は「仁」の心で対処し、此処は勝利しました。次のラウンドも引き続き同様の予測になりますが、○○○の商社玉を注視し、手を合わせるのがコツ。大戻りを期待したい処ですが「戻り待ちに戻りなし」と言う。

ゴム

堅調な地合いと視ている。ここで落としたことで、買い難い展開になって来ている。当限を仕舞っている方は押し目買い。私は逆指しを入れて利益を確定して対処しています。

アラビカ

今日は戻っているが、地合いを悪くしている。一般筋が買いたい様です。此処で買い付きが掴まる様な相場になれば底打ちは難しい、むしろ底抜けも考えられる。期先2本次第では戻りは売られる。

一般大豆・Non大豆

引き続いての急落ですが、買い付きが振るわれている。飛び付きの買いは報われないと記しているが、大戻りは売りで良い。今日は投げが出ているが戻れば買い付いて来る。この買い付きは自己玉を悪化させるので、それを確認して売る。しかし、いつもの手法、種玉を残してが最良です。

 

半値・八掛け・二割引

商品の値動きの限度を表現している言葉ですが、脇の甘い方々は気が付いていません。「もっとも、その様な値動きを見たことも聞いたこともない初心者が大半では、無理もありません」この動きは普通は起きない値動きですが、大勢の大天井から大底の間に於いては有り得る事です。逆に今の相場の様に大底から上げている場合は2、5倍も有る訳です。しかも、それ以上の変動さえあるのです。この言い伝えを例えると、一万円の商品に捨て値が付く時は三千円に成るとの教えです。目先のほんの少しの値動きを追うよりも中勢・大勢を掴むことを奨めたい。それは、型と手法に拠ります。そして、説法より実践です。基礎の理論を噛み締め、自分の器にあった策戦が勝利の源になります。ともあれ、各商品の特性は一様ではないのですが、まもなく素材商品が大天井を経過していく転換の段階に入る重要な時期になります。「詳細は会員欄にて説明しています」


2005/10/20

ガソリン

保合を下抜ける急落に投げが殺到した。大天井の高値波乱から次への展開が予測される。勿論、一代足を参考にして判断しているが、買方の劣勢は明らかです。「曲がり玉に向え」が原則ですが、納会を控えて現物の動向を見極めたい。しかし、この水準からの大戻りは売り上がりで良いと予測する。徐々に売る姿勢で対処し、利が乗れば売り乗せる。突っ込めば利食いも良し。売りの種玉を残すも良し。

ゴム

地合いの悪化を懸念する売玉に抑えられての急落ですが、御三家は利食いしている。マバラが振るい落とされていた。納会後の展開は押し目買いと予測している。

白金

押し目を付けている地合いですが、金と同様に商社は少し利食いしている。上値があれば再度売り上がる姿勢の様です。此処からの押し目は買い。ただ、転換期は視野に入れて限月を選んで、対処です。

アラビカ

予測していた急落です。この上の水準には戻りを待っている、曲がりの買玉が多く有ることが判ります。この位置を上抜けるには、それ以上の曲がりの売り玉が必要です。相場は常に綱引きしています。そこで、今後の展開に於いて売り込んでくれば押し目買い、買い付いてくれば戻り売りに成ります。押し目買いの場合は以外に大きい相場になる筈ですが、逆に買い付かれてしまえば低迷が予測されます。その根幹の理由は型に拠るものです。

コーン

戻りを売る地合いで、斥候の売玉を仕込んだ方には利が乗っています。此処で気配は悪化して更なる下げを感じますが、売り増しはせずに日柄を数えながらじっくり対処したい。戻りは売る。先2本の自己玉を目安にしたい。


2005/10/19

ガソリン

NY安を受け大保合を下抜けした。しかし、納会を控えての展開は微妙です。現物を支えたい筋と先行きの繋ぎヘッジを仕込みたい筋の綱引きになって来ると思われる。突っ込みは叩かずに利食い、戻りを仕込む姿勢で待つ。売りの種玉維持も良し。

ゴム

高値の保合をしているが、期近の噴き値は種玉を利食いするも良しと視ている。納会の後に深押しが有れば買い直し。

コーン

この水準は斥候の売りを仕込む位置と視ているが、日柄を掛けてじっくり売りたい。ファンドが買い付いて来ているので十分に買ったところが売りのポイント。先2本の自己玉売りを確認して売りたい。「自己玉の意味を十分に理解すれば相場手法が変化して来る筈」

 

イラク情勢と米軍の撤退

イラク憲法の国民投票は開票されているところですが、間もなく制定される運びになっています。テロリストの非道な攻撃をイラク国民が改めて認識し、正しい対応が始まっています。そこで、半年以降には段階的に撤退が具体化される筈です。そして、其の時期は世界の経済に大き転機がが訪れることになります。その時の対応は既に考えている訳ですが、予知して待つことが相場の基本となります。「会員欄にて」


2005/10/18

ガソリン

寄り付き堅調の後は急落して引けている。材料に反応し波乱の状態です。暫くは保合逆張りが予測されるが、戻りを売る姿勢で対処したい。

ゴム

確りの値動きですが、保合の範囲です。保合が上に放れれば付いて行くが、高値では利食いし、押しを買い直す作戦も良い。又、順サヤになって来ていることは、目先的に期先売りの意向が強いと考えられる。そこで、更に堅調に上へ推移していくことが予測される。しかし、期先の大天井を売り上がることも視野に入れたい。

アラビカ

海外高に加えて円安が支えとなり、ストップ高を付けるが少し下押した。この戻り高値で、安値の売玉は踏まされている。先限の自己玉が売り増しに成れば深押しが予測されるのだが、其の状況を待ちたい。底打ちを確認して買玉を仕込む。ただ、この戻りが買い付き一杯であれば、売りを狙う場面も有りか。そして、時間を掛けて底を造る。

コーン

前場は急伸していたが、後場は緩んで引けている。値の位置は上げているが、取組・自己玉に大きな変化はない。ファンドが買い付き、買い下がれば崩れ落ちると予測される。見極めて売る姿勢で待つ。斥候の売り建ての後は日柄を測ることが大事です。

 

グリーンスパン連銀議長が来日していますが、去年の今頃に記した記述をを参考に氏の功績を讃えたい。後任の人選は如何に・・・。ただ、前の議長B氏は退任後に禿げ鷹ファンドの顧問になり、新生銀行の件で汚点を残している。日米の経済学者・経済官僚は師弟の関係にあるので、筆者は危惧している一人ですが、氏は高潔の師であり、ご健康を祈るばかりです。
去年の記述を参考にして、これからのの転換点を探ることになります。「詳細は会員欄」

 

2004/09/11

911「2001・9・11」の日を忘れない・・・2004・9・11記

今日は特別な日です。米国民がテロリストに対し戦争宣言を容認し、世界の主要国も参戦を決意した日です。休日だが襟を正して記しています。

グリーンスパンFRB議長の悩みは深刻だ。米国景気の後退回避と、連銀FF金利の引き上げを同時に為す局面に立たされているからだ。
イラク戦争「テロリスト対策」の戦費増大には景気維持が絶対条件である。大統領選挙もある。大 型の予算が必要だ。公共事業の増大・国債の増発・ドル高政策などで景気を刺激し続けなければならない。
また、911の後の景気対策として大幅に下げてあったFF金利を、今度はドル高誘導のために、あと数回の引き上げをしなければならない。この引き上げは景気の腰を折る。ここが腕の見せどころか。

2004/09/17

そのとき、見えざる手がはたらく

9月16日の日経に「中国、無認可金融が拡大」との記事が書かれた。政府の過熱投資抑制に対する抜け穴だ。年利30%の高利で市の3倍の金利である。
中国政府は過剰投資を絞り込むよう指導しているが、中小企業は資金繰りの悪化のため無認可金融に殺到する。
アダムスミスは言う。「中期・長期の経済発展の過程では、利益追求の波が増幅しながら経済を押し上げる。そしてそこに、予測せぬ見えざる手がはたらいている」と


2005/10/17

ガソリン

カリブ海の熱帯性気圧を懸念して急伸している。ファンドが売りを仕舞い、途転の買いに回っていた。だが、一般筋が買って来ているので自己玉は重い。噴き値ではじっくり、売りを仕掛ける。方向の理由はは何度も記している通りです。

ゴム

安寄りしたが、次第に買われて引けている。この水準になると納会を意識した値動きになる。此処で新高値を付けると提灯の買いが予測されるので、保合い揉み合い後に動く気配です。買玉維持。

白金

寄り付きに安値が出たが、次第に堅調になった。この戻りを商社が売っていた。ファンドは買っていたが、徐々に取組が増えているので飛び付きの買いは注意したい。ピークに達した時点で強烈な振るい落しが予測される。一般筋の買い意欲が強くなれば振るい落とすのが相場です。種玉を残し、噴き値は利食い。安値は押し目買い。

アラビカ

天候懸念を買っているが、一過性の可能性がある。飛び付き買いは報われないと言う認識が大事です。この状況で買うことも無い。売り込みを確認してからが本線です。「咲いた桜になぜ駒繋ぐ、駒が勇めば花が散る」

一般大豆・Non大豆

戻る状況でファンドが買いに転じている。コメントも漸く強くなって来ている。収穫予想に揺れているが、結局は自己玉が教えてくれる。今日の値動きに対して、期先の反応は先行きを暗示している。此処での動きはポイントになるが、売る場合は戻りを斥候の売り。日柄を測りたい。


2005/10/14

ガソリン

戻れない地合いで急落している。予測の展開だが、下抜けせずに保合が考えられる。確かに高値の買い付きは梯子を外されている、しかも、在庫は次第に増加する。日柄が経過すれば、戻り売り一貫も否定できない。相場は相場に聞くしかないので、下抜けすれば付いて行くのだが、現業者の本心を考えたい。しばらくは、この水準を保つ方策を考えている筈です。突っ込みは売らず、戻りを仕込む、日柄を見据えた作戦を立てる。

ゴム

前場の地合いが悪かったので、玉整理が進んでいた。後場は当限が確りしたが、先限は安い。売り込みを誘う展開です。徐々に相場が引き締まっていると視ている。買玉維持。噴き値では徐々に当限を利食いし、振るい落しには買い直す。この相場を初期の段階で認識し、仕掛けているが、いよいよ仕上げが近く成っています。仕手相場は仕手の身になって対処すれば良い。一相場をを仕上げるには型と手法が必須です。運・鈍・根もこの中に含まれている。詳細は会員欄

アラビカ

昨日は一般筋の飛び付き買いが視られたので指摘したが、やはり振り落としに来た。これは相場の常道です。この時期の急伸の飛び付き買いは禁物です。スタートの相場は初押しが買いです。ただ、スタートしたとの確認にはもう少しの日柄が欲しい。ともあれ、振るい落しは様子見し、斥候の買い時期を探る。

コーン

ファンドが買い付いて来ている事実がある。腹一杯買えば下がる相場と予測している。戻りは売りの地合い。先限の自己玉が売ってくる処がポイントになる。自己玉の見分け方がポイント。


2005/10/13

ガソリン

WTIは確りの値動き。ガソリンは前場売られていたが、後場は買われてマチマチで引けていた。この水準は実需の支えと先限の思惑売りが錯綜し、上下に波乱が予測される。納会の後にはヘッジの売りが相場を冷やす段階に入ると視ている。飛び付きの買いに対し、売玉を仕掛けたい。

ゴム

新高値に両建を余儀なくされた売り方にとって、この押しは嫌な場面です。しかし、この押し目は調整の押しと予測している。此処から噴き上げると踏みが出るが、深押しを付けて上がると売方は売り上がって来る。

白金

このところの上げに対し、ヘッジが売り上がっている。特に金の商社売りは腰が据わっている。買方のファンドに提灯が付いてきているので、約束の振るい落し場面が予測される。ただ、日柄を測って対処したい。

アラビカ

急激な戻りに対し、マバラが買い付いている。予測の範囲です。此処で振るい落としながら底値が形成されるのか如何かを見守る。自己玉が教えてくれる筈ですが、それぞれの限月が持っている特徴がポイントになります。

一般大豆・Non大豆

この水準までの戻りでファンドが買い出して来ている。底値で買玉を投げて売り越し、ここで踏んでいる。ファンドの買玉が増加し、狙い撃ちの現業筋が売り始めれば売玉を仕掛けたい。此処での戻り一杯は先限の自己玉次第と予測する。戻っての日柄が未だ浅いので慌てて売らない方が良い。


2005/10/12

ガソリン

NYの急騰を受けて高寄りしたが、ファンドの買戻しが出ると売られ過ぎの懸念が台頭し、買気が高まってストップ高で引けていた。急伸しているが、飛び付き買い気配なので、伸び悩み・戻り一杯を見定めたい。戻り・大戻りを配分を考え、じっくり売る姿勢で種玉を仕込みたい。

ゴム

寄り付きは小安く始まるが、次第に確りした。新高値を更新して引けている。此処での取組の増加は歓迎できる地合いです。本命の限月が次第に脚光を浴びてくるのかを期待したい。押し目・突込みを拾う。

アラビカ

産地の天候懸念を材料に急伸している。この水準の上で失速し、売込みを誘う展開が望ましいのです。買い付きの振るい落しの場面で底打ちを判断したいとする。この水準での底打ちは売込みが期待できる。

コーン

シカゴの強基調を映して急伸している。ファンドが猛烈に買って来ているが、買い付き過ぎると頭を打つと予測している。先限の買い付きを視て、斥候を出したい。


2005/10/11

ガソリン

前場は戻り気配で推移していたが、引け際に急落して引けている。堪らずの投げが殺到した。当限は支えられているが、先の気配は弱い。戻る場面があっても、徐々に売方が有利になる。大戻りを待って売る。

ゴム

今日の新高値を一代足と自己玉で検討することが必要です。其の上で、取組の増減・出来高を考慮すれば目先の趨勢は読み取れる。だが、目先筋は所詮、此処までです。大勢・中勢の動向には型と手法が大事です。次に為替が読めねば勝ち抜けない。今年の初旬から一貫して記しているところの、後付けでないコメントを熟読すれば方向が視えてきます。大噴き値で利食いし、押し目を買増し作戦で良い。転換点はまだ先の予測。「詳細は会員欄」

アラビカ

天候懸念で買われているが、値の水準が上がると売玉が増えてくる展開が待たれるところです。この水準は売られ易い位置と予測している。間違った値頃勘が発生する訳です。その理由は会員欄に記す。此処で自己玉の変化を注視したい。

一般大豆・Non大豆

急伸して引けている。売り過ぎたファンドが踏み始めていることもあるが、自己玉の売りが減っている。此処ではじっくり様子を視たい。引き付けて戻り一杯を待つ。様子見し、先限の自己玉が売り越す状態で仕掛けたい。

 

タイムラグ

素材商品の転換場面に於いても、それは同時期ではない。各商品の事情が反映されて違って来るのが当然です。それ故に相場は面白い。オイルの後は・・・。ゴムは年末頃まで引張られる事も視野にあるが、値運び次第です。又、金と白金にも差があり、違ってくるのも当然です。粗糖は最後なのか・・・。更に為替と輸入商品の値運びが変化して一様でないところが今後の課題で実証されて来ます。注目の場面です。このタイムラグは中勢を測るポイントの一つです。

 

素材商品の先行性と経済の循環理論

景気回復に先駆けて、素材商品の堅調は始まるが、逆に退潮の動き、潮目を読み取るのが早い特徴があります。相場はあらゆる要素を集約し、先行して値動きしている。株式にも先行性は有ります。商品の場合は在庫・生産事情を主要因としている先行性だが、株式は金融利子率・景気対策の効果を先取りする先行性と考えられます。実顕の段階では参加者が急増するが、其の場面では既に終焉が近いのが実情です。次に不況・好況に於いて取られる対策「金融対策。経済政策」も効果を分類しなければ先読みが出来ないのが実情です。商品・株式・利子率・為替・土地などの資産投資の対象も常に一様に動いていないことに気付いて欲しい処です。私の経験した40年間を視ても、景気の変動は何度もありましたが、「大概」差異が有りました。江戸時代に遡っても同様なのは文献に顕かです。今回の景気復調で商品・株は上昇していますが、金融利子率の変化はありませんでした。又、土地についても、大都市回帰現象でリート・分散型の資金が投入されて来ていますが、既に反応が鈍い傾向にあります。資産のマネージメントには型を予測し、対応することが大事です。斥候「せっこう」の仕込みをし、次に中勢の対処は手法に拠って行います。保合の放れに対しても、移動平均線の逆を仕掛けることが有り得るのです。更に数年後に起きるハイパーインフレに付いての記述は徐々に会員欄に解説予定です。「何が起きるのか、何が上がるのか。」


2005/10/07

ガソリン

NYの暴落を受けて、前場は急落したが、引けには下げ幅を削って引けた。此処での大出来高は両建の売りが大量に出たことを物語る。しかし、期近は逆に成っている。この下抜けで、売玉を手仕舞いしている。この状況を考えると大天井を打っている可能性が高いと予測される。戻りが買い付かれる展開を確認し、売りを仕込みたい。「天に登る木はない」と何度も記していたが、買方が天井を造ってくれる。

ゴム

小安い値動きで引けたが、地合いは引き締まっている。次第に売り込まれていく展開です。買玉維持。期近の買い乗せも有りと視る。

白金

堅調だが、ファンドの買いが気になる。ヘッジの商社は先限に売継ぐ作戦です。この一段上では再度の押しも予測される。

コーン

小安く引けている。このところの戻りでファンドが途転し、買い越して来ている。ご苦労さんと言いたいところです。此処でシカゴも買い越す場面があれば下げる展開に成る。戻る幅を探る訳ですが、期先の自己玉を注視して対処する。「自己玉の威力に付いての詳細は会員欄」


2005/10/06

ガソリン

保合の下抜けだが、以外に出来高が少ない。投げ残している地合いです。地場筋が買っているのは現物の事情に有る。しかし、高値の買い付き玉は因果玉になっている。投げ拗れているので戻る場面は売りで対処する。噴き値は配分を考えながら売る。基調の変化を読み、先限の戻り頭を熊の一撃。

ゴム

この水準では気迷いの様子が有りますが、マバラが戻りを売り上がる気配の様です。買玉には十分に利が乗っているが、油断は禁物です。状況は良いので指定の限月維持ですが、逆指しを入れ、損切値を見越して勝負に出たい。

アラビカ

予測通りの確りです。一代足を視れば一目瞭然の展開予測です。期近は下げる、期先は上げると書いてあります。普通の一般筋は此処で迷って勘に頼るのですが、間違った勘は禍根を残すことになります。型に嵌まって来て始めて買い仕掛けになる訳です。買いになれば一相場が予測されます。

コーン

曲がりのファンド・マバラが踏んで来ています。徐々に買い付き玉が残されて来る地合い。地場は徐々に売って対処しています。ファンドが買い付けば、大きくは戻れない相場と予測する。

 

ガソリン

昨日はサーバー障害で書き込みが出来ず、メンバーへのメール配信のみとしました。NYの暴落を受けて東工も急落しています。当欄でも一貫して噴き値売りを予測し、記してきました。8月中旬までは買い一貫でしたが、何故に[8月下旬」売り一貫に転換したかを考えて下さい。ヒントは既に述べています。「詳細は会員欄」会員の方には一代足を常に視るようにと記しています。今、どちらが有利に立ったかどうかの判断が重要です。下降する意味を噛み締め、型に拠り、手法に添う。間違った勘は何故に起きるのかは鍛錬に依り鮮明になります。さて、目先の相場ですが、この水準以下では期近が支えられると予測します。期先の突っ込みは叩かず、戻りを待つ場面です。しかし、日柄を視て噴き値を売る姿勢に変化はありません。


2005/10/04

ガソリン

先限を仕手系のファンドが売って来た。途転の動きに急落したが、突っ込みは叩かず噴き値を売る。何度も同じことは書かないが、相場には流れがある。追い掛け回しても捉えられないことを確認して下さい。型を読み、手法にて対処する。先行きは安い。日柄をかけて、じっくり噴き値を売る。

ゴム

じり高の相場ですが、順調な値動きです。本命限月の値運びが良い。仕上げのシュミレーションを会員欄に掲載する予定です。

粗糖

急騰している為に動揺が拡大している様です。粗糖のコメントを求められることが多くなって来ているので記しますが、一般的に予測すればRSIの判定の通り、踏み上げが終われば、深押しとの視方が出来ます。しかし、相場は非情なものです。今日も取組が増えている・自己玉の買い増しを考えると売方の敗色は否めないところです。粗糖は農産物ですが好景気とインフレ・更には円安に反応する特性があります。しかも、遅れてやってくる場合には、大相場が過去に何度も有りました。一代足と自己玉が先行きを示していますので注視です。売り上がりは危険。押し目・突っ込みの場面で買場探し。

コーン

寄り付き高も引けには崩れる展開です。ファンドが踏み始めています。戻り歩調でファンドが買い付けば下げる相場です。様子見。

 

円安に注目

以前から書き込みしていますが、予測の通りです。そして、輸入商品に極めて重要な変化が顕れます。それは既に顕れていますが、その理由は以前に記しています。特に担がれている期近は要注意です。「この様に表現する場合の値幅は大きい」


2005/10/03

ガソリン

海外高を受けて堅調な地合いになっている。期近が支えられることもあって保合が続きそうな気配ですが、此処で売り込まれると出直る恐れもあります。局面を注視したい。噴き値を待って斥候の売りを仕掛ける。突っ込みは利食いも良しの手振りで対処する。乗せは控えて斥候は増やさない、仕込みとする。

ゴム

円安が加速したので急伸している。売り方が堪らずに踏み出しています。仕上げの段階へ突入気配です。買い付けば押し目を入れるのが相場ですが、此処では、何度も記している次の伝えを参考にして欲しい。「初めちょろちょろ、中ぱっぱ、じうじう言ったら火を引いて、赤子泣くともふた取るな」此の言い伝えはおいしいご飯の炊き方ですが、相場の仕上げに似ています。孫子の風林火山は動かざること山の如しと言っています。

白金

予測の円安地合いに反応しています。為替の詳細は昨日の会員欄に記していますが、途中で為替に反応しなくなる時期を捉えることが大切です。

アラビカ

下値の底打ち調整の時期が終るかどうかの綱引きです。確かに、此の戻りで先限の自己玉買いは増加して来ている。押し目を付けると更に良くなる可能性がありますが、買いは底打ちを確認してからで良いと視ています。其の訳は、此の位置で底入れした場合の相場は大きく変化する要素を持っていることから、初押しの買いで十分といえます。しかし、上げ拗れると再度底抜けのじり安状態が待っていることが予測される。

コーン

予測通りの戻りに入りました。ファンドの下値売り過ぎの咎め相場です。今日は踏みが出ていますが。踏みが終わり、買い付きを確認して売って行きたい。大戻りを待って売りたい。

 

農産物商品・素材商品の一相場「ひとそうば」

商品相場を読み解くには商品の特質分析が必須です。値動きだけを追い掛けていては得るものはない。此の二つは動向の本質が異なります。それぞれの特質を見極め、今の位置の「型」を把握します。そして、目先は一代足・自己玉・ヘッジ玉で観測し、優勢な方に参加するのが基本です。そして、手法に添って対処「仕掛け・利乗せ・逆の時は損切り」し、一相場を仕上げる。「三ヶ月・六ヶ月を一「ひと」相場と言います」値幅は状況により異なりますが、「五分一割に従いて、二・三割は向かう理と知れ」を参考に判断して欲しいものです。為せば成るの気概と鍛錬がが最重要の課題です。


2005年♦9月8月7月6月5月4月3月2月1月
2004年♦12月11月10月9月8月