2005年♦12月

2005年♦11月10月9月8月7月6月5月4月3月2月1月
2004年♦12月11月10月9月8月

2005/12/30

ガソリン

期近小安いが、期先は続伸しての大納会。上値を覗い、堅調に引けていた。新年は好調な経済情勢が下値を支えることになります。又、円安が輸入価格を押し上げます。しかし、此処からの噴きき上げを見極めて、じっくりと噴き値に売り玉を仕込みたい。一定の時間の経過を得て下降するとの予測をしています。

白金

大納会。売買は共に調整の手口で押し目を付けて引けている。此処で再び人気化し、買い上げられた時に商社が売り上がるのか、逆に売り込ませて買方に回るのか、その時の総取組は前回の様に大取組になるのか如何かに依って値動きが相反することになります。その辺りを勘案しながら大転換点を探りたいと考えています。

一般大豆・Non大豆

シカゴ安を受けて急落して引けた。上げる材料に乏しいこともあって、シカゴ次第の値動きになっています。期近の自己玉は売り越していて、基調は弱い状態です。だが、下値は切り上がっていて、円安が下値を支えている。しかし、今後、この水準から買い上げられた時に円高が突発すると暴落は必至です。そこで、為替の動向の見極めが重要になります。為替の動向予想は会員欄。


2005/12/29

ガソリン

NYのオイル急騰に加えて円安が重なり急伸しています。ストップ高に張り付いて引けていた。今、景気好調が余剰資金を生み出し、其の資金が回転している状況にあります。オイルも其の流れの中で需給が調整されますが、日柄を掛けながら調整が為されると予測しています。12月中旬〜1月中旬に山を越えると予測していましたが、此の大戻りの天を視て売玉を仕掛けたいと考えています。来年は更なる円安が予測されることから、じっくり様子見し、ヘッジ商社の大量の玉に合わせて仕掛けたい。

ゴム

全商品高の中で買いが殺到し、先はストップ高で引けていた。一般筋の買気配が旺盛で堅調な値動きで飛び出しています。現業筋は売り場探しで様子見している。1月中旬の山越えは予測していたが、売り場のポイントは大量ヘッジ玉確認です。

白金

海外高を受けて堅調な地合い、続伸して引けている。急落の後に大戻りの展開ですが買気配は旺盛です。此の水準の上を更に買い上げるには相当のエネルギーが必要です。今回は前回の買方が逆に売り上がって商社が買方に回ることも有り得ると読んでいますが、果たして如何。目先は買方優勢の展開です。

一般大豆・Non大豆

小確りの値動きでした。全商品高に於いて揚げ足が短いのは、材料不足の為で大きくは買い上げられていない。期近の自己玉は売り越しているが、円安下で下値は支えられている。

粗糖

堅調な値動きで推移している。種玉を買い仕込み、配分を考えながら買い上がる。押し目・突っ込みを買う。4・5月頃の収穫期は目標になります。


2005/12/28

ガソリン

前場は急落していたが、後場は急伸して引けている。出来高は多かったが、整理商いの様相です。此の水準で保合いが予測されるが、下値は叩かずに戻りを待ちたい。

ゴム

堅調な地合いに商社・シッパーが先限の売りを見送っている。後場は急伸して引けている。此の水準での戻りはじっくり売り上がりたい。大戻りは売るが、大突込みは叩かない。来春は円安を予測しているので大下値は叩かない。

白金

前場は堅調な値動きでしたが、後場は上げ幅を削って引けている。手口に大きい変化がないので様子見だが、強基調に変化はない。

アラビカ

NY高を受けて続伸、じり高の基調にある。下値を徐々に切り上げて来ているので基調は強い。様子見。

小豆

先限の押し目は期近に比して少ない。此処で飛び付きの先限買いが振るい落とされている。買方が振るわれる時点が買い場との予測をしている。押し目・突っ込みで買い乗せする。


2005/12/27

ガソリン

寄付きから下落し、遂にストップ安に張り付いて引けている。NYの夜間安に追随しての引けでした。先行きOPECが減産を視野に入れることが取り沙汰されて来ているが、噂の段階と考えたい。突っ込みは売らずに噴き値売りに徹したい。配分を考えて売りたい。何度も何度も記している。

ゴム

小安い引けでした。新甫の自己玉が売増したので買方が曲がりになったとの思いです。だが、今後の円安場面では応分の戻りが常に予測されます。突っ込みは利食いし、じっくり売り上がりで対処する。

白金

続伸の値動きです。買玉に対し、商社は売玉ヘッジしている。大量の利食いをした後でもあり、買玉の出具合を推し測っての売りです。金も同様の状況ですが、買い切ってしまうまでは上昇する。沸いたら売り場を探したいが、今は買方が押し上げている。円安も加わって暫くは堅調と視ている。

コーン

小確りで引けている。円安基調で確りですが、買い上げる材料に乏しい。ただ、更に円安が予測されるので堅調な値動きになる。突っ込みは支えられると視て対処したい。

小豆

一転して、ストップ安で引けている。此処で押し目・突っ込みの場面を迎えているが、此の突込みは配分を考えながら利乗せする。じっくり買玉を仕込む。

 

為替・株式「日米の事情」

日本の景気回復は内需に活気を与えて内需関連の低位株を押し上げている。これは、実顕から惰性の位置に到達していることを物語っている。又、米国の大型予算は限界にあるので、イラク撤兵の時期を探っている段階に入っています。此処からの数ヶ月の時期は素材商品の価格と採算が綱引きしながら、生産量を調整することになります。そして、商品価格がピークを経過する時期の後には在庫増を実感することになります。此の状況になると今までとは逆の動きになって、オイル減産が価格下降を支えるということになります。日・米には根本に差異があるので、この時点に於いて米国は円高を目指すことになって来ます。そして、FF金利が徐々に下がって景気の下支えが始まります。長期の下降局面を各商品が如何値動きするのか、根幹の型を認知することが重要です。為替は日・米の力関係です。又、今の株式も同様で米国次第です。米の動向を探ることが第一と考えて対処したい。会員欄にて詳細を記して参ります。


2005/12/26

ガソリン

期近は急伸し、期先は小安い値動きでした。ファンドの買付きで押し目を買う人気の様です。新甫の戻るところを待って、じっくり売りを仕込みたい。

ゴム

小確りの値動きです。手掛かり難の展開です。年末に掛けて保合いですが、新甫の戻りは徐々に売玉を仕込みたい。

白金

今日の戻り地合いで商社が売り始めています。仕切り直しの展開に入ったようです。ただ、第2ラウンドは前回と同じにならないのが相場です。如何変化するかは会員欄にて・・・

粗糖

NY高を受けて急騰し、ストップ高に張り付いて引けている。新高値を上抜けて青天井を指しています。想像を絶する相場と前々から記していたが、いよいよ本番と予測したい。勿論、高値で波乱を想定する訳ですが、大きく取り組まねば乗り切れないので配分を考えて買う。以前より、CFTCに付いては記しているが大取組とファンド大買いが相場を支えていると視る。来年の期待は更に大きい。

小豆

ストップ高に張り付いて引けています。予測通りに上抜けして値の位置を変えている。長き足には乗るが相場ですが「相場は相場に聞け」と言います。急速な値位置の変更には此の相場の特徴であるところの大材料を秘めていると観測しています。今年・来年・更に次の年に継続する大型相場がスタートをしていると予測している。「今年の天候異変は東南アジアの乾燥→大雨→北日本の大雪→黒潮の蛇行→エルニーニョ→ペルー沖の海水温上昇→北極冷気の異変→やませ→夏冷害」此の循環からは凶作を連想させますが、此の循環は太陽の黒点にも関係が有る訳です。膨大な資料を持っていますが、徐々に会員欄に記載予定です。


2005/12/22

ガソリン

NY高を受けて急伸し、後場はストップ高に張り付いて引けている。ファンドが買増して来たので張り付いている展開です。此処からの噴き値は再度売玉を仕掛ける場面と予測している。いつもの様に配分を考えた売りで対処する。日柄を観ながら新甫の高値を売る。

ゴム

新甫の高値を売り上がると記していたが、此の噴き値を売り仕込む。噴き値はじっくり売りたい。この順サヤは荷を呼び込むと予測しているので配分を考えて売る。先限を時間を掛けて売り上がりたい。

白金

徐々に玉整理が進んでいる。此の水準で保合いし、売り人気になれば再び買い上げられると予測しています。ただ、噴き値を買うと振るわれてしまうので突っ込みを買う。しかし、大天井は近いとの予測があるので大高値は売りを仕込みたい。

コーン

徐々に下値を切り上げている。此の位置は自己玉が示す様に中間の位置にいると観ています。円安が下値を支えて堅調ですが、いづれは荷を被ることが必定です。其の時期は来年ですが、其処を睨んで待っています。噴き値を待って少し売るか様子見。

小豆

急騰し、ストップ高に張り付いて引けている。昨日の会員欄では新甫の押し目を買い一貫と記しています。同時に大型の相場を形成する所以を記述したが、初期の思惑に添って値動きを始めている。此の相場を長期に渡って仕上げることが出来ると相場の基本とは何かが解かってくる。お手本になるスタートをした処です。詳細は会員欄に記している


2005/12/21

ガソリン

小動きに終始していましたが、引け際に急伸している。此の水準での綱引き状況です。此処からの一段下は投げと売り込まれで戻る位置に入ります。売玉を少し利食いする。又、大きく戻れば商社の売りが待っている。戻りに対し、商社に提灯の売り増し。

ゴム

4・5月限は減産期で高値を付ける確率が高い訳ですが、逆に高値の位置からスタートした場合は其の高値で大天井を造ると予測しています。其の辺を探りながら、高値波乱の高値を売りたい。大戻りは売りですが、大突っ込みで売り込まれる場面は叩かない。少し利食いする。

白金

此処は調整の値動きで続落しています。高値波乱で取組・人気が調整されて来ますが、暫くして相場は出直る予測です。様子見し仕掛けたい。休むも相場の内ですが、突っ込みを買い姿勢で待つ。だが、大戻りに対しては配分し、売り上がる。

アラビカ

此の水準で値が支えられているのは世界的に在庫率が低いこと・円安にあります。生産の減少で年初に高値を示現しましたが、生産・在庫の緩和で徐々に影響が薄れて来て下落しています。そして、自己玉売りが上値を抑えていますが、整理が更に進み生産に変化が顕れれば様変わりが有り得る状況です。含み→実顕を視野にいれながら状況を視たい。


2005/12/20

ガソリン

NY安で気配は弱い。だが、ファンドが半分投げた割には下げ拗れている。此の水準で保合の様相です。高値波乱で買付きを待ちたい。大戻りを売り上がる方針で良いと予測している。

ゴム

確りに寄付き、前場は産地降雨の情報に急伸していたが、後場は急速に上げ幅を削って下げている。しかし、高値に対する警戒感から、此処では買付きが降ろされるている様です。此の水準では突っ込みの売りは避けたい処です。

白金

海外高を受けて急伸していたが、次第に基調に変化が表れて値を消して引けている。高値波乱の動きでした。調整の流れに居るので様子見し大戻りを待ちたいが、底抜けて突っ込めば買い場を探ることになります。

一般大豆・Non大豆

シカゴの急伸を受けて続伸している。大保合の中にいるが、玉次第の値動きです。様子見。

コーン

大保合の値動きですが、下値が切り上がっている。自己玉が逆転していることに注視したい。更に買増しが進めば、押し目買いに変化する。

粗糖

NYは大取組でファンドが大量に買越し、人気化している。大型の相場と指摘して来たが、相場に弾みが付いて勢い付いています。買方の玉が回転し、更に高値を覗う相場です。国内の取組が少ない為に仕掛け難は否めない処ですが、会員欄では大天井の来年時期を予測している。荒い値動きを勘案しながら押し目・突っ込み場面で買いを仕込む。


2005/12/19

ガソリン

期先の2本はストップ安に張り付いて引けている。ファンドの買付き限月は投げを強要されている状態にある。此処では投げ終わりに合わせて売玉を仕舞いたい。戻り売りの相場では買場を測ることは避けたい。戻る幅を探り、売り上がる。相場は点で捉えられないことを確認することが大事です。型で捉え手法に添って対処する。自身を鍛錬し、自分の資金・性格に合致した建玉方法を身につけたいものです。

ゴム

ストップ高で引けている。為替安や調整の戻り基調に一般筋の買いが出ている。御三家は此の戻りを売り直している。この戻りはじっくり売り上がる。

白金

ストップ高に張り付いて引けている。商社の買い戻しに対し、高値を買っていた一般筋が投げ玉を出して手を合わせていた。此処は調整の大暴落の後に起きるところの調整戻りと予測している。此処での波乱は様子見したい。大戻りを確認し、一般筋の売込みが無ければ売り上がりを考えたい。

アラビカ

NYの取組減少とファンドの撤退は相場の活力を失くしている。国内の値動きも、保合の中に居る。戻り売りの地合いだが、玉は縮小し、次の情勢を待ちたい。戻り売りで小掬いは出来るが、目先様子見が賢明か。

小豆

期近安・期先は小安い引けでした。押し目を買う姿勢ですが、斥候を出してじっくり様子を見る。新甫が出れば安値を拾う。基本的な相場に為るかどうかを覗う相場です。飽きないで対処したい。

 

景気動向と素材商品の値動き

去年の12月には殆んどのアナリストが景気減速の予測をしていましたが、素材は値の位置を上げて景気を引張りました。其の時期に「ガソリン」罫線の右に東京タワーが建つと記したことを覚えています。そして、景気回復基調の今は其の東京タワーの右側を造っていると予測しています。その理由は何度も何度も述べています。何十年間の罫線を見れば一目瞭然ですが、大型相場は常に左右が対に為っていることを確認して下さい。この事は罫線の形だけの問題ではなく正当な理由が有るとの認識で詳細を説明している処です。


2005/12/16

ガソリン

急落して寄付き、前場は値を戻したがストップ安で引けている。ファンドは買増し、商社の売玉が増えている。国内オイルの取組み構図がはっきりして来ています。今日の戻りは売りを仕込む場面でしたが、ファンドが投げれば追撃の姿勢で対処する。

ゴム

ファンドが徐々に投げている。小確りの値動きですが、地場筋は利食いしている。商社は繋ぎの売りを仕込んでいた。売り込むまでは戻り売り。売り込んだ後の大戻りも売り上がる。

白金

寄付きのストップ安気配を投げに合わせて商社が利食いの買いを出し、手を合わせていました。ところが、売玉が途絶えると一般筋が戻るのではないかと判断し、慌てて買い直して来ました。この慌て様は如何に。待ってましたの地場筋売りが出て値を消しています。調整が遅れる展開になっていると視る。戻りは叩かれる。そして、売り込むと来年は戻ることになるが、方針は決まっているので、此処は様子見です。

小豆

下げ拗れる値動きに売方が手仕舞いを急ぐ展開です。此処は納会の受渡し状況を視たい。買玉を仕込み、長期に買い上がる策戦です。押し目、突っ込みを配分して仕込む。利乗せは先々の話です。ただ、全体が見通せない方は玉の配分に苦労してしまう。

粗糖

期近が確りしている。現物が引き締まっている値動きです。これは、今までの円安の影響が有る訳です。このことは、何度も記述しています。期先の買付きが振るわれて整理されれば再度出直る可能性を持っている粗糖です。底を見届けて買いたいが、今は様子見。

 

為替

インフレ懸念で素材商品が買われ過ぎるとドルは売られる。しかし、素材商品が下降する地合いになるとドルが買われることになります。円高の状態も此処までで、暫くして後に今度は円安に向かうと予測しています。為替は此の様に景気の気配を捉えて動く・金利差を意識して動く・米国との力関係「生産性」を反映して動く等、微妙に差異が顕れて参ります。この辺りを読むのがコツですが、遂には見当が付いて来るものです。


2005/12/15

ガソリン

寄付き安の後に戻る場面があったが、先限はストップ安まで叩かれて引けている。ファンドは更に買増しているが、上値は重い。下落しているが、値を支える姿勢に見えます。しかし、投げる場面が有れば追撃したい。

ゴム

昨日の地合いを引き継ぎ続落し、ストップ安で引けています。マバラ筋・ファンドの大投げに地場筋の利食いが出合い大出来高。此の水準の下値は支えられて少し戻ることが予測されます。しかし、戻っても先へ先へと戻り売りで対処する。だが、売り込み過ぎると反発の大戻りが有ります。大戻りがあれば配分を考え売り上がる。理由は既に述べています。詳細は会員欄

白金

売玉が殺到し、ストップ安のまま張り付いて引けている。当然ながら出来高は少ない。此処で商社は多少利食いしているが、地合いは悪い。更に投げさせられる場面が有りそうです。しかし、或る節に来ればは下げ止まり、売り込み如何では応分の戻りに入ると視る。其の時期は年末・来年初に掛かると予測している。大戻りを測って売り上がる。

一般大豆・Non大豆

寄付きから問答無用のストップ安に張り付いて引けていた。当然のこと出来申さず。明日へ持ち越す展開です。買付きを誘い振るい落とす値動きですが、戻り売りの流れにあると予測している。ただ、此処の所の値動きが大逆張りで有ったことから考えて突っ込みは売り乗せない。下値の手口・自己玉で判断したい。

アラビカ

地合いが悪化し、続落の値動きです。インフレ懸念が飛び火して噴き上げたが、下落の基調に戻っています。先限には買付きの因果玉が残った。

 

為替

為替を読むことは相場の基本と言えますが、会員欄では詳しい説明をしています。会員欄には昨日も記していますが、12/12日の記載分を参考に・・・

 

為替の値動きと輸入素材商品の相関関係

景気回復が鮮明になって来ている此の時期は金利差に反映し、円安・ドル高の流れに有ります。オイル・ゴムなどの素材商品は円安を受けて上昇、一方の米国は下落の流れになる訳です。今のガソリンを例にとると此処で国内が急ピッチに上げましたが、NYの戻りが鈍いのは其の為です。此処でNYのオイルが急騰した場合は景気回復懸念から一時的にドル安・円高の流れになります。従って国内のオイルは米国に比して、上げ幅が小さくなる訳です。NYファンドの総踏みがあっても国内オイルは為替で上げが緩和されることになります。又、ゴムの上げも、為替の影響を受けています。しかし、素材商品が為替に反応しない時期がまもなく「数ヶ月後」訪れると予測しています。私は其の時期を潮目で読み取ろうと考えています。過去に此の潮目を何度も見ていますので見当が付くと考えているところです。


2005/12/14

ガソリン

前場は高騰していたが、後場は上げ幅を削っている。貴金属の暴落に加えて円高が値を抑えた様子です。ファンドは買増しだが、此の大上サヤを更に買い上げられるのか。様子見だが、上げ拗れには追撃したい。

ゴム

前日に引き続き、急落の展開です。買方の投げが殺到している状態ですが、調整の状況次第で手口・自己玉に変化が出て来ます。ファンド・マバラの投げに地場筋が利食い。此処で大きく戻る場面は売りを仕掛けたい。時期を経て大天井を造ると予測している。以前の予測と同様に戻りを売り上がる。突込みでは利食いも良し。

白金

引き続き、大暴落の展開です。しかし、此処からの下げで調整が済めば、戻りも考えられる。手口・自己玉を確認し、下げ止まる処を見極めたい。

一般大豆・Non大豆

マチマチの値動きです。マバラの売りに対し、地場筋が買う展開です。堅調な値動きでも、自己玉に変化が無い。保合の範囲です。しかし、此処からの大戻りは売玉を配分し、仕込みたい。

粗糖

円高も加わって、投げが殺到している。しかし、一定の日柄を経て調整が済めば戻りが考えられる処です。其の時点で予測することになりますが、来年に向けての方向を記述したいと考えています。粗糖は素材商品とは別の値動きをすると考えて予測したい。詳細は会員欄。


2005/12/13

ガソリン

前場は下落していたが、後場は高値を付ける。引け際は抑えられて小幅安で引けた。未だ買方のペースです。ファンドは更に買増している。マバラは伸びが鈍いと売って来てしまいます。此処で保合うのを待つ。日柄を掛けて後の噴き値に売り玉を仕込む。買付きを待って売りたい。

ゴム

地合いの悪化を受けて急落し、ストップ安で引けている。買付きの投げが先行する展開です。この下げでは売方が利食いしている。此処の大深押しでは再度上値を覗う動きです。売り上がりだが大戻りを待ちたい。

白金

規制が効いたのか、大幅な振るい落としです。投げを待っているが、手口と自己玉を視てから次を予測したい。下げ拗れれば、再度の高値を覗う動きが予測される。しかし、戻りで買付かれると天井を造ってしまう。

一般大豆・Non大豆

前場は地合いが悪化し投げが出ていたが、後場は引き締まって引けている。此処での大保合いが予測されます。大戻りでは売り場探し。下値も限定される。

アラビカ

昨日は飛び付きの買いが目立ちましたが、今日は投げ先行の地合いでした。此の下げで売り込むと戻ると予測されるが、結局は戻りで買付かれて自己玉が売増すと視ている。大戻り売りだが、様子見したい。


2005/12/12

ガソリン

NY安に関係なく煽られる展開に終始して引けた。ファンドは少し買いを降りていたが、一般筋が飛び付き買いの様相です。景気回復を見込んで株式が新高値をつけたこと・貴金属の暴騰がインフレ懸念を連想させている。斥候の売玉を仕込み、此の中旬を待っていたので、此の一段上での上げ拗れは売りたい処です。ただ、日柄が浅い事もあるので慌てないことが必要です。十分に引き付けて売りたい。12月中旬〜1月中旬に山越えるの予測をしていた。

ゴム

ストップ高で引けたが、踏みが大量に出ていた。商社も売り上がりの体制です。素材商品は10年に1度の大相場の位置にいます。こういう大相場の大天井は凄まじい値動きをします。余裕を持ってかわす配分が必要です。山越えを売り上がるには注意を・・・

白金

ストップ高では踏みが殺到していました。金に比較して整理は更に進むと思われます。漸く、青伝が出なくなって来ました。此処からは赤伝が頭を抑えることに成りますが、金余り資金との兼ね合いがあるので其の辺に注目です。しかし、此処からの大噴き値は飛び付かない。
前に記していましたが、金の取組が目標の52万枚を超えました。ここの一段上は振るい落しの警戒区域です。

アラビカ

全商品が全面高の展開に買い一色となり、買い煽られてストップ高で引けています。此処の処の円安で下値は支えられていたが、此の買い上げの勢いが納まり上げ拗れるのを待つ姿勢で対処するしかない。異常な資金が買いに参入している様子です。玉を縮小し、様子見。

一般大豆・Non大豆

全商品が買い煽られてストップ高を付けています。円安の影響が有るとは言っても煽られ過ぎですが、此処は混乱が収まるのを待って仕掛けたい。玉を縮小しているが、上げ足が短くなり上げ拗れてから売りを考えたい。大戻りを待ちたい。


2005/12/09

ガソリン

NYの高騰を受けて続伸し、ストップ高に張り付いて引けています。大戻りの展開で新高値を更新する勢いです。NYに比較して国内が強いのは此の処の円安の影響が有ります。しかし、東工原油の商社は噴き値に対し、ヘッジの体制です。日柄が浅いことから未だ勢いを感じますが、上げ拗れる状況を待って売玉を仕込みたい。売り急ぐと大切り返しが顎を刺します。余裕で身をかわして売りたい。配分が重要です。山越えの時期は説明済みです。

ゴム

オイル・貴金属の暴騰地合いにマバラ筋が踏んで来ている。現業筋が売っている。急伸しているが、売方の気配は良くなっていると視ています。10年に一度の大相場を予測していたのですが、此処からは大天井を探ることになります。12月中旬・1月中旬の山越え予測で対応したい。玉の配分が重要です。此処からの上は買い付かない。

白金

今日の値動きは微妙です。上げ拗れと視るのか如何か。インフレムードの流れにいますが、値には限界が有るし、振るい落しもあります。当限の値が伸びない動きは受渡しの状況を顕します。しかし、押し目が先に出たとしても、未だ大勢は売れないとの予測です。様子見。

一般大豆・Non大豆

インフレムードの中で買方が活気付いている。一般筋が買い付いて来ています。値を飛ばしているが、自己玉に変化は出ていない。玉を減らして様子見だが、此の流れが落ち着く時点で判断したい。

アラビカ

全商品が暴騰する流れでは、流石に上げています。ただ、自己玉に変化が無いので戻り売りの基調にいると予測しています。しかし、買い付いて上げ拗れるまでは玉を減らし様子を視るのが賢明なのか。


2005/12/08

ガソリン

前場は売られていたが、ファンドの大量買いで続伸して引けている。トータルで目一杯の買玉になっています。NY次第ではあるが、ファンド買い過ぎの懸念が残ります。ともあれ、この腕力が通用するのかを見守って判断したい。

ゴム

続伸して引けている。堅調な値動きにファンド・マバラが買増し・踏んで来ている。御三家は売り上がりの手口です。待っていた処です。斥候・少量の売り上がり。

白金

金・銀は新値更新の勢いだが、白金は押して引けている。商社の売玉に抑えられた展開です。少し、動きに変化が出ている。金は更に商社が売り上がり、トータルで267,000枚。総取組の50%を超えていることで去就が注目されます。上げ始めからの日柄不足はあるが、呆れる値の後には急転直下が有る筈です。

一般大豆・Non大豆

小安い値動きでした。他商品に連動せずに保合の動きです。手口・自己玉に変化なし。

粗糖

今日も急騰の展開ですが、引けには値を削った。流石に踏みが出ていた。状況は説明済みなのです。読み返すことを奨めますが、此処で深押しても、出来高が増加し、取組が増えていくことになれば、更に売り上がったり、曲がりに参加する方々が増えていくことを物語ります。方向は視えている。

小豆

続伸して上げ足が急になっていますが、11/14日に会員欄に記載した記事を下記に公開します。此の位置は押し目を待つところです。今後は確り仕上げることで本質を掴むことになります。

11/14日掲載

確りの値動きですが、期近の値動きには関係がありません。膨大な在庫を抱えて、更に自己玉は大売りです。上値は抑えられますが下値も安値では支持されて来ます。しかし、こういう相場の期近の強弱を論じても意味は無いのです。と言うよりも難しいのです。ところが、このような難しい場面で呻吟している方々が多いのが残念です。その理由は簡単です。安易に見えて、且つ安全に感じる商品に買い付きし、参加してしまって苦しんでいるのです。間違った相場観の為です。常に言っていますが、恐い相場の方が安全で判り易いと悟ることが必要です。さて、小豆の期先は見捨てられていますが宝物になる要素を持っています。以前に記している通りです。少し上がって来ましたが、押し目買いです。又、新甫が押せば更にじっくり、押し目を仕込みます。理由は書き込みしています。


2005/12/07

ガソリン

続伸の値動きですが、期近は上げ幅が少なかった。期先はファンドが買い煽っていた。この買玉で順サヤが益々開いている。NY原油売りのファンドが総踏みをするか如何かが焦点だが、踏んだら終いと視ている。斥候売りの後は其の辺を注視して仕掛ける。12月中旬〜1月中旬の頃が山越えのポイントと予測している。

ゴム

ファンドの買増しが出ていたが、人気化して来ていることもあって新値を更新した。此処は現業筋の繋ぎ売りをを待ちたいところです。上げ足が拗れる処をじっくり売りたい。慌てて売らないことです。此処からの噴き値を少量売る。

白金

終値で新値を更新して引けている。大相場と記していたが、いよいよ総踏みの場面を迎えている。12月・1月に掛けて山越えが試される展開です。更なる大噴き値を待って斥候の売りを仕掛けたい。じっくり待てば様相が視えて来ます。

一般大豆・Non大豆

確りの値動きでしたが、マバラの買付きが目立っていた。今日は自己玉に変化なし。此処で買付きが残れば戻り売りの地合いになる。様子見。

小豆

予測通りの急騰ですが飛び付き買いは避けたい。しかし、安値の買いは宝物として大事にする。少し上げ足が早いのは売り込みの反動と視ています。長期に仕上げる策戦なので、押し目は買い。次は新甫の押し目を買い下がる。


2005/12/06

ガソリン

NY高を受けて寄付きは高かったが、前場は売られていた。後場はファンドが踏んで来た限月が戻っている。期近は戻れない。此の値動きを視ると戻るにしても、かなりのエネルギーが必要の様です。斥候の売り。上げ拗れて来ている値動きに変化している様です。これからは期近の戻り、業転価格を注視したい。戻りを配分を考えながら売り仕込み。日柄が不足なので数えながら、じっくり売りたい。

ゴム

前場は先限が高値を更新したが、後場は緩んで引けた。期近の手口・自己玉に改善が視られる。だが、先限は順サヤで繋ぎが入り易い状況です。じっくり構えて売り上がりたい。RSIの逆行を確認しながら、安値は売らずに高値を売り上がる。十分に引き付けることがポイントです。

白金

高寄りしたが、次第に上げ幅を削って引けている。期近の自己玉に変化が出ている。先は高値波乱が予測されるが、徐々に現物の影響が拭い難い状況になって来る。此処からの飛び付きの買いは振るわれるので注意したい。

アラビカ

流石に戻っているが、此の水準で保合いと視る。全体が強基調に有るので下値が支えられている。様子見。

コーン

確りの値動きに踏みと国内ファンドの買玉が大量に出た。後場は値を消して引けている。戻り一杯の位置にいるが、此処で現業筋の出方を見守りたい。玉を縮小し、様子見。ただ、上値も限られている。

 

白金・金の特性

主としては素材商品に使用される白金と資産・貴金属としての意味を持っている処の金とでは値動きに差異があります。此の時点では白金が先に上げ拗れると読んでいます。オイルマネー・カネ余りの資金は金・ドル・株に流れて行きます。しかし、頂点を過ぎれば下げることは必定です。時期を推し測る。此処の処が重要と予測しています。相場の流れについては会員欄に記述。


2005/12/05

ガソリン

NY高に加えて円安が伴って、大幅ストップ高で引けている。此処からの上値は斥候の売りを仕込む水準と予測します。ただ、慌てずにじっくりの仕込みです。上げが急なので日柄が欲しい処です。NYの原油ファンドが途転し、買い越す場面が予測されます。そんな場面を売り上がりたい。

ゴム

急伸の展開で一時はストップ高を付けるが引け際に解けている。円安が進んでいるので、買付きが出て堅調です。しかし、取組が減少しているので踏みがかなり出ている。戻りはじっくり売りを仕込む。

白金

急騰して寄り付いて終始新値を目指すが、引け際に上値を削っている。高値波乱ですが、商社は売り上がりの姿勢です。金は取組が膨張しているので基調は強い。此の取組が飽和状態に達すると大取組の大天井と予測している。人気化して、増加が著しいが52万枚位に成る可能性は有ります。白金・金は此処では飛び付かずに大噴き上げの値と日柄を数えて売り上がりたい。此の相場は普通の相場ではない。オイルの様な大天井を形成すると予測されます。

アラビカ

商品全体が強基調の中、一時は上向くが結局伸びずに下げて引けている。買付きの因果玉が投げないことには上にいけないのか。様子見。

粗糖

前日に引き続きストップ高に張り付いています。12/2日の会員欄に記しているが、粗糖の特性を考えずに売り上がっていては大変と予測しています。12/2日の会員欄記述を一般欄に記しますが、先日来の書き込みを参考に対処を・・・
12/2日
NYの強烈な上げにストップ張り付きです。大型相場の最後に出てくるとの認識を持っていたのは過去の体験に拠るものです。粗糖ではとんでもないことが起きています。何度かの体験をしていますが、売り上がった糖商が倒産するとの噂が流れたことが多々ありました。其の時は想像を絶する高値が出たのを記憶しています。その時の経過を辿れば、今後に面白い場面が有ると認識しています。


2005/12/02

ガソリン

NYの暴騰を受けて急騰して引けた。大天井から2割下げているので調整の戻りが有っても良い処です。景気の持続を好感しての戻りと考えたい。在庫の減・寒波などは常在の材料です。此処で日柄を掛けて戻ることになれば買方が第2ラウンドの天井を造ってくれると予測している。戻る相場をじっくり見届けて売りを仕掛ける。

ゴム

円安を好感しての戻りと視ています。強基調の商品に連れ高の動きですが、御三家は先限を中心に売っていた。此処から上は売玉をじっくり日柄を掛けて売りたい。

白金

NYの地合いを受けて急騰し、新高値を付けた。昨日も記しているが、大切り返しは想像を超えるというのが大相場です。此の相場を普通の値頃感で予測していては間違いです。当欄で記述していましたが、ガソリンが大天井を超える場面での状況を遡って読み返すと見当が付いてきます。順番はは後になっていますが、状況は一緒です。高値波乱で大逆張りですが、じっくり売り場を探したい。

一般大豆・Non大豆

円安の影響も有って急騰して引けた。売方が踏んでいるので、戻り一杯の位置まで上げている。この2日間は自己玉の買いが増えている。保合いの上限の位置ですが、上へ抜ければ強基調に変換することも視野に入って来る。様子見。

小豆

期近が足を引張るとのコメントが多いが、転換期の先限は様子が違います。いわゆる、収穫期の底打ち以外の要素を持っていると読んでいるのです。新甫の安値をじっくりと仕込む。

 

相場変動の要因「含み」・実顕・惰性と潮目を読む

相場は含みの段階で先を読み、仕掛けていきますが、実顕→惰性の段階では要因に拠って上げる場合にも順番があるのは当然です。又、景気の回復を読めれば、素材商品の上昇・ドル高・続いて株の上昇も付随して読める訳です。景気は素材商品が先行し、デフレを払拭して造り上げますが、回復が顕著になるとインフレ懸念で沸いて来ます。しかし、設備投資の増強と共に逆に先行して下降に向かうのが素材です。ただ、好況・不況の間に於いて、指標に乖離の現象が起きることを知っていることが重要です。いわゆる、潮目に注目です。この潮目ではドル高になっても素材商品が上がらなくなって来ます。これからは、来年央からの現象を先読みし、予測をしていくことになります。この予測通りであれば、建玉に利乗せして仕上げます。しかし、古来、「相場は相場に聞け」です。逆の動きが現れれば、素早く撤収が基本です。
11/18日記述を再掲載しますので併せて参考に・・・

 

景気の動向と株式相場

景気の好調は法人の決算に現れています。不況からの脱却にしても、状況は徐々に変化して今に至る訳です。素材商品が先行し、次第に経済指標が好転すると消費が促進されて参ります。この段階に入って来ていますが、株式は理想を買うことになり、上昇が急になります。優良株が先行し、次は低位株、更にはボロ株までも理想を買ってしまいます。しかし、そのときは既に相場が山越えしているのが現実です。平均株価だけを見ていては気が付かないのですが、そろそろ個々の値動きに注意する段階に入って来ました。
商品の値動きにも特性がありますが、順を追って山を越えて行きます。景気に先行して下降に入る訳です。素材商品が先行していきますが、景気・株式相場の下降とドル安になる時期「来年4〜6月頃」は、同時期との予測をしています。

 

儲けへの初歩「基本」を抑える

型・手法を見極めて一相場を仕上げることが、儲けになる訳です。ところが、初歩である処の取引員・担当員の選定を見誤っている方々が多いようです。この事は基本で重要です。せっかく方向勘を掴んでいても何の意味も無いのです。経験が有ると思いますが、自分の意思が思うように通じず、建玉がグチャグチャに成ってしまうのです。普通の世界では信じる者が「儲け」につながる訳ですが、此の世界は反対です。こんな簡単なことが判らない方は大切なお金をドブに捨てる様な者です。それ故に、自分自身の鍛錬が重要と常に述べている次第です。此処を抑えて取り組めば効率は倍加する筈です。5年以上経験者の殆んどの方は、自分自身の意思で指示し、建玉をしています。それは、苦い体験から得た智恵なのです。


2005/12/01

ガソリン

前場は売られていたが、後場は急伸して引けた。この戻りでファンドは売り増したが、押上げている。大天井打って二割下げているが、調整の戻りが有ることも視野に入れたい。大勢売りは買方が買って造る。戻りを測って売り玉を仕込みたい。此処は戻りを待つ姿勢で良い。

ゴム

期近の売方は因果玉だが、先限も因果玉化して来ています。新甫を売った玉に利が乗っているが、大勢を視ている方は先限の納会位に焦点を当てて予測して欲しいものです。斥候の玉は上がっても、下がっても大事にしたい。次の手を打つ為の斥候です。

白金

急激に戻って引けたが、両建の売りが掴まったのかな。この戻りは当然の如く、商社は売り上がる体制です。

アラビカ

今日の下げで買方は必至に頑張っている様です。出来高がそれを物語っている。この様な地合いでは投げを取るというのが相場の基本です。投げが出たとしても、つぎの戻りで売込みが無ければ底抜けしてしまいます。売り乗せの玉はじっくり仕上げたい。「売り込み・買い付きの視方は会員欄」

一般大豆・Non大豆

海外高を受けて確りに引けている。下げ基調に有ったが、此の戻りで自己玉の買いが増えている。下抜けせずに戻っている。今は保合の範囲だが、此処から上抜ける場合は強基調に変化する恐れも有り、綱引きの状態と視ている。様子見。