2006年♦1月

詳細分析は【会員閲覧情報】記載

2005年♦12月11月10月9月8月7月6月5月4月3月2月1月
2004年♦12月11月10月9月8月

2006/01/31

ガソリン

前場は下落し、安値もあったが、次第に上げて新高値を更新した。だが、上げ幅を削って引けている。ファンドが更に買増し、煽っている状況です。ただ、此の水準で、現物の上げ幅は鈍い。商社のヘッジが大量に出て来れば腕力も通じ難い状態になります。上げ拗れを待ちたい。

ゴム

前場は下落していたが、後場は急騰して引けている。昨日を上回る大出来高で踏みが出ていた。売方落城を迫る、天井圏内の波乱相場に移行して来ています。逆サヤ傾向の流れですが、期近の踏みに併せて先限の乱高下が予測されます。上げ拗れを待ってファンドが乗り換える先限の売り場を探したい。

アラビカ

NY安を受けて押し目を付けた。寄り付き安から次第に確りして引けていた。国内は取組が少ないが、CFTCを視ると強力ファンド参入の姿勢が覗える。保合いの中にいるが、上放れると大きい相場になると予測しています。売り込まれる地合いで徐々に買乗せする。

小豆

寄り付きが安値で、確りの値動きでした。現業筋が売り上がっているので買い難い相場ですが、安値をじっくり拾いたい。在庫は徐々に減少し、繋ぎの売り玉は減って来ると予測しています。材料は後から付いて来る。押し目を買う。


2006/01/30

ガソリン

NY高・円安で急騰の寄り付き、更に上昇して引けた。ファンドが買い煽り、買増している。サヤが更に開いているが、是正される場面は考えられる。しかし、円安の地合いが後押して堅調に推移しているので安易には売れない。上げ拗れを確認してから仕掛けたい。

ゴム

産地高・円安が相場を押し上げて続伸し、ストップ高で引けている。円安下では期近の基調が強い。昨日も記しているが、サヤは逆サヤに変化する動きにあります。今日のストップ高は56,000枚の大出来高で、先限の2本には踏みと両建の買いが殺到していました。基調は強いが、暫くして、状況に変化があるのか如何かを読み取りたい。

白金

海外高・円安に急騰して引けた。此処で商社は小量を売っている。前回の高値を上抜けたが、其の時の商社売り枚数には足りない状況です。売玉が満ちれば振るい落しがあるので注意をしたい処です。円安の地合いなので様子見し、売り場を探る。

一般大豆・Non大豆

シカゴ高・円安を材料に急伸して引けている。円安が地合いを硬化させている。在庫事情からの予測では大戻りを売りで良いとするが、円安の加減で堅調に推移している。大保合いだが、目先は強い。

アラビカ

NY高・円安を受けて急騰しているが、引け際に若干緩んでいた。戻りの高値を付けているが、去年の大天井を覗う勢いです。此処で売り込みを誘って取組が増加すれば旧高値を上抜くことになります。此の相場の基調は強い。以前より記述しているが、売り込み次第で大相場になる。目標の限月は会員欄。


2006/01/27

ガソリン

高寄りし、前場は安い場面があったが、引け際にファンドの大量買いが出た。買い煽りに急騰して引けている。ファンド先2本の買玉に依って、当限とのサヤが開いてきている。更に大サヤになる地合いだが、煽り上げられた大サヤは売りを仕掛ける処と予測している。しかし、為替は暫くの間、円安に振れると考えられるので十分に引き付けたい。買い付きが因果玉化し、上げ拗れてからの売り場を待ちたい。

ゴム

為替が円安に振れて、地合いが硬化している。特に品薄を背景に期近が伸びている。、逆サヤになることが予測される。円安は輸入品の上昇に繋がるので、暫くの間は強基調の流れにあると考えられます。ただ、日柄を掛けて山越えをするとの認識があり、時の経過を待つことになります。

一般大豆・Non大豆

インフレ懸念・円安・株式の上昇が好感されて、全商品が堅調です。国内のファンドが売方に回っていたが、当業者は買って来ている。下値は叩かないとの予測通り、上昇している。ただ、大保合いの中にいると考えている。円安で目先は強いが、大戻りを売り上がりたい。国内ファンドの踏み場面は売り。

粗糖

連日のストップ高で売玉は踏めない状態です。国内の取組は少ないが、NYは大取組でファンドの買い姿勢が鮮明です。しかも、10年以上の高値を上抜けしているので損切りの踏みが出来ない状況です。今後はブラジルの作況が相場に反映されて来ます。CFTC次第ですが種玉は宝物です。先は長いのですが、来週は少し利食いし、買い直しを測る。


2006/01/26

ガソリン

NYの急落を受けて寄付きは安い。前場は更に安値を付けていたが、節目で急反転し、長い陽線を付けて引けている。ファンドは途転して少量の買越しになっている。この水準での高値波乱と視ています。買付きの玉が因果玉化すれば、天井構成になる。じっくり、配分を考えながら仕掛けたい。噴き値では斥候の売り。突っ込みは利食いで良い。

ゴム

新甫は一代の高値を付けている。一時は下げる場面があったが、地合いが硬化して戻している。円安傾向は輸入商品の値を吊り上げる。此処からはインフレ懸念・円安が下値を支える地合いです。しかし、高値が荷を呼び・商品の採算が上値を抑えるという綱引きが予測される。日柄を掛けて山越えを確認したい。新甫の高値は斥候の売り。

一般大豆・Non大豆

小安い値動き。インフレ懸念・円安・海外の農産物などが確り気味ですが、各商品の特性が値動きを左右している訳です。以前に記していますが、在庫の事情などで此の商品は、しばらく小動きが予測されます。判り難い場面に有るので状況の変化を待つ。

アラビカ

寄付きは押していたが、引け際に急伸した。既に、方向・手法は記している。押目は買い一貫。

粗糖

海外高を受けて高寄りし、引け際は急騰している。買い一貫の相場です。各自の配分を定めて買増し。「型」は10年に一度の相場を示している。型を見極め一相場を仕上げる。当会の鍛錬の意味は利乗せにあります。「相場は怖いところが仕掛け場で、易しく見える場面は逆に動くのが普通です。自己玉の意味を十分に理解すること」会員欄の質問・分析の意味を把握しての対処です。ただ、何でも反対することではありません。大相場の型に当たることを予測しての買いです。


2006/01/25

ガソリン

ファンドが途転し、売方になった。此の売玉に抑えられて急落して引けている。売り上がりの玉は利食いする。此の水準からの安値は叩かずに手を空かして様子を視る。大戻りに対しては新甫をじっくり売り上がる。何度も記していますが、大上サヤを売る方針。次第に予測の状況が訪れる。

ゴム

納会値の位置が高いことは現物の逼迫を顕しています。ただ、時が経過すれば、是正される。しかし、売方は其のしのぎに苦労します。余裕を持って山越えに対処する。方法は各自の配分です。シッパー・商社はファンドの乗換に対し、新甫を売り上がる。産地に繋ぎの荷が増えてくれば高値で売って来ることになります。未だ、総売りの状況に無いので配分を考えながら様子見。

一般大豆・Non大豆

戻り売りの地合いの中で急伸している。下値は叩かないとしていましたが、戻っている。此の戻りはマネーが溢れてインフレムードの戻りと視ています。大勢は売りとの予測なので戻りを引き付けて売り場狙いです。「アラビカ・粗糖との違いについてを十分に心得ること」

小豆

堅調な値動きです。飛び付き買いをせずに安値・安値を拾います。先が長い策戦。「尚、銘柄の選び方を間違えないことも大切です。質問・分析欄に記載しています」

粗糖

今日もストップ高で引けている。海外ファンド次第の相場です。海外の取組・出来高を読み解くことが最重要です。方向と時期については何度も言っています。手法に添って対処する。「曲がり玉に向かえ」「利食い腰は強く、引かれ腰は弱く」


2006/01/24

ガソリン

前場は売られていたが、戻る展開になった。少し戻って引けている。ファンドの買玉は減少し、売り上がった筋も仕舞っている。此処で次の展開が始まることになります。昨日、記しているが、此処では、じっくり目先の方向を見定めて対処したい。大勢は売り場面を待って仕掛ける予測のままですが、ファンドの目先去就には看過出来ない実状があります。買方が買い付いて残される状況で売りを仕掛けたい。天井は点で捉え難い。其れ故に配分している。

ゴム

当限から引き締まり、引けはストップ高に張り付いて引けている。全限が新高値で引けている。何度も記しているが、産地現物の減少で引き締まっている相場なのです。シッパー・商社が繋げない情況を買っている訳です。御三家も様子見しています。様子見。日柄を掛けて新甫高値の上げ拗れを待ちたい。大勢の予測に変化はないが、日柄が掛かる状況です。納会は海外商社が受ける以降を示している。

一般大豆・Non大豆

少し戻っているが、国内のファンドは売玉を出している。投げ中心の手口です。昨日の書き込み通りです。戻り売りの地合いのままですが、此処では手を空けて仕掛けはしない。種玉を残して様子見。

アラビカ

今日は引けに掛けて引き締まっている。押し目の範囲内で止まっているので、上昇を期待しています。此の保合いを上抜ける処が買乗せの場面です。逆に下へ抜ける場合は買玉を終い、玉を縮小することになります。

粗糖

大勢に変化はないが、中心の限月については会員欄に記述・・・


2006/01/23

ガソリン

NYの急伸を受け急騰して寄り付いたが、ファンドの大量利食いに次第に値を削って急落して引けた。今日、大陰線を付けたことで変化の兆しが予測される。しかし、此処では下値を叩く追撃の売玉は入れずに利食いする。戻りを待って噴く場面で売りを仕込みたい。常に記しているが、売りを仕込むには配分が重要です。大天井は買方が買い付いて造ることになります。じっくり売り場を探りたい。

ゴム

寄付きは新高値を付けていたが、後場は値を削って小安く引けている。産地の現物事情を反映して繋ぎが出難い状態です。此の高値で商社・シッパーが揃って売り繋ぐ地合いになるまでは安易に売れない。今日は下げていますが、様子見し変化を待ちたい。

アラビカ

NY安の流れで押し目を付けている。此処からの安値は買方に厳しい状況と予測されます。此の水準の下放れには買玉を減らしたい。だが、此の水準で保合い上向けば付いて行くことになります。様子見し、保合いの上放れを待つ。

小豆

此処で確りに転じていますが、保合いの状況下にあります。配分を常に考え対処することが重要です。飛び付きの買いはせずに押し目で買う。新甫の安値を仕込む。

粗糖

NYの急騰を受けてストップ高に張り付いて引けている。以前の書き込みを参考に此の大相場を仕上げて欲しい。想像を絶する値が付くと予測して参りました。


2006/01/20

ガソリン

NY高を受けて高寄りし、ファンドの煽りに高値で引けている。ファンドが仕掛けている限月の先2本のサヤが大きいこと・RSIが買い過ぎの状態にあるので、いずれ調整の下げを予測している。ただ、産地油田が緊迫情勢にあるのでファンドの煽りが効いている状況です。此処では安易に売れない、噴き値を待って売り上がリたい。

ゴム

新高値を付けて引けている。産地品薄で産地高の影響を受けているが、商社は徐々に売り上がりで対処している。今日は売方が少し踏んでいた。納会には相当の渡しが出て来るとの噂がありますが、此の位置での売りを避けて、新甫が買われた後の上げ拗れを待ちたい処です。

アラビカ

安寄りし、小安い値を付けていたが、引けに確りした。押し目買い。

小豆

マチマチの動きですが、徐々に放れる体制が出てくると考えられます。強気の材料は後から付いて来る。じっくり押し目で買い仕込み。

粗糖

今日も続伸ですが、此の相場は大きい「型」の相場との認識が必要です。下からの買玉は種玉です。常に買いの姿勢で買い乗せが基本ですが、買い過ぎの状態では押し目・突っ込みが考えられます。しかし、大きく構えて対処すれば其の突込みで買増しが出来る訳です。天井は何ヶ月も先と予測しています。詳細は会員欄。


2006/01/19

ガソリン

NYが伸び悩んだことで後場は売られて引けている。噴き値ではファンドが利食いしています。この高値波乱は売方・買方の双方が仕掛け難い場面です。此処で保合いし、買玉が残されるのを待っているが、FF金利が更に上がり、円安の状況でも、値運びが悪い場面を売り場と予測している。目先は慎重に噴き値を売るが、下値は叩かない。NYの上げ拗れは売り場。

ゴム

確りの値動きをしていたが、引け際に買玉が集中してストップ高を付けて引けた。此の高値で保合い波乱の様相です。この水準は高値なので日柄次第で荷が集まる。産地シッパーの繋ぎが遅れているのが気懸かりですが、配分を考えて売る場面を待ちたい。

白金

海外高に一般筋・ファンドが買い直しての急伸です。商社の戻り売り姿勢に変化無し。戻りながら商社売玉が増加すれば、又、振るい落とすことの繰り返しです。そして、天井を買方が造ってしまう。

一般大豆・Non大豆

寄付きは確りでしたが、直ぐに下げる展開です。仮に大きく戻っても、此の在庫量では大下げが待っています。ただ、円安の流れで、春に何処まで戻れるか。大逆張りの保合い相場です。更なる大下げは売れないが、戻りには自己玉を視ての売り。

粗糖

少しづつ下値を切り上げている。同じ事を記しているので読み返してください。西欧では買方を雄牛の闘い方法のブルと言っている。乗せて買い増す場面です。押し目・突っ込みを買い。噴き値は少し利食いし、押し目は更に買い直す。

 

株式の大勢を読む

ライブドアの不正取引が暴落の発端だが、実は年末・年始の類を見ない買付きが、今振るい落とされている展開と視ています。以前に記しているが、業績好調の優良輸出関連株の次に国内低位株に人気が移行し、買付きは頂点に達していた。相場は種々の条件を反映する。此処での反落は調整が済み、売込み人気に変化した処で徐々に戻ると予測している。日柄を掛けて戻るとみている。ただ、其の場合でも高値で飛び付いていた買いは、なかなか報われない。むしろ、出遅れていた株の人気が顕著になると思われます。しかし、年央を過ぎる頃からは次第に勢いが失せて来ると予測しています。大勢の変換が始まり、山越えを予測していますが、商品相場との関連性は会員欄に記載する。 


2006/01/18

ガソリン

NYのオイル高を受けて前場はストップ高に張り付いていたが、後場は急落して安値を付けた。其の後、引け際に買われて高値を付けている。新高値の噴き値を付けて直ぐに急落するが、又、戻りに入る地合いです。此処は産地の突発的な懸念が相場を後押ししている状況です。噴き値の売玉は利食いになるが、下値は叩けない。地合いが徐々に硬化しているので安易には売れないが、目先の売り場探しで対処する。

ゴム

前場は確りの値動きで踏み上げの地合いでしたが、株の暴落が買方の利食いを誘って下げていた。マチマチの引けでした。値動きに変化が視られますが、当業者のヘッジが少ない状況です。その為に日柄を視ての対処になる。

白金

株価の急落が懸念されて売られているが、商社は売り浴びせずに利食いしている。此処で売り込まれると反発が予測されるが、徐々に買付きの玉が残される地合いになるか如何かを視定めたい。金は此の振るい落とし場面で商社が10,000枚の利食い。

一般大豆・Non大豆

急落の展開です。此処から下げると下抜けですが、自己玉の売りが減っている。下値は叩けないと予測したい。此の水準で保合い、自己玉が売増せば売り乗せだが、売り込まれれば戻る。様子見し、判断することになります。円安が見込まれることもあって、更なる大下値は売れない。

アラビカ

徐々に下値を切り上げている。此の相場は「型」のお手本としての見方をしています。其の理由は何度も記している。此処での押し目買い予測は上値が大きいことを想定している訳です。押し目・突っ込みは買乗せて対処する。手法が大切です。


2006/01/17

ガソリン

寄付き高の後に急伸したが、引け際に上値を削って引けている。ファンドが少し利食っている。円安の地合いで強基調に在るが、噴き値の後の値運びを注視したい。NYオイルがドル高でも、上げ拗れる状況で仕掛けたい。吹き値は売り、突っ込みは利食いで対処する。日柄を掛けて山越えを視定める。

ゴム

寄付きは続伸して売方の踏みが出ていたが、引け際に売玉が殺到して大陰線を付けて引けている。しかし、此の下げも一過性と予測されます。商社の安値を拾う姿勢が散見される処から、下値を叩くと担がれる恐れが有ります。未だ、山越えには日柄不足の地合いですが、少しづつ人気に変化が出て来ているので、じっくり売り場を探したい。

白金

前場は急伸していたが、引けには値を崩して引けている。円安地合いでは堅調が予測されますが、今後の景気動向との綱引きが課題になって来ます。今日の株式大幅安は今後の相場に多少警告を発していると視ています。徐々に人気に変化が見えて来ています。買付き形の地合いに変れば売り場が到来する訳です。

一般大豆・Non大豆

先限は戻り気配の地合いでしたが、安値引けで投げが出ていた。当先がマチマチに動いていることもあり、保合いの中では上・下の予測が難しい処です。大枠は型で視ていますが、各限月は自己玉を中心に判断するしかない。

粗糖

一代足を視ながら曲がり玉と対峙したい。国内の取組が少ないのでNYの状況で予測をしています。押し目買い一貫で対処する。仕込みの配分を考えて買う。


2006/01/16

ガソリン

寄り付き高の後、買い気配のままに急騰して引けた。ファンドは様子見だが、全商品が買いムードになっています。此の噴き値を一般筋が買い付いて来る地合いに変化しています。上げ拗れを待って売り場を探したい。

ゴム

先限を中心に新高値を更新した。以前から記しているが、御三家が売って来ない。手揃いで売る場面を待ちたい処です。産地に荷が集まる状況で先々へと配分を考えて売り上がりたいが、暫くは強基調です。

白金

NYはドル安を好感して上抜けしているが、東工の場合は円高で相殺されて新値を取っていない。此の戻りを商社は前と同様に売り上がっている。前回に較べての売玉総数と取組み数・日柄を数えて売り場を探る。仕掛けの目安は会員欄。

アラビカ

NYの急伸を受けての続伸に少し踏みが出ているが、此の強基調の相場には付いていきたい。利乗せは手法の一つ。種玉を残しながら買い上がる。ただ、大噴き値は一部利食いし、押し目は買い直したい。全様の予測は会員欄に記載済み。

小豆

堅調地合いで確りに引けた。此の保合いの上抜けは利を乗せる場面ですが、じっくり構えての買い仕込みです。安値を拾う構えで良い。


2006/01/13

ガソリン

NYオイルの伸びが鈍いことで買方の利食いが先行し、急落して引けている。此処では商社が売り浴びせずに利食いをしていた。噴き値の売玉は利食いし、戻りの噴き値を売りで対処する。此処からの戻りは円安が味方するが、じっくり引き付けて売りたい。噴き値を待って配分を考えて売りたい。

ゴム

今日は円安の地合いだが、此のところの円高で産地が高い。其の影響で国内ゴムは堅調に推移している。ヘッジが此処で様子見をしているので様子見するが、先へ先へとじっくり売玉を仕込み状況の変化を待つ。

白金

円安気配で急伸している。NYはドル安を好感し、高値を更新しているので基調が強い。しかし、東工の商社売玉が更に一割位増えれば振るい落としが予測される処です。又、此の時期は為替の値動きが商品価格に反映され易い時期に当たります。此の時期を過ぎると潮目が出来て為替のプラス要因と別のマイナス要因が相殺される時期になって来ます。今は円安が起これば、堅調に動いていくという地合いです。しかし、商社の売玉が溜まると其処で振るい落とす展開を予測しています。大きく振るい落した後は買い場面です。しかし、大勢の売り場は近い。為替を読むことは商品相場の基本ですが、種々のケースが絡み合っていますので一様でありません。ポイントの整理をすることで対処して欲しいと思います。

一般大豆・Non大豆

小確りの動きでしたが、手口・自己玉を視る限りでは戻りは売られてしまう。売り込まれて下値を固めてから反発する順番と視たい。先限の因果玉は投げが先行か。コーンも同様の地合い。

アラビカ

初押しは買いで対処したい。詳細は会員欄に記載しています。下記の記述は去年29日の会員欄です。斥候の買いを示しています。又、其の予測は「型」に在ります。
2005/12/29

続伸し、堅調に引けていた。期先の自己玉が買い越して来ているので状況に変化がありそうです。更に押し目を付けながら自己玉が買い増す場合は斥候を入れる場面か。

小豆

小確りの値動きで底堅い展開です。型を予測しているので、その様に状況が変化するか如何かを視ていますが、じっくりと対処したい。先は長いので慌てないのがコツ。配分を考えて仕込む。


2006/01/12

ガソリン

前場は急伸していたが、引け際は上げ幅を削った。ファンドは更に買増している。ファンドの煽りと一般筋の目先買いで堅調ですが、此の大サヤの飛び付き買いは避けたい。商社のヘッジは徐々に増えている。噴き値はじっくり売り仕込み。

ゴム

前場は踏みが出て高いが、上げ幅を削って引けていた。産地の現物が買われていることもあってシッパー・商社のヘッジが出難い状況です。ヘッジ・商社の売りを待っているが、此処は売り急がないで対処する。暫く、様子見。

白金

前場は戻り高値を更新したが、後場は崩れる展開でした。商社は売増しているので此処で上げ拗れる場面が予測される。

一般大豆・Non大豆

シカゴ安の流れと昨日の自己玉売増しで地合いが悪化し、急落して引けた。此処からの期近下げは限定されることになるが、先限の方は更に深いことが予測される。しかし、今後の円安を予測すれば、更なる一段の下値は叩けない。下げ止まって売り込まれれば戻ることになります。大逆張りを意識し、一代足・自己玉を常に見比べ注視して対処したい。「買い米は一度に買うは無分別、二度に買うべし二度に売るべし」何故に大逆張りかは徐々に判りますが、私は「型」で予測しています。

粗糖

押し目を付けて保合いの状況です。此処は調整の場面ですが、此の保合いの上抜けが有れば予測のスタートになります。上放れに付いていく。


2006/01/11

ガソリン

前場は急落していたが、後場は円安地合いに急騰して引けた。為替の此の水準は転じる位置にあり、暫くしてドルの基調は強くなると予測している。ファンドは大量の買い煽り手口。下値を叩かないと記していたが、噴き値は売玉を仕込みたい。配分が必要です。

ゴム

後場は円安地合いを受けて確りに転じている。円安で上げ拗れる場面を待っている。円安でもヘッジが売り浴びせる地合い・手口の時に売り建てする。じっくり噴き値を売り上がる。突っ込みは利食いも良し。転換点を探っている。

白金

値は確りに推移しているが、商社は先へ先へと売り上がっている。じりじりと上げていて基調は強いが、少しづつ買い付き気味になっています。上げ拗れると振るい落としが予測される。此処からは飛び付かずに売り場探し。

一般大豆・Non大豆

期近は高いが、期先は安値を更新している。先限自己玉は売増している。分析欄に記載している通りですが、自己玉を視て欲しい。因果玉の様相を読み取ることが出来ます。以前より大保合いと記している要因が此処にあります。此処からの円安を予測すれば、突っ込んでも中限は支えられる。しかし、期先の大戻りは売りで対処したい。いずれにしても、自己玉の状況を注視して付いて行くのが基本なので解説を理解して対処することです。目先の突っ込みは叩かない。

粗糖

確りの値動きですが、昨日の会員欄の通りです。配分は手法に依って仕掛ける。じっくり対処したい。


2006/01/10

ガソリン

前場は下げ渋っていたが、引け際に大幅下落した。ファンドが2,700枚大量の利食い売りを出していた。大戻りは利食いしたい姿勢が覗えます。下値は買って来るので目先は下値を叩かない。

ゴム

前場は売られる展開だが、引け際に続伸して引けている。昨日のヘッジ玉は買い戻している様です。此処の高値で大保合いの様相が覗えます。突っ込みは売らずに噴き値の売り場探し。

白金

前場は少し利食いの売りが視られたが、確りに引けている。商社は戻り高値に売り向かっている。此の水準の保合い。突っ込みは売らないで噴き値の売り場を探したい。

アラビカ

前場は利食い売りが出ていた。押し目を付けて上げ足を止めていたが、後場は引き戻し、先限は小幅上げの確りに引けた。自己玉は買増して堅調の様相です。押し目・突込みを買い。一相場を狙ってじっくり仕上げる。ただ、自己玉は常に注視する。値運びの流れの中で買増して来ない・取組が増えない場合の対処は会員欄に記す。

小豆

漸く、押し目を形成する値動きです。此処からの押し目は売り込みを誘う場面です。日柄を数えながら下げに対し、仕込みたい。押し目・突込みをじっくり買い仕込み。

 

相場の型「裏の形・表の形」

上記は相場を仕上げる場面で最重要な考察です。此処を読み取っていない方々は逆を取られてしまいます。手を汚さず・額に汗せずの相場が簡単な筈がない事に気が付いてください。其の型は20通りを数えます。「素材商品・農産物」又、手法としては4通りに区分されています。実は裏の形が後付けの説明が為されて表の形になって来るのです。先読みが利を生み一相場を仕上げる基になるので十分な考察を願います。「理と非との中に籠もれる理外の理、米の高下の源と知れ」「売るは仁 買うは勇気ぞ 乗せは智の徳」


2006/01/06

ガソリン

前場は急落していたが、ファンドの先買いで期近安の期先高で引けた。この動きで当先のサヤが更に開いている。此の大サヤは修正される筈です。噴き値は売り仕込み。

ゴム

安寄りし、前場は売られていたが少し戻る展開で引けていた。押し目を買う一般筋に対し、現業筋の売りが目立っている。戻る場面は売玉を仕掛けたい。戻りは配分を考えて売る。先へ先へと繋ぎ売る。状況は会員欄にて説明の通り。

白金

前場は叩かれたが、引き戻して引けている。此処で買い付いた玉は因果玉化する恐れがありと予測したい。値運びを注視する。保合いの値動きで上がり足が短い場面は買えないし、売り場探し。

アラビカ

大底を探る時期に付いては其の理由と共に何度も記していましたが、急発伸のスタートです。此処では自己玉が大事です。自己玉を視ながら押し目を買う姿勢で対処する。斥候・利乗せは手法にて対処する。

粗糖

NYのファンドが買い始めて間もないことから、更に買増してくると相場は大きくなります。CFTCを視ながら対処したい。国内でも取組と自己玉に変化が顕れています。じっくり、種玉・利乗せ玉を仕上げたい。利食い腰は強くがコツ。


2006/01/05

ガソリン

NYオイル高を受けて高寄るが、次第に売玉に抑え込まれ急落して引けた。だが、大保合の状況下では突っ込みは叩かない。東工原油の商社の売りを待ちたい。大噴き値は売りで対処する。突っ込みは利食いも良し。基本は何度も記している。

ゴム

寄付き高の後は崩れて引けたが、安値は御三家が拾っていた。まだ、煮詰っていないようです。突っ込みは利食いし、大噴き値を売る。そして、少しづつ種玉を残す。

白金

大高寄りしたが、商社玉に押さえ込まれた。今までに無い値動きです。此の変化は一般筋のおよび腰を現しているのか。ファンドの勢いが失せるのかを覗いながらの対処になる。売り場探し。

アラビカ

昨日の上伸で自己玉が買いに変化しました。今日も続伸し、買増している。此の所の戻りでは飛び付いていた筋も、遂に売り上がって来ている。基調の転換と視ている。世界のコーヒー在庫は極端に減少していること・去年の東南アジアの乾燥・大洪水の影響が問われて来ている。今年の裏作ブラジルの天候は如何に。此の様な情勢を先取りする仕手がいても不思議はない。此処から続伸し、自己玉が買う場合は付いて行きたい。自己玉を注視し、買い仕掛ける。

小豆

小安い値動きですが、安値の売玉は因果玉の様相です。押し目は買いで対処する。安値で国産小豆が捌けていきます。輸入小豆も徐々に減少する。今の安値は国産の限界値と視ている。押し目・突込みを徐々に買いたい。


2006/01/04

ガソリン

NYオイルの急騰を受けて急伸し、ストップ高に張り付いて引けた。為替は円高になったが、上伸の勢いは強い。此処では上げ拗れを待ちたい。余剰資金が設備・商品・資産に投入されて来ている段階にあることから、じっくり対処する。とりあえず、1月中旬頃の情勢を見極めて仕掛ける処です。

ゴム

寄付きから堅調に動いていたが、上げ拗れていた。じっくり見定めてヘッジが売る場面で同様の手を振る。

白金

海外高で急騰したが、商社は売り上がっている。取組・出来高・手口を視ると暫くは堅調と予測する。しかし、此処からの高値では徐々に変化が出て来ると考えられる。じっくり引き付けて売り場を探したい。

一般大豆・Non大豆

シカゴの保合い上放れを受けて急伸して引けている。下値を切り上げているので突っ込み売りは踏まされる。

粗糖

押し目・突込みなしで上げてきたが、此処で押し目・突っ込みの振るい落とし場面です。日柄を掛けて調整が済み次第、出直ると視ている。大取組の調整は日柄を要する。ファンドの買玉も一部調整されるが、売込みを誘いながら春の高値を狙っている。突っ込みは配分し、買い仕込み。

 

新年、明けましておめでとう御座います。

2005年の好景気を引き継いで新春を迎えております。又、マネーが商品市場・株式市場にシフト、活況を呈しております。去年は一貫して不景気が好転するとの予測をして参りましたが、今年は其の流れの変換点を探ることになります。此のトレンドの変換を見極めることが最重要課題です。商品の値上がりと採算が綱引きされて、各商品は一様でない転換をする時期に差し掛かっています。そして、ポイントは為替の値動きです。ドル高からドル安へ転換する時期の年央を視野に入れて見極めて参りたいと予測しています。CRB指数を念頭に対処したい。引き続いての山越えは十分に引き付けて種玉を仕掛け・売り上がる。各商品が徐々に変換するとの予測です。
「3ヶ月・6ヶ月一相場」を目途に仕込み、仕上げたい。本年も宜しくお願い致します。

2005年♦12月11月10月9月8月7月6月5月4月3月2月1月
2004年♦12月11月10月9月8月