詳細分析は【会員閲覧情報】記載

2007年♦8月7月6月5月4月3月2月1月
2006年♦12月11月10月9月8月7月6月5月4月3月2月1月
2005年♦12月11月10月9月8月7月6月5月4月3月2月1月
2004年♦12月11月10月9月8月

2007/09/28

CRB指数

昨日、CRB指数が遂に335を突破している。会員の方には長期間に渡り、何度も何度もこのことを記していた。一入感慨深いところ。会員の方には耳にタコのCRB指数です。此の指数の40数年間の記録を熟視していると状況が少しづつ解かって来る。景気の流れが視えて来ます。目先を追い掛け廻し、御苦労している方々には参考になります。大勢の把握を重視したい。大勢を見極めて「型」を確認する。建玉は手法に添って対処したい。今後の指数は日柄を経て上げ拗れると予測している。ドル安→オイル高→金へのシフトの流れは何度も記していた。「穀物高の基本的要因は別だが、関連性は有る」更に、2番天井懸念で売っている方々の踏み上げ相場が到来して来ると予測していた。そして、此の流れは更に続くが、値幅と日柄を経た後は景気不安が払拭されて来ることになります。其処がポイントと捉えている。何時・如何に転換するかは既に会員欄に記している。

商社のヘッジ外し

下記は9/21日に会員欄に記している。金はリースレートの第二波到来を予測している。

9/21日 記
商社は常にヘッジの売りを仕込んで相場をリードしている。此れが本来の姿勢だ。ところが、滅多に起きないことだが、大量にヘッジの玉を外し、急転換することがことが有ります。以前に記しているが、この様なことは40年の間でも、数少ない。此のことは急激な様変わり場面が来ていると捉えている。金は暴落の前に商社の売り越しが、13万枚。暴落の底値時は10万枚。反騰している今は6万7千枚。売玉を減らしていることが判ります。ヘッジを外すには重大な理由が有る筈。此処は押し目を拾い、利乗せして手法に添って対処する。

ガソリン

NYオイルの急騰を受けて急伸して寄り付いた。其の後の期近は現物事情を反映して続伸して引けたが、期先は上げ幅を少し削って引けている。急伸しているが、ファンドは少し買っている。商社は様子見だが、此処は調整の押し目を待つ。期近の強基調は元売りの絞り込みを反映している。此処で、今、地合いが強くなって来ているが、種玉を残して振るい落しを待ちたい。振るい落としの悪目を拾う。

ゴム

他商品高を映して小高く寄り付いたが、其の後は上げ拗れている。上げ幅を削って引けている。ファンドの買い増しが出ているが、ヘッジは売っている。上げ拗れている様子だが、更にヘッジが売り上がる場面を待っている。売り場を測っている。斥候の売り場を探したい。「待つは仁」と言う。

白金・金

白金 NY高を映して上伸して寄り付いた。少し押す場面はあったが、堅調に推移して陽線引けしている。戻り高値を更新しているが、沸いていない。配分してじっくり仕上げる。噴き値は少し利食いし、押し目を拾う。

金  NY高を映して上伸して寄り付いた。其の後は小浮動に終始したが、確りに引けている。今日は出来高が多い。マバラの跳び付き買いに対し、ファンドが利食いしている手口。地合いが硬化するとマバラとファンドが跳び付いて来る。其の場合は商社が売り上がる。噴き値は跳び付かずに押し目を利乗せする。

とうもろこし

シカゴの急騰を受けて高値を更新して寄り付いた。其の後は徐々に反落して期近は急落・期先も上げ幅を削って引けている。ファンドが期先を大量の買い増し、ヘッジは期先を売り上がる手口。此処で、上げ拗れて買い付きが残される場合は振るい落としが待っている。調整の後は売り込みを確認して対処するが、安易な売りは警戒したい。此の時期の高値波乱は値頃感が通用しない。深押しを仕込んだ後に、遂には売り場を探す相場になる。先へ先へと逃げて売り上がっていくヘッジ商社に提灯を点けることになる。

Non大豆

高値波乱の様相を呈している。仕手の独壇場になっているが、期近は仕上げの場面を迎えている。期中ほ売り込みを誘いながら仕込む場面か。期先はファンドの大量の買いに対し、ヘッジは大量の売り。此の構図を読むには仕手と現物筋の立場になって考えるしかない。タイトな米国産大豆は今後も波乱が続く筈。第一ラウンドは間もなく終わり、、第二ラウンドは如何に・・・仕手の手口は毎度のことで似ている。全く同様ではないが、其の仕様を会員欄に記す。


2007/09/27

ガソリン

NYオイルの上伸と円安を映して期近高・期先は小高く寄り付いた。少し押した後はファンドの買い増しに値を上げているが、戻り高値を更新して引けている。商社は売り上がる手口。此処でファンドが更に買い増す場合は買い過ぎの場面となる。其処は調整の深押しが予測される。此処は上値の買玉を少し利食いし、振るい落しを待ちたい。其の後は振るい落しを確認して新甫を拾う。配分して仕込みたい。

ゴム

円安を映して小高く寄り付いたが、上げ拗れている地合い。反落して陰線引けしている。今日はファンド・マバラが利食いし、ヘッジが買い戻す手口。少し戻っても良い。ファンドの乗り換えと買い増す場面はヘッジに提灯を点ける。戻り幅を測って売り場を探す。十分に引き付けて対処する。様子見して待つ。上げ拗れる地合いの後に買い付き玉が残される場合は熊の一撃。

とうもろこし

シカゴ高・円安の地合いを映して上伸して寄り付いたが、其の後は高止まりして引けている。今日はファンドの大量の買い増し。買い過ぎの場面だ。ヘッジは大量に売り上がる手口。此処で、上げ拗れる場合は深押しが予測される。高値の買玉は利食いし、調整場面を待つ。其の後は売り込みを確認する。売り込む地合いに変化した場合は買い直すが、買い付き玉が残される場合は戻り売りになる。いづれにしても、此の上値は跳び付かない。

Non大豆

シカゴの急伸と円安を受けて急騰して寄り付いた。其の後は上げ拗れて急落する展開を辿る。期近はストップ安に張り付いて引けている。大出来高が続いていたが、此処は調整の下落場面。高値波乱の様相だが、下値の見極めがポイントになる。昨日の会員欄に記しているが、期中・期先は少しづつ変化して来ている。そして、期近の急落場面を地場筋が拾っている様子。一方、期先はファンドの大量の買いだが、其の玉に手を合わせてヘッジ筋は売り上がっている。此の様相を読み解くことがポイントだが、売り込む場合は配分して拾いたい。○○を注視すると少しづつ判って来る。


2007/09/26

ガソリン

NYオイルの下落を受けて急落して寄り付いた。其の後は下値が支えられて反転に転じ、下げ幅を削って引けている。新甫は上サヤに生まれたが、ファンドは買い増し・マバラは売って来ている手口。此の水準の保合いは押し目を待って拾いたい。○○商社は大量に利食いしているが、押し目は拾うと予測している。期先の上サヤは買い難いが、押し目・悪目を配分して仕込む。種玉を残して利乗せしたい。

ゴム

他商品安を映して小安く寄り付いたが、ファンドの買い増しに支えられて少し続伸している。小幅高に引けている。ファンドの乗り換えと買い増しに支えられて底固い値動きをしているが、此処は買い過ぎる場面を測ることになる。様子見して上げ拗れを待ちたい。次第に上げ足が短くなる筈。

白金・金

白金 NYの地合いを受けて小幅高に寄り付いた。其の後の上値は重く、伸び悩む展開を辿る。小高く引けている。反発しているが、商社は様子見。マバラは少し降りている手口。此処は売り込みが欲しい調整の場面。じっくり構えて配分する。悪目は拾う。

金  NYの地合いを映して小幅高に寄り付いた。其の後は下値が支えられる。小幅高に引けている。商社は少し買っている。ファンドは利食いし、買い直している様子。此処は売り込みを誘う場面。小康を経た後に押し上げると予測している。ただ、CFTCはファンドが大量に買い付いて来ている。振るい落としの悪目を警戒し、配分は必要だ。

Non大豆

シカゴの小幅安を映して当限高・期先は小安く寄り付いた。前場は期近が急騰してストップ高に張り付いた。其れに伴い、期先も連れ高していた。だが、後場は期近・期先共に反落して引けている。今日は大出来高。期近12月限は踏み上げた後の反落。噴き値は跳び付かないと記している。期近は徐々に手仕舞いするが、急落を常に念頭に置いて対処したい。ただ、振るい落としの後は反発すると考えているが、徐々に降りて仕上げることになります。此処で、期先2本はコーンと違い、少し変化が見受けられる。会員欄に記す。


2007/09/25

ガソリン

NYオイル安を受けて下落して寄り付いた。其の後は少し押したが、徐々に引き締まって下げ幅を縮めて引けている。ファンドは途転して少し買い越して来ている。○○商社も買いを増やしている。此処は期先の押し目を拾う。明日は新甫の発会だが、期先の押し目を仕込む。下値の買玉を残して押し目を利乗せする。上抜けには付いて行くしかない。

ゴム

産地の地合いを映して小安く寄り付いたが、新甫の基調が強い。上伸して陽線引けしている。ファンドが新甫を買い増して来ている。ヘッジの売り上がる手口が目立っている。此処は戻りを測る場面。上げ拗れる地合いを待つ。ファンドが期先を買い過ぎる場面を待っているが、売り場探しで対処する。

とうもろこし

シカゴの小幅安を映してマチマチに寄り付いたが、基調は強い。少し押した後に期近の3本は急伸して引けている。期先も高値を更新して引けた。会員欄に記しているが、RSIの逆行を確認する場面が来ている。まだ、CFTCのファンドは買い付いて来ていない。国内の取組が優先して期近は急騰している様相だ。曲がり玉を助けないのが相場と知るべし。利食い腰を強くして対処すると何度も記している。だが、噴き値は跳び付かずに押し目を拾う。期近は仕手次第になっているが、需給タイトの端境期に地場筋の思惑に向かうのは愚と悟るべし。期近の買玉はじっくり仕上げたい。しかし、期先は少し違う。此処は大噴き値を跳び付かない。会員欄に記すが、徐々に天井は近付いて来ている。

Non大豆

シカゴの下落を受けて反落して寄り付いた。調整の押し目を付けた後は次第に反発し、期近の3本は急騰している。期先も高値を更新して引けている。コーンと基調は同様だが、在庫率・作付面積が、更に低いのが大豆。RSIは逆行しているが、逆行は更に続く予測をしている。連日の出来高増。此処は相当に踏みが出ているが、期近の締め上げは更に続く筈。しかし、大噴き値では徐々に買玉を降りて利食いしていくが、噴き上げは更に続くと予測している。此処は期近の規制を念頭に置いて対処することになります。しかし、此処の期先の噴き値は跳び付かない。振るい落としの押し目を拾いたい。だが、期先の場合は○月中旬以降の大高値を確認し、上値を測って売り場を探すことになります。


2007/09/21

一相場を仕上げる 「5分1割に従いて、2・3割は向かう理と知れ」

米国のドル安とFF金利の引き下げにより、過剰流動性資金は更にオイル・金・穀物に流れて来ている。このことの説明を何度も何度も記していた。今、二割位高騰して現実化している。売方は此の急騰に驚愕しているが、売玉の踏み上げと新規に買い付いた後に相場は終焉する。勿論、CFTCファンドの大量の買い付きとRSIの逆行を確認する。ただ、問題は日柄だ。日柄は古来「3ヶ月・6ヶ月一相場」と言うが、終焉は意外に早いと予測している。下値の種玉を残して押し目を拾い、後に十分に引き付けて期先の売り場を探すことになる。但し、期近は別物と考えたい。商社の玉次第。

ガソリン

NYオイル高を受けて上伸して寄り付いた。其の後、当限は大幅高。期先は上げた後に反落し、上げ幅を削って引けている。今日の少量の踏みでファンドの売玉が無くなった。○○商社は少し買い増している。納会後の新甫はファンドが乗り換えてくる。新甫の押し目を配分して買い仕込む。売り込む地合いを拾いたい。NYのファンドは更に買い増す筈だが、CFTCを注視して対処する。買い過ぎの場面では深押しが予測される。CFTCの解析は会員欄。

ゴム

昨日の地合いを引継いで安寄りした。少し反発したが、其の後は下落して小安く引けている。納会落ち後の新甫はファンドが乗り換える。ファンドが買い上げる場面の期先は売り場を探すことになる。他商品は上げるが、ゴムは円高の影響を受けている。上げ拗れる新甫はヘッジに提灯を点けるしかない。ファンド対ヘッジ商社の手口を注視している。

白金・金

白金  NYの急騰を映して上伸して寄り付いた。其の後は更に堅調に推移して引けている。今日も商社は少し売る手口。戻りを売って来ている。下値の種玉を残して.様子見。押し目を待つ。

金   NY高を映して高寄りしたが、小動きに終始して引けている。昨日の手口に付いての説明を会員欄に記しているが、此処は商社のヘッジ外しを看過出来ない。押し目は利乗せする。配分してじっくり仕上げたい。

Non大豆

シカゴの大幅高を受けて急伸して寄り付いた。其の後は踏みが殺到し、期近2本はストップ高。期先は上げ幅を少し削って引けている。期近2本は一代足の上抜けをしているが、売玉を助けない状況が続くと何度も記している。今、期先は押し目買いだが、ファンドの買い過ぎ場面では警戒を要する。此処はCFTCを注視して其の場面を測ることになる。
◎期近2本目の12月限「○月限を買い」と何度も記しているが、遂に10,000円上げている。此の限月は仕手の思惑限月です。と言うよりも、仕手が思惑するに足る要素がありました。会員欄には其の説明をしています。さて、この限月は踏み上げに合わせて買玉を徐々に利食いして降りることになります。其の後、調整の場面を経た後に、11月上旬の状況を確認して対処する。


2007/09/20

ガソリン

NYの地合いと円安を映して小高く寄り付いた。其の後は少し押したが、期近は納会を意識して大きく反発した。期先は小安く引けている。ファンドは買い増して来ているが、○○商社は少し利食い売りしている。此処は買玉を残して、押し目を待つ様子。国内の元売りは少し値を引き上げることを決めている。期近の値は支えられるが、最需要期後の上値は限定される。此処は期先の売込みが欲しい場面。押し目は期先を拾う。

ゴム

昨日の手口を映して小安く寄り付いた。上値は重く、他商品高に追随していない。陰線引けしている。ファンドは買い増しているが、ヘッジは売り上がる様子。上値は重い。上げ拗れているが、買い付き玉が残される場合は様相が一変してしまう。売り場探し。次第に上値が重くなる予測をしている。

リースレートの変化を注視している。8/20日以降の此の変化は何を物語るのか。第二波上昇を予測、・・・会員欄に記している。

とうもろこし

シカゴ高・円安の地合いを受けて上伸して寄り付いた。其の後の基調は強く急伸して引けている。今年の様な在庫減少の端境期は現業筋の思惑が活発化する。この事は何度も記しているが、「型」の中の一つでもある。今日はファンドが更に期先を買い増している。ヘッジは期先を売り上がる手振りだ。期先の跳び付きの買いは避けたい。ファンドの買い過ぎ場面は振るい落しが待っている。下値の種玉を残し、上値の買玉を少し利食いする。

Non大豆

シカゴの小幅高・円安の地合いを受けて小高く寄り付いた。前場は期近高・期先は少し押したが、後場は急伸。期近2本はストップ高に張り付いた。期先も上伸して引けている。典型的な端境相場が出現している。其の理由は何度も述べているが、毎年が同じではなく今年の様な地合いの場合は「型」に従う。此処は○月限を中心に常に種玉を残し、押し目買いをすることになる。何度も何度も記している。会員欄には更に詳細を記している。今日はファンドの買い増しに対し、マバラが売る手口。押し目買い。更に噴いた場合にファンドが大量に買い増す場合は大深押しが予測される。


2007/09/19

ドル安→オイル高→金高の行方

オイル・金は予測通りの値動きが続いている。此の相場の値幅・時期の詳細は以前に会員欄に記している。余剰資金は一定の方向を目指している。だが、後付けの理由を聞いて追い掛けていては捉まえることは出来ない。今日は売方の踏み上げで急騰しているが、此処でファンドは買い付いて来るのだ。此処は少し間を置いて対処したい。其の後の強基調は更に続く筈だが、其の次の展開が転換点になると予測をしている。今度は大円安になっても、素材商品は徐々に上がらなくなる。何時・如何にがポイントだが、大勢の「型」は徐々に変化して来ることになります。このことを会員欄に記している。

ガソリン

NYオイル高・円安を受けて急伸して寄り付いた。米国のFF金利の引き下げはオイル高の援軍になって来る。少し押した後は更に上伸し、大幅高で引けている。今日の上げで、下げ過程に開けていた窓を埋めることになります。だが、此の上の位置には高値の買い付き玉が残っていて待っている。此処の上はファンドとマバラの新規買い付き玉を確認する場面。下値の種玉を残して押し目を待つことになる。此処は売り込む地合いを待って期先を利乗せしたい。ファンドは期先の2本を常に手懸けているが、期近と期先は別物との認識が必要。真の意味を悟って仕掛けることになる。以前に記している様に今度は大上サヤが予測されて来る。押し目を待って仕込む。

ゴム

他商品の急騰を受けて上伸して寄り付いた。其の後は堅調に推移して陽線引けしている。此処で反発しているが、ファンドが途転して来ている。此の買い増しをヘッジは売り上がる筈。十分に引き付けて売り場を測ることになります。反発場面を引き付けて上げ拗れを待つが、商社の売り増しに提灯を点ける。じっくり配分する。

白金・金

白金  NYの地合いと円安を映して上伸して寄り付いたが、地合いが硬化して急伸して引けている。此の戻りを商社が少し売っている。ファンドの買いだが、押し目を待ちたい。

金 昨日の会員欄に記したが、昨日は商社とファンドが大量に買っている。此の手口は強い。今日も商社とファンドの大量買い。上記しているが、此の地合いは強い。オイルマネーは金にシフトする。FF金利の引き下げは追い風だが、噴き値は跳び付かずに振るい落とし場面を利乗せする。

Non大豆

シカゴの地合いと円安を受けて上伸して寄り付いた。其の後は更に上げたが、後場は上げ幅を削って引けている。流石に期近3本は踏みが出ている。噴き値は跳び付かないと記している。押し目買いの地合いは続いているが、今日は期先をファンドが買い増す手口。買い過ぎる場合は常に振るい落とされる。此処は押し目を仕込みたい。更に、次の噴き値は大きく振るい落とされることが予測される。下値の種玉を残して手法に添って対処する。詳細は会員欄。


2007/09/18

含み→実顕→惰性→転換「離脱」

3カ月・6ヶ月を一相場と捉えて相場と対峙する。そして、上記の流れを常に観測し、位置を確認し、資金の配分を心掛けて対処したいものです。一般的には含みの場面で躊躇し、惰性の場面で仕掛けているケースが多いのです。其の為に転換期に離脱出来ない事になってしまいます。此のことの理解と、型・手法を兼ね備えることが大事です。又、型を読み取ることは含みの場面での仕掛けを可能「容易」にすることになります。

今のオイル・金・穀物は実顕の位置にいますが、時期を経て後に転換点に到達することになります。其処を点で捉えるのは至難の極。其処は配分して捉えるしかない。何時・如何には20通りの「型」と類推例の合致を参考にして決めることになる。全てが同様にはならないが、此の確率は高い。

ガソリン

NYオイルの高騰を受けて急伸して寄り付いた。其の後は更に少し上伸したが、後場は上げ幅を削って引けている。ドル安の地合いを受けてNYオイルは買い上げられている。国内ファンドは様子見しているが、此処は売込みが欲しい場面。此の水準の押し目は拾う。更に大きく上抜ける場合は上値の買玉を少し利食いして振るい落しを待つ。○○商社の手口次第を待つ。買い乗せは智と徳の証、手法に添って対処する。

ゴム

他商品高を映し、上伸して寄り付いた。其の後は更に急伸してストップ高に張り付いたが、上げ幅を少し削って引けた。急伸したが、地合いに変化が見受けられる、ファンドの大量買いだが、ヘッジは同量の売りを出している。先日も記しているが、警戒したい。種玉を手仕舞いし、変化を見極める。様子見。此処で、買い付きが残される場合は戻り売りの地合いに変化して来る。此処は様子見して対処する。

とうもろこし

シカゴ高を受けて急伸して寄り付いた。其の後は堅調に推移して陽線引けしている。徐々に取組が変化している。手口は買方の有利を顕して来ている。押し目を拾う。CFTCを注視して噴き上げる場面は上値の買いを少し利食い。古来、「利食い腰は強く、引かれ腰は弱く」と言う。

Non大豆

シカゴの急騰を受けてストップ高に張り付いて寄り付いた。其の後は張り付いたまま引けている。穀物ベルト地帯北部の気温低下・小麦の高騰を囃して地合いが硬化している。現物需給の逼迫を懸念する地合いだが、此のことは既に何度も記している。含み→実顕→惰性→離脱。含みの場面は型で予測して仕掛けるしかない。だが、実顕は手法に添って乗せる。「乗せるは買い増しの意味」○月限は更に上値を覗う様相だ。期先も今迄とは違う様子。跳び付き買いは出て来ない。古来、「相場とお化けは寂しい方に出る」と言うが、実は理由が有る訳です。其れは「詭道」の所以だが、其処をを読んで対処するしかない。


2007/09/14

常に一歩、先を読む

裏道天花は常に一歩先を読むことを心掛けています。先を読むには、いくつかのファンダメンタルを正確に理解する知識と経験を必要とします。今の相場は大波乱の時期にいるという認識を持って対処することが必要です。今、オイル・金・穀物は後付けの解説が盛んですが、後付けの説明では役に立たない。ドバイの調整→上海の調整→サブプライム問題→NYの株暴落・ドル安→株の反転と今のオイル・金、更に穀物高。其の状況を其の度に一歩先んじてコメントしています。「何故に解かるのか」の問い合わせが数多く有ります。この説明は難しいのですが、此れは経験と過去の資料に因るもの。今の様な状況は40年間に4度起きている。状況には多少の違いがありますが、共通点は多々有ります。更に、江戸中期より今迄の経済活動を分析したときに、景気の変動には一連の流れがあることに気付くことになります。其の事象を区分して「型」としては20通り、商品相場の特徴的手法を4通りに区分しています。この読み解きはファンダメンタルズを正確に摑むことが全てですが、此れが難しい。相場は場勘の戦場と知るべし。一筋縄ではない事に気が付いて欲しいものです。孫子の兵法「詭道」の真意を考えて対処したい。

ガソリン

NYの地合いを映して期近は小幅高・期先は小幅安に寄り付いた。其の後、少し上伸したが、後場は反落して陰線引けした。ファンドが少し売り、○○商社は少し拾っている。此の商社の見通しは凄い。此処はファンドとマバラの売りを誘う場面。売り込みの玉を待っている。此の水準の上は踏みと跳び付き買いが出る筈。其処は跳び付かずに上値の買玉を少し利食いし、押し目を拾う。CFTCのファンドは買い直して来ているが、其の程度を見極める。押し目を利乗せし、総踏み上げの場面を待つ。何時・如何には・・・

ゴム

他商品高の地合いを映して確りに寄り付いた。其の後の動意は薄い。小高く引けている。他商品に追随していない。値運びが悪い地合いに変化している。此の地合いをヘッジは売って来ている。此処を上抜けない場合は買い付いた玉が残されてしまう。独自の材料を待っているが、下抜けを警戒したい。下抜ける場合は手法に従い、種玉を手仕舞う。下抜けずに売り込まれる地合いが欲しい場面。様子見。

白金

NYの地合いを映してマチマチに寄り付いた。其の後は少し反発したが、後場は下落して小安く引けている。ファンドが少し買い、マバラが少し売る手口。商社も少し売っている。小浮動の値動きで材料待ちの状況と捉えている。ところが、金は違う。商社は大量の買い。更にファンドも買い直して来ている。一般マバラ筋が降りている手口だ。此の状況のまま上抜ける場合は一般マバラ筋の売玉が残される。そして、売り込み玉は次第に踏まされる。オイルマネーは、財産保全の金に移行することを何度も記していたが、金を配分して仕込みたい。CFTCを参考に状況を見極める。

Non大豆

シカゴの小幅高を受けて期近は小安く、期先は小高く寄り付いた。其の後は軟調に推移して陰線引けしている。噴き値は跳び付かずに上値の買玉を少し利食いし、押し目を買い乗せると記していたが、此の押し目で取組が大きく変化している。此の地合いでマバラの買いが降ろされている。地場筋とファンドの買い増し。此処は押し目を拾い、噴き上げを待つことになる。○月限の締め上げ期待もあるが、期先も状況は更に一変して来た。踏み上げ後の対処法は会員欄に記している。


2007/09/13

ガソリン

NYの大幅高を受けて急伸して寄り付いた。前場は押していたが、後場は更に上げる展開を辿る。大幅に戻り高値を更新して引けている。ドル安は米国の輸入品高を招くことになるが、このことは既に記している。今、産油国の輸出絞り込みは価格に反映されることになります。WTIは高値を更新しているが、更に上抜ける気配だ。ファンドが更に踏んでいる。総踏みの後は買い付いて来る筈。其処は上値の買玉を少し利食い。此の水準の上値は売方の踏みが殺到するが、跳び付き買いも出て来る。跳び付き買いは報われない。振るい落しを買い利乗せする。手法に添って利乗せしたい。期先は大上サヤに変化することを念頭に置きたい。理由は会員欄に。

ゴム

他商品高を映して小高く寄り付いたが、上値は重い。上・下に小浮動の値動きだ。独自の材料に乏しく小幅高に引けている。他商品は高いが、ゴムには独自の材料が出て来ない。しかも、ヘッジは売り上がる様相。買い付きの玉が残される場合は下抜けることになります。此処は様子見し、状況の変化を待つ。

とうもろこし

シカゴの急騰を受けて期近はストップ高に張り付いて寄り付き、張りり付いたまま引けた。期先は急伸して寄り付いたが、上げ幅を少し削って引けている。期近は踏みを強要する展開になって来ています。何度も記しているが、期近の曲がり玉は助けない。じっくり配分して仕上げる。噴き値の後は押し目を拾う。CFTCのファンド買い過ぎを確認して仕上げる。其の後は期先を十分に配分して売り上がる。

Non大豆

シカゴの地合いを受けて急伸して寄り付いた。当限は安値引けした。他の限月は上げ幅を削って引けているが、基調は強い。噴いているが、跳び付きの買いが少ない状況。マバラは利食いを先行して、降りている様子。ファンドも少し買うが、地場筋は買い増している。此処は売方の踏みが強要されることになります。押し目は拾う。此の上の噴き値は跳び付かずに種玉を残して上の買玉を少し利食いし、押し目を買い乗せる。理由は既に何度も記している。CFTCを注視して降りる場面を見極めるが、未だ先のこと。何時・如何には会員欄。


2007/09/12

今は景気破綻の前触れなのか 「オイルマネーは金へシフトする」

今は2番底・2番天井を警戒している状況だが、何度も記している様に此処は反転する予測をしている。そして、値位置を大きく変えて山場を経過し、其の後に破綻は徐々に始まるとの予測だ。其れは過去の事象に何度も顕れている・・・。今は過剰流動性資金がオイル・金にシフトする時期に当たる。其の理由は何度も記している。更にオイル・貴金属と米国の穀物上昇は、ドル・NY株の活性を促し、徐々に景気は維持される様相を呈して来る。だが、根幹の問題は解決していない。其処が転換点のポイント・・・詳細は会員欄。

ガソリン

NYのオイル高・円安の地合いを受けて急伸して寄り付いた。其の後、少し押したが続伸し、更に上伸して引けている。OPECは11月より50万バーレルの増産を決めたが、其の影響は限定的と考えている。此処は其れまでの需給と今後の地合いが優先されることになる。○○売り過ぎのファンドは大量の買戻し。踏み上げは予測の通りだが、踏みの後は売込みが欲しい場面。上値の買いを少し利食いし、押し目を利乗せするのが手法。配分して拾う。

ゴム

他商品高・円安の地合いを映して上伸して寄り付いた。其の後の地合いは重く下落して引けている。ファンドの投げに地合いが悪化したが、地場筋は拾っている。しかし、上値が重い。此処は地合いの変化を待つ。

白金

NY高と円安の地合いに上伸して寄り付いた。其の後は更に上げたが、上げ幅を削って引けている。商社と外資系ファンドの買いに対しマバラの売り。此の手口は下値を固める手口。予測の通りに、商社が大量に買っている。売り上がっているのはマバラ。此処は踏み上げが予測される。金は更に値位置を変える筈。共に押し目買いだが、金の方が更に強い材料を持っている。オイルマネーが移行してくる予測だ。CFTCのファンドが買い直し、大きく買い越す状況を確認したい。

Non大豆

シカゴの小幅高と円安の地合いに続伸して寄り付いた。寄り付き高の後は下落している。昨日記しているが、踏み上げ後の調整場面と捉えている。噴き値は跳び付かずに少し利食いし、押し目を拾うと記していたが、下値は利乗せする。此処は売込みを誘う場面。押し目・悪目を拾う。ファンドの大買い越しとマバラの踏み上げを確認して利食いするが、期先の安易な売りは避けたい。


2007/09/11

ガソリン

NYの急騰を受けて急伸して寄り付いた。期近は上げ幅を削ったが、期先は反発して引けている。ファンドは少し踏んでいる。期先をマバラが売る手口。○○商社は少し買い増し。昨日記しているが、WTIの基調は強い。ドル安の地合いだが、米国の穀物・オイル・貴金属は底堅い。此の基調は続く筈。しかし、噴き値は踏みが出る。跳び付かずに押し目を拾う。売込みを誘う押し目・悪目を拾う。CFTCを注視して安心買いの地合いを待つ。其処は・・・

ゴム

他商品高を映して小幅高に寄り付いた。其の後は少し押したが、後場は反発して引けている。ファンドの踏みと買い増しに対してはヘッジが売り向かう手口。マバラは期先を売って来ている。此処は地合いの変化を見極める場面。様子見し、○○の変化を待つが、少し改善している。

とうもろこし

シカゴの小幅安を映して寄り付いたが、堅調に推移して上伸して引けている。期先はマバラが買い付いて来ている。ヘッジは少し売っている。期先は跳び付かない。期近の押し目買いは続いているが、噴き値は跳び付かない。上値の買いを少し利食いし、押し目を拾う。更に、安心買いの地合いを待って利食いする。

Non大豆

シカゴ高を受けて高寄りした。其の後は更に地合いが引き締まり、急伸する展開を辿る。期近12月限は連続のストップ高・期先も続伸して引けている。予測の「型」通りの値動きをしている。曲がり玉を助けないのが相場。売方の総踏みを確認する場面。噴き値は上値の買玉を少し利食い。期先の跳び付き買いは避ける。押し目・悪目を拾う。何度も同じことを記しているが、今年の「端境期の高なぐれ」には理由があります。更に、大高値を予測しているが、期近と期先は別物と考えたい。今日は大出来高。期先の噴き値は跳び付かない。売り場はCFTCで判断するしかない。○月限のポイントは・・・、何時・如何には会員欄。


2007/09/10

ガソリン

大幅な円高を映して下落して寄り付いた。米国経済の悪化を懸念してドル・株が、下落している。少し戻した後は更に叩かれて引けている。ドル安の地合いに狼狽の売りが殺到している。だが、米国WTIの動きは堅調。此処は売り込みを誘う場面。下値を拾い、為替の反転を待ちたい。ファンドは少し売り増し。○○商社の買い増しを待つ。配分して押し目を拾う。

ゴム

円高・オイル安の地合いを受けて下落して寄り付いた。後場は更に下げる展開。大幅に下落して引けた。買い増していたファンドが大量の投げ。投げる場面をヘッジが拾っている。下値は叩かない。此処は売り込みを確認したい。地合いの変化を見守る。

白金

会員欄には金の特殊事情を詳しく記しているが、金と白金は同じでない事を注意したい。今日は円高を映して大幅に下落して寄り付いた。其の後は更に下げていたが下げ幅を少し縮めて引けている。金はドル安・株安を受けて大化けすることを念頭に置いて対処する。資産保全の要因を注視するが、○○次第を見極めて天井を探ることになります。白金は少し違う値動きが予測される。押し目を拾うが、配分が必要。

とうもろこし

円高の地合いだが、米国の農産物需給は引き締まっている。シカゴ高を受けて上伸して寄り付いた。地合いは硬化している。前引けは少し押したが、次第に下値を切り上げている。期近の3本はストップ高に張り付いて引けた。噴き値は跳び付かずに押し目を拾う。ドル安は産地の価格を引き上げることになる。曲がり玉は踏まされると知るべし。此処は押し目を拾い、○○を注視して期先の大天井を探るしかない。

Non大豆

先週末に記載した通り、型に添って仕上げる。型の詳細は会員欄に記している。


2007/09/07

気力と二番底懸念

8/31日に「二番底懸念と二番天井懸念の対決」と題して一般欄に記述しているが、今は二番底を懸念している状況。底値を叩いた弱気は勿論のこと、強気も我慢していて買えない状態だ。確かに、サブプライム問題は解決していない。金融政策が施されたことで一応の肩代わりは済んでいるが、そのことで過剰流動性はそのまま残されている。弱気にも理屈は有るのだ。だが、徐々に二番底への懸念は薄らいで来ている。そして、更に上がる場合は今度は二番天井を懸念して買うことが出来なくなる。冷水を浴びたときは肝を冷やすのは当然のことだが、「人の行く裏に道あり花の山」 気力を持って対峙したい。孫子の「詭道」を読み解く知識を保有したい。此処はCFTCの買い過ぎファンドが調整された後に、再び買い付いて来る場面を予測している。穀物高・オイル高には理由があるし、更に調整後の金へのシフト上昇は何を物語るのか。解かっていても手が出ない方には気力が必要。型を理解し、手法で仕掛けるしかない。

ガソリン

NYの地合いを映して高寄りした。其の後は更に上伸したが、上値は抑えられる展開を辿る。上げ幅を削って引けている。期先は小幅安。ファンドは少し踏んでいる。○○商社は少し利食い。綱引きの状況だが、徐々に売り込んで来ている。NY原油連動の上伸を予測している。産地次第だが、需給は引き締まる筈。売込みを誘いながら上抜けると予測している。押し目を拾い、手法に添って買い乗せる。

ゴム

他商品高を映して小高く寄り付いた。其の後は更に上伸したが、上値は重い。後場は下落に転じ、上げ幅を削って引けている。伸び悩んでいるが、産地の地合いは強い。ヘッジの手口は分かれている。此処は上抜けを待つ場面。此処は上抜けを確認した後に押し目を拾う。下値を叩いたファンドの踏み上げを待つ。

Non大豆

シカゴ安だが、昨日の地合いを受けて小幅高に寄り付いた。其の後は徐々に下落したが、後場2・後場3は反発して期近3本は陽線引けしている。期先の3本は下げ幅を縮めて引けている。徐々に売り込む地合いに変化している。マバラが売り上がる手口。此処はマバラの踏み上げを狙いたい。○○を注視して利乗せし、買い上がる。


2007/09/06

ガソリン

NYの地合いと円高を受けて小幅安に寄り付いた。其の後は次第に下値を固めて上伸して引けている。ファンドの踏みに対し、商社の利食い。ファンド・マバラが、少し買い付いて来ている。此処は噴き値は跳び付かずに押し目を拾う。配分して拾いたい。

ゴム

円高の地合いを映して小安く寄り付いた。少し押したが、下げ幅を縮めて引けている。今日はマバラの買いに対し、ヘッジが売る手口。○○は変化なし。此処は種玉を残し、地合いの変化を待つ。

白金

NYの地合いと円高を映して下落して寄り付いた。其の後は円安気配に反発して下げ幅を縮めて引けている。昨日の会員欄に記しているが、金の場合は商社の買戻しが多い。白金に比して反発が大きいのは・・・。商社は4万枚を利食いし、更なる反発を待っている様子。ファンドの買い煽りを待っている。いつものパターンが始まって来ている。金の資産的な要因が再評価される地合いが起きて来ているのか。今日の金・白金の手口は商社が売っている。此処は跳び付かずに配分して押し目を待つ。オイルマネーの行き先を注視し、先読みをするのがポイント。次の何時・如何には・・・

とうもろこし

シカゴ安と円高の地合いを映して下落して寄り付いた。其の後は反発に転じてマチマチに引けている。途転したファンドは買い増しの手口。マバラは売っている。此処は地合いの変化を待つ。売り込む地合いが欲しい場面。

Non大豆

安寄りしたが、急反発して引けている。何度も記しているが、大豆の基調に変化が出ている。シカゴの小麦相場は青天井の様相だが、期近の強制整理後は終焉を迎えることになる。次は他の農産品に思惑が移行して来る。今、大豆の○○に変化の兆候が顕れている。詳細は会員欄に記す。


2007/09/05

風林火山「孫子の兵法」 兵とは詭道なり に学ぶ

相場は売方・買方の場勘戦争。目先・中勢・大勢の見極めが大きく勝敗に作用する。商社に対してはファンドの関係、地場筋に対しては一般筋の関係が厳然と存在している。此処を認識して対処することが大事と考えています。「値頃感は通用しない」其の意味を深く考えることが読み解きのポイントになる。値頃感は徐々に浸透してしまうが、其処が詭道の所以と考えたい。ファンダメンタルズを正確に理解すると次の手筋が読めてくることになります。裏道が真の道に変化することに気付くことになる。罫線・需給関係・サヤを利用して詭道は巧みに行われている。一般筋は何時・如何に提灯を点けるのかを読み解き、仕掛けるしかない。配分し、型と手法に添って対処する。

ガソリン

NYオイル高と円安の地合いを受けて急伸して寄り付いた。其の後は更に上げたが、後場は反落して上げ幅を削って引けている。今日の国内ファンドの手口は分かれている。今、戻り高値を更新したが、沸いていない。二番底を警戒して踏み遅れが目立つ地合い。ファンドの総踏みを待つ。押し目を拾い大噴き値は少し利食いし、下値を利乗せする。配分して仕込む。NYのCFTCを注視し、再度のファンド買い直しを待つ。

ゴム

他商品高と円安を映して上伸して寄り付いた。其の後は更に上げたが、後場は上げ幅を削って引けている。昨日は手口が悪化したが、今日は目を見張る手口。ヘッジの買いに対し、マバラが降ろされている手口に変化して来た。此処の変化を注視したい。下値を固めて上抜ける場合は押し目を利乗せする。

とうもろこし

シカゴ高と円安の地合いに急伸して寄り付いたが、上値は抑えられる展開を辿る。徐々に反落して上げ幅を削って引けている。此処で、ファンドが大量に買って来ているが、以前にファンドの買い途転を予測していた。予測の通り踏んでいる手口。地場筋は買い増しているが、マバラは降ろされてしまう結果になっている。此処は押し目買い。押し目は利乗せして予測の通りに対処する。国内ファンド・CFTCファンドの大きく買い過ぎる場面が売り場になる。曲がり玉が踏踏み上げる場面を測り、其処は種玉を残して利食い。売り込む地合いは拾いたい。

Non大豆

シカゴの急騰と円安を受けて急伸して寄り付いた。其の後は次第に上げ幅を削って引けている。噴き値は跳び付かずに押し目を拾うと記しているが、予測の通り。今日の地合いではマバラが降ろされている。地場筋が拾う手口。此処は押し目を利乗せする。ファンドの大量の買い越し場面を測り、利食いする。次は○月限の安値を買い増し、期先は十分に引き付けて売り場探し。CFTCとRSIを詳しく視る方法があるが、此れは単純ではない。会員欄を参照。


2007/09/04

ガソリン

前日の地合いを引継いで確りに寄り付いた。其の後は少し上値を付けたが反落し、小幅安に引けている。ファンドの売り直す手口。徐々に売り込む地合いに変化して来ている。期近は現物事情が値を支えるが、上値は限定される。期先は買い上げる材料が不足している。しかし、会員欄に記しているが、順サヤの期先を仕込む場合は大上サヤを念頭に置いて対処したい。押し目を配分して乗せる。

ゴム

昨日の地合いを受けてマチマチに寄り付いた。其の後の上値は重い。小幅安に引けている。今日の手口はヘッジ売り。大手商社が売り始めている。マバラが買い付いて来ている。此れでは上に行けない。地合いの変化を待ちたい。昨日は噴き値は跳び付かないと記しているが、ファンドの売り直しを待つ場面。ファンドの売りを確認して後に拾う。

白金

他商品の地合いを映して小安く寄り付いた。少し押した後は小確りに推移し、陽線引けしている。今日は商社とマバラが売り、ファンド買いの手口。此処は種玉を残し、押し目を待つ。

とうもろこし

前日の地合いを引継いで小幅高に寄り付いた。其の後は堅調に推移し、更に上伸して引けている。ファンドの踏みが出ている。徐々に下値を切り上げる展開を辿る。少し前に記しているが、期近は仕手化の様相。在庫率・品薄を背景にして商社・地場筋の駆け引きが続いている。期先はマバラの売り込み次第とファンドの買い直しを見極める。今は押し目買いの地合い。次に下値を叩いたファンドの買い直しを待つ。遂にはファンド買い過ぎの高なぐれを確認し、期先の売り場を測ることになる。○○を注視し、地合いの変化を読む。

Non大豆

昨日の会員欄で説明しているが、此処は農産物の重要な場面。型の一つとして記している。期近と期先は別の意味でのポイント。買いと思っていても、意味が解からなければ手が出ないのも止むを得ない。・・・


2007/09/03

ガソリン

NYの地合いを映して小安く寄り付いた。其の後は堅調に推移し、急伸する展開。大幅に値位置を上げて引けている。ファンドの踏み上げで値位置が変化しているが、商社は利食いしている。予測通りの値動きだが、噴き値は跳び付かずに押し目を利乗せする。NYのCFTCは買い付き玉の調整次第を顕している。調整後は再度の買い直しを予測している。此処は配分して拾う。手法に添って対処したい。上値の位置は如何に・・・。型と手法の詳細は会員欄。

ゴム

小確りに寄り付いた。少し押した後は堅調に推移し、上伸して引けている。予測の通りにファンドが踏み出している。此処はじっくり配分して対処する。ヘッジとファンドの手口を注視したい。押し目買いだが、○○の変化を待つ。此の次の上抜けの噴き値は跳び付かない。押し目を待つ。ファンドの売込みを確認して後に拾う。

とうもろこし

シカゴの地合いを映して小高く寄り付いた。前2は更に少し上げたが、後場は上げ幅を削って引けている。保合い範囲の値動きだが、此処は様子見。売り込む地合いが欲しい場面。期近次第の様相。○○の変化を待つ。

Non大豆

シカゴ安の地合いを受けて小安く寄り付いた。其の後は堅調に推移した。期近は小幅安・期先は小幅高。予測の通り。何度も記しているが、在庫率が低い端境期は警戒が必要。其の理由は会員欄に記している。天候期の後半、期先の高なぐれを予測している。下値を拾い、噴き上げた場合は高値を配分して売り上がる。○○は変化している。

2007年♦8月7月6月5月4月3月2月1月
2006年♦12月11月10月9月8月7月6月5月4月3月2月1月
2005年♦12月11月10月9月8月7月6月5月4月3月2月1月
2004年♦12月11月10月9月8月